📅2023年度📅2022年度📅2021年度📅2020年度📅2019年度📅2018年度📅2017年度📅2016年度📅2015年度📅2014年度📅2013年度
財政力指数の分析欄平成26年度と同数値で、類似団体平均を0.15ポイント下回っている。平成27年度から取り組み始めた財政構造改革を推進し、更なる自主財源の拡大、事業の厳選及びサービスと負担の在り方の検討に取り組み、持続性のある財政構造への転換を図る。 | 経常収支比率の分析欄前年度より2.2ポイント増加し、類似団体平均を0.5ポイント上回る92.2%となった。増加要因は、平成26年1月1日付市制移行に伴う基準財政需要額の増による普通交付税の増、及び震災後の地域経済の回復が順調に推移していることによる市税収入の増などにより歳入は増加したが、それを上回って、昨年度から生活保護事業や児童扶養手当給付事業が通年化したこと等による扶助費の増、及び公債費など歳出が増加したことによる。財政構造改革を推進し、事業の優先度を精査し、義務的経費の削減を図り、プライマリーバランスの黒字化を基本とした公債費の削減に努める。 | 人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄類似団体平均と比較して低くなっている要因として、市営の病院や保育所などの施設を持たないことが挙げられる。また、平成23年度よりごみ処理について一部事務組合を設置し、より効率的な運営を行うことで人件費の抑制に努めている。今後も引き続き、定員管理計画に基づいて適正な人員管理に努めるとともに、財政構造改革の推進により物件費の圧縮を図る。 | ラスパイレス指数の分析欄国家公務員の時限的な(2年間)給与改定特例法による措置が無いとした場合、平成27年度で105.6とみられるが、類似団体平均を0.5ポイント下回っている。今後数年間は、年間10人を上回る大量退職に伴い逓減していく見込みだが、各種手当を含め給与の適正化に努める。 | 人口1,000人当たり職員数の分析欄市の病院や保育所といった施設を持たないことにより、人口千人当たりの職員数が類似団体73団体中9番目とかなり少ない部類に入っている。今後、年間10数人を上回る大量退職が見込まれており、市制移行に伴う新たな事務事業の開始により仕事量が増加していることから、平成25年度に第1次滝沢市定数管理計画を策定し、平成30年度までの5年間で33名増とし、定員管理の適正化に努めているところである。 | 実質公債費比率の分析欄前年度より0.5ポイント低下し、類似団体平均を0.1ポイント下回る6.9%である。平成18年度に公債費のピークを迎えたことでそれ以降は減少傾向となっている。交流拠点複合施設等の大型建設事業が行われており、数年後には元利金の償還が本格化することから、今後の新規地方債の発行に際しては、プライマリーバランス及び投資的経費の状況を考慮し、事業の厳選に努め、安定的な財政運営に努める。 | 将来負担比率の分析欄前年度より7.3ポイント増加し、類似団体平均を26.4ポイント上回っている。増加要因としては、前年度より地方債現在高が約9億5千万円増加したことや、地方債に係る基準財政需要額算入見込額が約6億1千万円減少したことなどがあげられる。地方債に係る基準財政需要額算入見込額については、新規発行した地方債の償還時期においては一定程度、基準財政需要額に算入されることとなるが、現在行われている交流拠点複合施設等の大型建設事業の地方債の新規発行も相次ぎ、将来負担比率の上昇が見込まれることから、今後も事業の厳選に努め、後世への負担に配慮した財政運営に努める。 |
人件費の分析欄類似団体平均を3.4ポイント下回る20.6%となっている。要因としては、職員定数管理の徹底のほか、市営の病院や保育所などの施設を持たないこと及び消防業務を一部事務組合で行っていることによるものが大きい。また、平成23年度よりごみ処理業務についても一部事務組合で行っている。一部事務組合の人件費に充てる負担金や下水道事業などの公営企業会計の人件費に充てる繰入金といった人件費に準ずる費用を合計した場合の人口1人当たりの歳出決算額は、類似団体平均を下回っていることから、今後も職員定数管理の徹底を図っていくこととする。 | 物件費の分析欄類似団体平均を4.9ポイント下回る10.3%となっており、財務会計システムの更新費用やマイナンバー制度に伴うシステム改修費の減少などにより、前年度より0.4ポイント下降しているが、類似団体比較では、73団体中6番目と低い部類に入っている | 扶助費の分析欄類似団体平均を2.0ポイント上回る13.8%となっている。これは本市の保育所が民間委託となっており、保育所に係る人件費が扶助費の委託料として支出されることが大きな要因となっている。また子ども・子育て支援制度の開始により、保育所児童運営費委託料が約4億円の増。介護給付費・訓練等給付費が約5千5百万円の増、児童扶養手当が約2千万円の増となっている。今後も扶助費のさらなる増加が予見されるため、財政構造改革を推進し、適切な事業実施に努める必要がある。 | その他の分析欄類似団体平均を1.3ポイント下回る13.0%となっており、前年度と比較すると、3.5ポイントの減となっている。【普通建設事業費】普通建設事業費の人口1人当たり決算額について、過去5年間の各年度及び5年間の平均は、ともに類似団体平均を下回っている。これは昨今の経済状況により大幅な税収の増額が見込まないことから、プライマリーバランスの黒字化を維持することを目標に事業を進めた結果である。しかしながら、大規模な施設建設が行われていることから、類似団体平均を上回っており、今後も事業を厳選し、適切な財政運営に努める。 | 補助費等の分析欄類似団体平均を11.3ポイント上回る22.5%となっている。類似団体平均より割合が多い要因は、ごみ処理に係る一部事務組合が平成23年度から事業を開始したことに伴い、これまで公債費及び物件費で支出していた経費が、一部事務組合負担金として、補助費等へ組み替えられ、当該費目の割合が増大したためである。 | 公債費の分析欄類似団体平均を3.2ポイント下回る12.0%となっている。今後、交流拠点複合施設等の大型建設事業に伴う公債費の上昇が見込まれることから、引き続き公債費の推移を注視し、健全な財政運営に努める必要がある。 | 公債費以外の分析欄類似団体平均と比較し、3.7ポイント上回る80.2%となっており、前年度と比較すると、2.2ポイントの増であり、公債費以外の経費は漸増している。今後、公債費に係る経常経費の増加が見込まれることから、公債費以外についても、事業を厳選し、事務の優先度を精査して経費の削減に努める。 |
議会費労働費消防費諸支出金総務費農林水産業費教育費前年度繰上充用金民生費商工費災害復旧費衛生費土木費公債費 |
目的別歳出の分析欄決算全体を見ると、議会費、消防費、教育費及び公債費が類似団体と比べかなり低位なものとなっているが、教育費については今後学校関係施設の整備があることから又公債費についても28年度までに整備された大型施設の起債が据置期間をおいて発生し、その増加が見込まれる。労働費、農林水産費、商工費及び土木費は、類似団体とほぼ同様の経費であり、その経年変化についても同様となっているが、その中にあって一番のウエイトを持つ土木費は、補助事業を除くと公共下水道負担金・補助金が3億2千万円を超えている。目的別費用の中で民生費が、住民一人あたり125,400円もっとの高い経費となっている。決算額でみると、保育所児童運営費委託金などが増加し、今後においても大幅な減少は難しいことから、他の経費の見直し等を検討していかなければならない。衛生費は、一部事務組合に対しての負担金が今後、組合の公債費も減少へ向かうことから逓減の傾向が見られる。 |
人件費補助費等災害復旧事業費投資及び出資金物件費普通建設事業費失業対策事業費貸付金維持補修費普通建設事業費(うち新規整備)公債費繰出金普通建設事業費(うち更新整備)積立金前年度繰上充用金 |
性質別歳出の分析欄人件費は、類似団体を大きく下回っているがこれは病院事業等を持たないこと、対住民当たりの職員数が少ないことが大きな要因であるが、今後の定員管理計画に則り採用等を行うことにより人件費の抑制に繋げていく。物件費は、主に制度改正等によるシステム改修による増減によるが対前年度比較ではほぼ同額となった。また、類似団体の比較し、賃金割合が非常に少ない状況にある。扶助費は、類似団体の平均とほぼ同額、増加の傾向も同様であるが、当市の性質別項目で一番高いものとなっている。これは子ども・子育て支援制度の開始により保育所児童運営費委託料、介護給付費・訓練等給付費等の増加となったことによるところが大きい。関連制度改正等の動向を注視したい。補助費等は、性質別の経費として一番のウエイトを持っているが、今年度、類似団体の平均を上回っているが、これは子ども子育ての交付金の増、保育対策等促進補助事業の減などの増減はあったが、一番は公共下水道事業負担金・補助金の皆増によるところである。普通建設事業費は、変動がある中、新設減、更新整備の増となっているが、過去5年間の平均は下回っている。公債費は、類似団体の平均を下回っているが、今年度は地方債利子が減になったものの地方債元金償還が増となり、また今後、交流拠点複合施設等の大型建設事業に伴う公債費の上昇が見込まれることから、引き続き公債費の推移を注視し、健全な財政運営に努める必要がある。積立金は、中期財政計画において財政調整基金にあっては残高を住民ひとり当たり5万円程度を最低ラインと考えられていることから、財政構造改革の推進により積立額を増加させていくよう努める。 |
有形固定資産減価償却率の分析欄 | 債務償還可能年数の分析欄 |
分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析 |
|
分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析将来負担比率について、一部事務組合に係る地方債現在高が減少する一方、簡易水道事業を水道事業へ統合することに伴う施設整備費用として公営企業債が増加し、また交流拠点複合施設整備事業の進展により普通会計に係る地方債現在高も増加しており、このことにより比率は上昇している。今後も交流拠点複合施設整備事業や新設校整備事業などの大型建設事業の進展により比率はさらに上昇する見込みであり、類似団体平均との差がさらに拡大することが想定される。実質公債費比率について、平成26年1月1日付けで市制移行したことによる普通交付税額の増加、消費税率引上げによる標準税収入額等の増加などにより比率は減少傾向にあり、類似団体平均よりも少ない値で推移しているが、前段の地方債の元金の償還が始まるにつれて、これも類似団体平均を超えることが想定される。 |
|
道路橋りょう・トンネル公営住宅港湾・漁港認定こども園・幼稚園・保育所学校施設児童館公民館 |
施設情報の分析欄
|
図書館体育館・プール福祉施設市民会館一般廃棄物処理施設保健センター・保健所消防施設庁舎 |
施設情報の分析欄
|
出典:
財政状況資料集
,
統一的な基準による財務書類に関する情報
,