公立豊岡病院組合:公立豊岡病院日高医療センター
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28:兵庫県
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収録データの年度
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経営比較分析表(2020年度)
地域において担っている役割
旧日高町エリアを中心に地域医療を担っている。また透析センター、健診センター、眼科センターを併設しており、それぞれ専門医療を提供している。更に地域包括ケアシステムの医療拠点として、地域の診療所や介護事業者と連携し、訪問看護、訪問リハビリテーション等の各種訪問サービスも行っている。
経営の健全性・効率性について
患者数減による収益減、施設の老朽化に伴う経費の増等により収支が悪化しているが、眼科・透析等収益性の高い診療科を有しているため診療単価は平均値を上回っている。医師数の減により入院・外来ともに患者数が減少し、病床利用率も低下している。主たる収入源である眼科と透析が、医師1人当たりの収益率が高い一方、材料費を多数消費する診療科であるため、給与費比率は類似平均より低く、材料費比率は高くなっている。
老朽化の状況について
本館(昭和41年築)、新館(昭和51年築)が現行の耐震基準を満たしておらず、耐震工事の必要があると診断された。これを受けて平成29年度に策定した「日高医療センター整備基本計画」に沿った耐震改修工事の一部が完了した。眼科機能を豊岡病院へ移転するべく、令和2年度から駐車場拡張整備を開始している。
全体総括
透析、眼科、産婦人科等収益力の高い機能を有し、堅調な経営を維持していたが、平成24年頃から医師不足により収益が減少し、経常収支・医業収支ともに悪化傾向にあった。平成29年度に病棟規模を縮小し医療資源の集約化を進めるとともに、地域の医療需要を踏まえて地域包括ケア病床の導入(R1)や訪問看護ステーションの整備等(H30)、医療機能の再編を図り、収支均衡を目指している。
地方財政ダッシュボードについて
本ウェブサイトは、地方公共団体の財政に関するオープンデータのうち再利用困難なものを収集・整理し、
日本の経済学・財政学・情報技術の発展をめざして公表する場です。またオープンサイエンスの意味合いも含みます。
原典は、以下の資料です。参照先として(澁谷英樹「地方財政ダッシュボード」、(https://shibutani.org)
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