美波町:国保美波病院

団体

🗾36:徳島県 >>> 🌆美波町:国保美波病院

地方公営企業の一覧

末端給水事業 簡易水道事業 公共下水道 漁業集落排水 国保由岐病院 国保美波病院 国保美波病院


収録データの年度

📅2023年度 📅2022年度 📅2021年度 📅2020年度 📅2019年度 📅2018年度 📅2017年度 📅2016年度

経営比較分析表(2023年度)

地域において担っている役割

町内唯一の公立病院で、過疎高齢化等により患者数は減少しているが、町外への病院へ通院する交通手段を持たない高齢者は増加しており、医療弱者を保護する役割を担っている。また、大規模災害時には、災害医療の拠点及び避難所としての役割を担っている。

経常収支比率

20122013201420152016201720182019202020212022202310%20%30%40%50%60%70%80%90%100%110%当該団体値中央値(類似団体)

医業収支比率

20122013201420152016201720182019202020212022202355%60%65%70%75%80%当該団体値中央値(類似団体)

累積欠損金比率

2012201320142015201620172018201920202021202220230%100%200%300%400%500%600%700%当該団体値中央値(類似団体)

病床利用率

20122013201420152016201720182019202020212022202344%46%48%50%52%54%56%58%60%62%64%66%68%70%72%当該団体値中央値(類似団体)

入院患者1人1日当たり収益

2012201320142015201620172018201920202021202220231,800円1,900円2,000円2,100円2,200円2,300円2,400円2,500円2,600円2,700円2,800円2,900円3,000円当該団体値中央値(類似団体)

外来患者1人1日当たり収益

201220132014201520162017201820192020202120222023800円850円900円950円1,000円1,050円1,100円1,150円1,200円1,250円1,300円当該団体値中央値(類似団体)

職員給与費対医業収益比率

20122013201420152016201720182019202020212022202370%75%80%85%90%95%100%105%110%115%120%当該団体値中央値(類似団体)

材料費対医業収益比率

20122013201420152016201720182019202020212022202312%14%16%18%20%22%24%26%28%30%32%34%36%38%40%当該団体値中央値(類似団体)

経営の健全性・効率性について

医業収支比率、職員給与費対医業収支比率とも若干改善傾向が見られるが、累積欠損金比率が上昇傾向にある。人口減少・少子高齢化に伴い、病床利用率は減少傾向にあり、今後とも更なる人員の適正な配置の検討が求められる。経営の健全性・効率化のため導入した、地域包括ケア病床により、入院患者一人あたりの収益、外来患者一人あたりの収益とも増加傾向にあるため今後とも推進していく。経常収支比率はここ数年で改善されているものの、95%を超えている。入院患者1人1日あたり収益は全国平均と同様に大幅に上昇傾向である。

有形固定資産減価償却率

2012201320142015201620172018201920202021202220230%5%10%15%20%25%30%35%40%45%50%55%60%65%当該団体値中央値(類似団体)

器械備品減価償却率

2012201320142015201620172018201920202021202220230%10%20%30%40%50%60%70%80%90%当該団体値中央値(類似団体)

1床当たり有形固定資産

2012201320142015201620172018201920202021202220233,400,000円3,600,000円3,800,000円4,000,000円4,200,000円4,400,000円4,600,000円4,800,000円5,000,000円5,200,000円5,400,000円当該団体値中央値(類似団体)

老朽化の状況について

病院開院から、それほど経過していないため、老朽化については問題ないものの、医療機器や電子機器については耐用年数を経過したものが徐々に増えてきている。これらについては、適切な時期に更新していくことが必要であり、財源の確保が求められる。

全体総括

人口減少が進み、患者の減少、少子高齢化など、様々な負の要因がある中、病院の健全運営のため、医療体制を強化して医業収益の増加と、更なる経費節減に勤める。また、一般会計からの所定の繰り出しを求め、持続可能な経営を実現する。なお、今後、病院建設費、備品購入費等の減価償却費が本格化するため、費用捻出についても検討する必要がある。適切な人員配置により、更なる経営改善が求められる。



地方財政ダッシュボードについて

本ウェブサイトは、地方公共団体の財政に関するオープンデータのうち再利用困難なものを収集・整理し、
日本の経済学・財政学・情報技術の発展をめざして公表する場です。またオープンサイエンスの意味合いも含みます。
原典は、以下の資料です。参照先として(澁谷英樹「地方財政ダッシュボード」、(https://shibutani.org))もご記載ください。

収録資料

| 「財政状況資料集」 | 「経営比較分析表」 | 「統一的な基準による財務書類に関する情報」 |


© 2019- 地方財政ダッシュボード | 🔗澁谷 英樹 (researchmap) | 🏫澁谷 英樹 (南山大学)