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地域において担っている役割町立宝達志水病院は、地域に密着した病院として地域住民の健康と医療の確保のために果たすべき役割を継続して提供することが求められている。特に医療・保健・福祉(介護)の連携については、体制を強化し「地域包括医療・ケア」の更なる構築を図る必要がある。
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経常収支比率
医業収支比率
累積欠損金比率
病床利用率
入院患者1人1日当たり収益
外来患者1人1日当たり収益
職員給与費対医業収益比率
材料費対医業収益比率
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経営の健全性・効率性について町立宝達志水病院は平成29年5月に開院し当初の見込みとしては、R5年度以降は黒字化を達成できる見込みであった。R2年度は国・県からのコロナ対策関連の補助金により黒字経営となったが、R3年度はコロナ禍で入院・外来患者数は減少した。R4年度から黒字経営に転換し、R5年度は前年に比べ入院・外来ともに収入は増加している。
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有形固定資産減価償却率
器械備品減価償却率
1床当たり有形固定資産
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老朽化の状況について平成29年5月の町立宝達志水病院の開院に際し、必要な医療機器等を更新、新規購入等を行い医療体制の充実を図った。開院から7年が経過し備品の減価償却率は他病院と変わらない数値となったので、これからは備品の更新が必要になると思われる。建物・設備については、現状では更新は不要である。なお、「②器械備品減価償却率」のうち、令和3年度数値は誤りであり、正しくは「69.5」である。
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全体総括昨年度より収益は増加しているが、物価高、労務費の高騰による委託料等の増加により経営を圧迫している。また、今後は医療機器等の更新時期に入っていくことから、更なる業務の効率化を実施し、安定した経営を図っていく必要がある。
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