市営駐車場(本町) 公共下水道 簡易水道事業(法適用) 市立四日市病院 農業集落排水施設 特定環境保全公共下水道 市営駐車場
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本市には全国有数の石油化学コンビナートやIT関連企業等の多様な産業が集積し、税収面で恵まれた状況にあることから、財政力指数は、1.0前後で推移しています。しかしながら、法人税や償却資産に係る固定資産税といった税収は、景気に左右されやすく、安定して見込まれる歳入ではないことから、引き続き行財政改革に取り組み、人件費や投資的経費の抑制等、歳出の徹底的な見直しを行うとともに、税等の徴収率向上対策を中心とする歳入確保に努めていきます。
市税については増収となったものの、地方消費税交付金や地方交付税が減収となり、経常経費に充当される一般財源が減収となったことから、前年度より2.8ポイント悪化しています。今後、事務事業の見直し等、経常経費の削減に努め、財政構造の弾力性を確保していきます。
近年の労務単価や最低賃金の上昇に伴い、外部委託等の委託料や臨時職員賃金も高くなっていることから物件費が上昇し、類似団体平均を若干上回っています。今後も職員の適正配置や給与制度の見直し等による人件費の抑制と、事務事業の見直し等による物件費のコスト削減に努めます。
平成24年度以降、類似団体平均を上回る数値で推移しており、全国でも給料水準が高い自治体となっています。社会経済情勢の変化や国の給料水準等を踏まえ、引き続き本市の給料水準の適正化に努めていきます。
新・行財政改革大綱(平成10年度策定)に基づき、他都市に先がけて職員数の削減を実施してきたことにより、人口千人当たり職員数は、類似団体平均を下回っています。一方で、ここ数年は、職員数が増加傾向にあり、平成28年度は南消防署南部分署開設に伴う消防職員の増員などにより、前年度から増加しています。今後も事務の効率化・合理化を継続しながら、業務量の的確な把握と適正な定員管理に努めていきます。
過去の大型プロジェクトの実施や下水道事業の推進により、類似団体平均を上回っていますが、償還のピークが過ぎたことや、計画的な市債の発行に努めてきたことで、着実に比率は低下しています。今後も引き続き計画的な市債の発行に努め、財政健全化を推進していきます。
過去の大型プロジェクトの実施や下水道事業の推進により、類似団体と比較して高い水準にありましたが、近年は、市債の発行抑制などにより、市債残高を着実に減少させるとともに、基金の積み立てに努めることで、改善傾向が続いています。今後も債務総額の減少に向けた取り組みを継続し、財政の健全化を図っていきます。
新・行財政改革大綱に基づき、他都市に先駆けて職員数の削減に努めてきたことにより人件費が抑制され、類似団体平均を下回っています。一方で、ここ数年は、職員数が増加傾向にあり、平成28年度は南消防署南部分署開設に伴う消防職員の増員などにより、人件費の比率も前年度から増加しています。今後も事務の効率化・合理化を継続しながら、業務量の的確な把握と適正な定員管理を行い、人件費の抑制に努めていきます。
行財政改革の中で外部委託等を推進し、委託料が増加してきたことで、類似団体平均に比べ、高い水準となっています。近年の労務単価や最低賃金の上昇に伴い、委託料や臨時職員賃金も高くなっていることから、物件費に係る経常収支比率も上がっています。
社会保障関連経費の増により増加傾向にあり、平成28年度は、年金生活者等支援臨時福祉給付金給付事業費、障害児通所事業費、地域型保育事業費等の増により、前年度から1.0ポイント上昇しました。現段階では類似団体平均を下回っていますが、今後も扶助費の精査を行い、適正な執行に努めます。
アセットマネジメント事業として公共施設の計画的な維持補修を進めていることによる維持補修費の増とともに、国民健康保険特別会計、介護保険特別会計及び後期高齢者医療特別会計への繰出金が増加傾向にあることから、比率が上昇傾向にあります。なお、下水道事業への繰り出しが補助費となることから、類似団体平均よりも低い指標となっています。
下水道事業や四日市港管理組合への負担金支出が多額であることから、類似団体平均を大きく上回っています。これらの支出について精査する一方で、各種団体への補助金・負担金を始め、個々の補助事業についても、必要性や効果の検証を行うとともに、適宜見直しを進めることで、さらなる適正化を図っていきます。
過去の大型プロジェクトの実施等により、類似団体よりも高い水準で推移していましたが、大型プロジェクトの償還が終了したことに加え、市債発行の抑制により市債残高の減少を図ってきたことから、指標は改善し、平成27年度から類似団体平均を下回っています。今後も、効果的かつ効率的な市債の発行に努めます。
人件費及び扶助費に係る経常収支比率が類似団体平均を下回ることから、公債費以外についても、類似団体平均を下回る結果となっています。特に人件費について、事務事業の改善や外部委託を推進し、職員数の削減を進めたことによる影響が、委託料をはじめとする物件費の増を上回る形で、経常収支比率に表れています。しかしながら、社会保障関連経費の増により、扶助費、繰出金に係る経常収支比率が上昇した影響を受け、経常収支比率も上昇傾向にあるため、引き続き適正な執行に努め、経常経費の節減を図っていきます。
有形固定資産減価償却率については、類似団体平均を下回っていますが、これは、平成27年度に新たに整備した一般廃棄物処理施設の減価償却率が著しく低いことから、その影響を受けての結果であると考えられます。施設類型ごとに見ていくと、橋りょう、公民館、図書館、体育館・プール、福祉施設については、類似団体平均を上回っていることから、今後も計画的な予防保全に努めていきます。
将来負担比率を類似団体平均程度まで低下させる一方で、有形固定資産減価償却率についても類似団体平均を下回る水準で推移しています。今後も、将来負担比率が大きく上昇しないよう気を配りながら、計画的な施設の更新修繕を図り、適切な施設の維持管理に努めます。
かつては、実質公債費比率、将来負担比率ともに、類似団体平均よりも高い水準にあったことから、償還以上に借り入れないという財政指針のもと、財政運営を行ってきたことで、現在では、類似団体平均に近い水準まで下げることができています。今後も、地方債残高の増加には気を配りつつ、必要な設備投資に努めます。
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