朝日町:特定環境保全公共下水道
団体
16:富山県
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朝日町:特定環境保全公共下水道
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経営比較分析表(2021年度)
経営の健全性・効率性について
下水道の整備率は88%で下水道普及率は低い状況にあるが、未普及地域の整備も進み、今後建設費は減少していくものと考えられる。整備とともに使用料金の増収が見込まれるが、整備に伴う企業債の償還等により、収益的収支比率に影響を及ぼしている。企業債残高においても、整備による企業債の借入額の増加に対し、使用料収入の伸びが追いつかない状況であり、下水道への早期の接続をお願いするなど料金収入の増加に努める。経費回収率は横ばいとなっているが、今後も汚水処理原価の削減に努めたい。水洗化率は、類似団体と比較すると低い状況であるが、まだ整備途中であり、今後徐々に上昇するものと考えている。
老朽化の状況について
管渠整備は平成10年度から開始しており、まだ経過年数が短いため老朽化対策の必要はないと考える。汚水処理については、公共下水道エリアへ管渠を接続しているため、本事業における終末処理場は存在しない。
全体総括
今後、管渠整備とともに下水道への接続件数も増え、使用料収入は増収すると見込んでいる。整備に伴う将来への負担軽減を図るため、令和元年度に下水道整備区域から合併処理浄化槽による整備区域に一部見直しを行っている。管渠の老朽化対策は、これまで特に異常箇所は見受けられず、経過年数的にも耐用年数には至っていない。また、令和3年度からはストックマネジメント計画の策定に着手しており、今後のICの平準化やLCCの削減に取り組む。経営については、令和2年度に経営戦略を策定しており、今後も安定的な事業継続を行うため、使用料収入の向上に努めるとともに汚水処理費用の抑制に努める。