簡易水道事業(法適用) 農業集落排水施設 公共下水道 熊谷市営本町駐車場
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類似団体平均0.82、全国市町村平均0.50、埼玉県平均0.78を上回る0.89であり、対前年度比で横ばいとなっています。長引く景気低迷により、個人・法人市民税が減少したため下落傾向が続いていましたが、平成25から上昇に転じました。引き続き、歳入の確保に努めるとともに、歳出の見直し及び抑制を進め、財政の健全化を図ります。
財政構造の弾力性を示す経常収支比率では、類似団体平均90.1、全国市町村平均90.0、埼玉県平均90.9を下回る87.6%で、対前年度比では0.8%減少しています。公債費以外の歳出の増加はあったものの、地方消費税や国県支出金等の歳入の増加により臨時財政対策債の借入を抑制しました。市税の収納率向上対策を推進するとともに、総合振興計画や行政改革大綱に基づき、歳出抑制に努めます。
人件費・物件費等の状況では、人口一人当たりの決算額で、類似団体平均104,949円、全国市町村平均121,920円、埼玉県市町村平均98,814円を下回る96,968円で、対前年度比では2,154円増加しています。なお、人件費は給与改定により微増、物件費は学校給食業務民間委託等により増加しました。今後、公共施設アセットマネジメント基本方針に基づき、増加が見込まれる維持補修費の抑制に努めていきます。また、行政改革大綱に基づき、指定管理者制度等の導入や職員定員管理を適正に行い、引き続き人件費の削減に努めていきます。
合併直後の平成19年度から9年間で、224人の削減を行ったことにより、人口千人当たりの職員数は6.21人となり、全国平均より大幅に少なく、特例市平均とほぼ同じとなっています。なお、総合振興計画後期基本計画の中で、平成24年度から平成29年度までの5カ年を計画期間とした目標値を策定し、73人の削減を目標としています。
類似団体平均6.3%、全国市町村平均7.4%、埼玉県平均4.9%を下回る2.1%であり、対前年比で1.3ポイントの改善となっています。一般会計の元利償還金の減少したことと、元利償還金に対する基準財政需要額の算入額が増加したことにより、指標が改善しました。今後も引き続き、起債の抑制や適債事業を見極め、健全な財政運営に努めていきます。
充当可能財源等が将来負担額を上回り、算式の計算結果がマイナスとなるため、平成24年度から引き続き将来負担比率は算定されませんでした。これは、一般会計及び特別会計の起債残高がそれぞれ減少していること、職員数の減により退職手当負担見込額が減少したこと及び公共施設建設基金等への積立により充当可能基金が増加したことなどによります。今後も引き続き、起債の抑制や適債事業を見極め、健全な財政運営に努めていきます。
類似団体平均24.1%、全国市町村平均23.3%、埼玉県市町村平均24.1%を上回る26.8%となっており、対前年比では1.0%減少しています。定員の適正化により人件費は年々減少傾向にあります。
類似団体平均15.7%、埼玉県市町村平均17.9%を下回る14.9%となっており、対前年比では0.5%増加しています。物件費については、学校給食の調理・搬送業務の民間委託や、小学校教師用教科書等購入費用の増加等により前年度より増加しました。今後も、業務の民間委託や指定管理者制度の更なる導入などにより、人件費から物件費(委託料)への移行が考えられますが、全体として改善を図り、健全な財政運営に努めていきます。
類似団体平均12.8%、埼玉県市町村平均13.0%を下回る12.3%となっているが、対前年比で0.5%増加しています。扶助費は、子ども子育て支援新制度への移行に伴う認定こども園等認可保育施設の増により増加しています。
類似団体平均13.4%、全国市町村平均13.2%、埼玉県市町村平均12.5%を上回る14.4%となっており、対前年比では0.1%減少しています。土地区画整理事業や国民健康保険など特別会計への繰出しは増加しているものの、公共施設建設基金や財政調整基金への積立事業による積立金が減少しています。繰出金については、料金等の収入の適正化を図ることなどにより、普通会計の負担額を減らしていくよう努めていきます。
類似団体平均8.8%、全国市町村平均10.0%、埼玉県市町村平均9.6%を下回る8.2%となっています。補助費等について、熊谷市誕生10周年記念プレミアム付商品商品券発行事業等により増加しました。補助金の見直し等により、健全な財政運営に努めていきます。
類似団体平均15.3%、全国市町村平均17.4%、埼玉県市町村平均13.8%を下回る11.0%となっており、対前年比で0.8%減少しています。公債費の支出については、繰上償還等により、前年度と比較し685,353千円減少したことにより改善となりました。今後も引き続き、起債の抑制や適債事業を見極め、健全な財政運営に努めていきます。
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