簡易水道事業
公共下水道
特定環境保全公共下水道
農業集落排水
小規模集合排水処理
個別排水処理
📅2023年度📅2022年度📅2021年度📅2020年度📅2019年度📅2018年度📅2017年度📅2016年度📅2015年度📅2014年度
収益的収支比率企業債残高対事業規模比率経費回収率汚水処理原価施設利用率水洗化率 |
経営の健全性・効率性について●本事業は処理区域が非常に小さいため、人口変動も少なく料金収入はほぼ横ばい、維持管理費も事業規模の小ささを考慮すれば基本的にはほぼ横ばいで推移しており、R5は前年度比で1.53ポイントの微増となった。事業規模が小さい本処理区においては、維持管理費の大幅な削減を見込むのは困難であり、今後、支払利息・地方債償還金は横ばいで推移し、料金収入は人口減少で減少傾向となるため、収益的収支比率は僅かずつ減少していく見込である。●企業債残高対事業規模比率は、既発債の着実な償還により減少傾向にあるものの、類似団体と比較してR5で1007.53%も上回っているため、事業規模の面から見て経営状況の健全性は低いと言える。今後、地方債残高は着実に減少していく見込みではあるものの、人口減少による料金収入の減少が見込まれるため、事業規模に沿った健全性を確保するためにも、令和元年度上下水道運営審議会の答申に基づく料金の引上げなど、比率の改善に向けた対策を行っていく。●経費回収率については、前年度比で13.32ポイントの増加となった。類似団体と比較してR5で35.8%上回っており、他団体と比較しても健全性はある程度高いと言える状況である。しかし、事業規模から見て、今後の維持管理費のさらなる抑制は困難であるため、料金の引上げ等により健全性の向上を図る必要がある。●汚水処理原価については、近年ほぼ横ばいの傾向であり、R5は前年度比で61.47円減少した。類似団体と比較して365.91円下回っており、効率性は比較的高いと言える。支払利息・地方債償還金は今後横ばいで推移するとともに、事業規模から見てさらなる維持管理費の削減は難しく、地理的要因等により他処理区との統合も不可能であるため、更なる汚水処理原価の抑制は困難な状況である。●施設利用率については、R5は類似団体と比較して2.73%上回ったものの、本町の数値が上昇したものではないため、施設の効率性が向上しているわけではない。●水洗化率はすでに高い水準にあることから利用率向上の要素は少なく、隣接する他処理区との統合についても困難であるため、効率性の向上は困難な課題である。 |
管渠改善率 |
老朽化の状況について管渠については、下水道事業開始以後、耐用年数を迎えておらず、これまで緊急的に更新する必要がなかったため、管渠改善率が0で推移している。当該処理区(小規模集合排水)の処理施設は非常に小規模なものであり、当面は軽微な修繕等により維持することが可能であるが、適切かつ計画的な維持管理を行い、施設を適正な状況で維持していく必要がある。 |
全体総括処理区域や施設規模の小ささからみて、今後の大幅な維持管理費の抑制は難しいと考えるが、人口減少による料金収入の減少は避けられない状況にあるため、他の下水道事業と併せて、運営審議会の答申に沿った料金の見直し等の対策を進めていくことが必要である。今後、施設更新に伴う多額の費用発生の見込みは無いものの、適切な施設の維持管理を行いながら、経営の健全化を図らなければならない。 |
出典:
経営比較分析表
,
弘前市 十和田市 紫波町 横手市 由利本荘市 喜多方市 高根沢町 魚沼市 金沢市 七尾市 加賀市 津幡町 福井市 長野市 上田市 飯田市 大町市 塩尻市 佐久市 中川村 阿南町 飯綱町 大垣市 高山市 郡上市 下呂市 七宗町 東白川村 亀岡市 相生市 豊岡市 篠山市 養父市 宍粟市 上郡町 香美町 鳥取市 湯梨浜町 伯耆町 松江市 江津市 美郷町 玉野市 新見市 真庭市 美作市 土佐町 朝倉市 唐津市 雲仙市 山鹿市 菊池市 中津市 にかほ市 三川町 富山市 越前町 おおい町 身延町 丹波山村 松本市 根羽村 王滝村 飛騨市 白川村 長浜市 田辺市 八頭町 三朝町 南部町 安来市 邑南町 小国町 佐伯市