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地方財政ダッシュボード

愛知県清須市の財政状況(2013年度)

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収録データの年度

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総括表

人口の推移

財政比較分析表(2013年度)

財政力指数の分析欄

平成17年7月7日に本市が発足して以来、平成21年10月1日に春日町との合併を経ても財政力指数は1.00を上回っていたが、平成24年度以降1.00を下回っている。特に単年度の財政力指数(旧春日町含む)は平成18年度の1.15をピークに減少に転じ、平成25年度は基準財政収入額は増加したものの、0.95となった。今後も行財政改革等の取組みを通じて財政基盤のさらなる強化に努める。

経常収支比率の分析欄

繰出金、物件費等の増加により、経常収支比率は昨年度に比べ0.5高い、89.0%となっている。類似団体平均を下回っているものの、今後も扶助費や公債費等の充当一般財源の増加が見込まれるため、引き続き抑制に努める。また、類似団体平均と比較して、物件費に係る経常収支比率が高くなっているため、引き続き、公共施設のあり方基本方針に基づく施設の整備・再編を進め、物件費の抑制に努めることにより財政構造の弾力化を図る。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

前年度に比べ、増加しており、愛知県平均を上回っている。その要因として、本市は合併団体であり、保育園や学校などの施設数が多く、施設管理経費の占める割合が大きいことがあげられる。引き続き、公共施設のあり方基本方針に基づく施設の整備・再編を進め、物件費の抑制に努めるとともに、臨時職員を含めた総人件費の抑制を図る。

ラスパイレス指数の分析欄

平成17年7月7日に本市が発足して以来、全国平均、類似団体平均を下回る数値で推移してきた。平成21年10月に春日町と合併をしたが、前年度より数値は下がり、依然として全国平均、類似団体平均を下回る数値である。今後も市民の理解が得られるよう類似団体との均衡を保ちつつ、適正な給与水準の維持に努める。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

平成21年10月の春日町との合併に伴い、職員数が増加し組織に大きな変化が生じたことから、類似団体平均を上回る状態となったが、平成22年度を始期とする第2次定員適正化計画を策定し、適正な定員管理に努めた結果、平成23年度に類似団体平均を下回った。引き続き厳しい財政状況が予想されることから、今後も適正な定員管理に努める。

実質公債費比率の分析欄

前年度の3.2%から減少しており、類似団体平均を大きく下回っているが、単年度数値は、前年度の2.9%から3.3%へ増加している。主な要因としては、下水道事業特別会計の償還金に対する繰出などの準元利償還金の増加などがあげられる。今後も緊急度・住民ニーズを的確に把握し、事業を計画的に実施することにより、起債に大きく頼ることのない財政運営に努める。

将来負担比率の分析欄

前年度同様に将来負担額より充当可能財源等が多くなり、類似団体平均を大きく下回っている。要因としては、臨時財政対策債や合併特例債など、普通交付税に算入される市債の増加による基準財政需要額算入見込額の増加、都市計画税充当見込額の増加といった充当可能財源等の増加があげられる。今後も緊急度・住民ニーズを的確に把握し、事業を計画的に実施することにより、起債に大きく頼ることのない財政運営に努める。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2013年度)

人件費の分析欄

第2次定員適正化計画に基づく職員数の削減効果が出ており、類似団体平均を下回る結果となっている。引き続き、第2次定員適正化計画の着実な推進を図り、人件費の抑制に努める。

物件費の分析欄

類似団体平均と比較すると、物件費に係る経常収支比率は高くなっているが、要因として本市が合併団体であり、保育園や学校などの施設数が多く、施設管理経費の占める割合が大きいことがあげられる。引き続き、公共施設のあり方基本方針に基づく施設の整備・再編を進め、物件費の抑制に努める。

扶助費の分析欄

扶助費に係る経常収支比率は昨年より低くなったが、児童手当等の増加により類似団体平均を上回っている。今後も扶助費の増加が見込まれることから、市単独事業の見直し等を実施することで扶助費の抑制に努める。

その他の分析欄

悪化の要因は繰出金であり、特に国民健康保険特別会計への繰出金が顕著である。今後、保険税の見直しや運営方法の合理化等を進め、普通会計の負担を減らしていくよう努める。

補助費等の分析欄

類似団体平均と比較するとほぼ同水準であり、今後も適正な執行に努める。

公債費の分析欄

類似団体平均を下回っているものの、臨時財政対策債償還額や合併特例債償還額の増加により、前年度より0.5%増加し、12.7%となった。今後は、緊急度・住民ニーズを的確に把握して事業を実施することにより、公債費の抑制に努める。

公債費以外の分析欄

物件費及び繰出金の増加により、類似団体平均を上回る結果となった。引き続き、公共施設のあり方基本方針に基づく施設の整備・再編を進め、物件費の抑制に努めるとともに、特別会計における収入の確保や運営方法の合理化等を進めることによって普通会計からの繰出金の抑制を図る。

実質収支比率等に係る経年分析(2013年度)

分析欄

実質収支比率については、年度によって増減はあるが、概ね望ましい範囲内で推移しており、財政運営の健全性は維持されているものと考えられる。財政調整基金残高においても、年度によって増減はあるものの、概ね一定規模の残高を確保しており、弾力性のある財政運営がなされていると考えられる。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2013年度)

分析欄

連結実質赤字比率については、全会計において黒字となっている。一般会計からの基準外繰入を行わないよう計画し、健全な財政運営を行う必要がある。

実質公債費比率(分子)の構造(2013年度)

分析欄

一般会計等に係る元利償還金及び下水道事業の元利償還金に係る繰出金の増加などにより、元利償還金等は、増加している。今後とも、緊急度・住民ニーズを的確に把握した事業の選択により、起債に大きく頼ることのない財政運営に努める。

将来負担比率(分子)の構造(2013年度)

分析欄

将来負担額は増加しているものの、臨時財政対策債や合併特例債など、普通交付税に算入される市債の増加による基準財政需要額算入見込額の増加、都市計画税充当見込額の増加などにより、充当可能財源等が将来負担額を上回っている。今後も緊急度・住民ニーズを的確に把握し、事業を計画的に実施することにより、起債に大きく頼ることのない財政運営に努める。

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,