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地域において担っている役割嶺南若狭地域唯一の総合病院であり、救命救急センターとして救急医療を担い、高度急性期から急性期、回復期、慢性期病床と感染症、結核、精神病床まで、幅広い医療提供体制を確保している。また、新興感染症への対応や小児、周産期、災害、へき地医療など地域における医療提供体制を維持している。 |
経常収支比率医業収支比率修正医業収支比率累積欠損金比率病床利用率入院患者1人1日当たり収益外来患者1人1日当たり収益職員給与費対医業収益比率材料費対医業収益比率 |
経営の健全性・効率性について④病床利用率で示すとおり入院患者数増により収益が増加し、②医業収支比率は93.3%と前年度より改善。結果、新型コロナウィルス関連の補助金が減少する中、①経常収支比率は100.4%とわずかながら100%を上回った。②医業収支比率④病床利用率はコロナ前水準の令和元年度並みに回復し類似病院平均値を上回っているが、⑦職員給与費対医業収益比率では類似病院平均値を下回っており、さらなる医業収益の増加、適切な職員配置等が必要な状況である。 |
有形固定資産減価償却率器械備品減価償却率1床当たり有形固定資産 |
老朽化の状況について高額医療機器の更新を中長期的な計画のもと進めており、②器械備品減価償却率は減少してきている。医療機器以外においても計画的な更新を進めているが、有形固定資産全体では①有形固定資産減価償却率で示すとおり62.2%と類似病院平均値と比較しても高く、老朽化が進んでいる状況となっている。 |
全体総括近年の経常収支比率改善は国・県からの新型コロナウィルス関連の補助金による影響が大きかった。令和5年度は入院患者数の増加があり、経常収支比率は100%を上回り黒字を維持した。しかし、厳しい状況であることは変わりなく、今後も収益確保、費用削減の取り組みが必要である。令和5年度には「経営強化プラン」を策定した。経営の効率化を進めるべく経営指標、医療機能、地域連携の強化等に係る数値目標を定め計画的な病院運営に取り組んでいく。 |
出典:
経営比較分析表
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