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財政力指数の分析欄昨年度よりも0.02ポイント上昇した。類似団体平均を0.29ポイント上回り、全国平均及び群馬県内平均を上回っている。法人税割等の増額を主とする基準財政収入額の増額が基準財政需要額の増額を上回ったため、財政力指数が上昇した。今後も、歳出削減や自主財源の確保により財政基盤の強化に努める。 | 経常収支比率の分析欄昨年度よりも1.8ポイント上昇した。要因として、経常経費充当一般財源(分子)については、扶助費や補助費等が減少したものの、人件費や物件費の増加分を飲み込むことができず増加した。経常一般財源(分母)については地方税こそ増加したものの、それ以上に交付税や臨時財政対策債の減少が大きく、全体としては減少した。法人住民税の影響を受けやすいため、経常収支比率の変動が大きい。新規工業団地の造成と企業誘致により安定的な歳入の確保を図るともに、第6次総合計画により経常経費の削減に努める。 | 人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄対前年度比で9,032円上昇したものの、類似団体平均よりも低くなっている。平成29年度に明和町に新規施設を建設し、平成30年から本格稼働した。この施設について、再任用職員を活用しながら運営を行っているため、人件費が増加した。今後、施設の指定管理等の手法を検討しながら人件費の抑制を図っていく。 | ラスパイレス指数の分析欄全国平均、群馬県内平均、類似団体平均よりも高い状況にある。今後もより一層の給与適正化に努めていきたい。 | 人口1,000人当たり職員数の分析欄対前年度比で0.59ポイント増加し、全国平均、群馬県内平均を上回っているものの、類似団体平均は下回っている。今度はより一層効果的・効率的な事務事業の実現と必要に応じた機構改革を行っていき、住民サービスの向上に努めながら、職員の削減に努める。 | 実質公債費比率の分析欄対前年度比で1.2ポイント改善し、全国平均、群馬県内平均を上回っているが、類似団体平均より下回った。改善した要因としては、平成27年度に繰上償還を行い、返済元金が減少したことによる。今後は据え置きを行っていた駅整備事業債の償還も始まり、厳しい状況が見込まれるため、起債に大きく頼ることのない財政運営に努める。 | 将来負担比率の分析欄対前年度比で5.3ポイント減少したものの、類似団体、群馬県平均を上回っている。減少した要因は、退職手当の負担見込み額が約127百万円減少したことによるものである。今後も事業実施の適正化を図り、財政の健全化に努める。 |
人件費の分析欄対前年度比で1.7ポイント増加し、全国平均、群馬県内平均を下回っているものの、類似団体平均を上回っている。今度はより一層効果的・効率的な事務事業の実現と必要に応じた機構改革を行っていき、住民サービスの向上に努めながら、職員の削減に努める。 | 物件費の分析欄対前年度比で0.6ポイント増加し、類似団体、全国平均よりも数値において上回っている。要因としては、平成29年度に建設した新規施設の保守等の施設管理費が増加したことによるものである。 | 扶助費の分析欄対前年度比で0.3ポイント減少している。数値においては全国平均、群馬県平均よりも低いが、類似団体平均よりも高い状況である。社会保障費は増加の一途にあるが、全国的なことでもあり、今後の推移を見守りたい。 | その他の分析欄対前年度比で0.1ポイント改善したものの、依然として類似団体、全国平均及び県平均よりも数値において上回っている。今後も適切な繰出しによる経費削減に努め、普通会計の負担額を減らすことにより抑制に努めていく。 | 補助費等の分析欄対前年度比で0.4ポイント改善したが、依然として類似団体、全国及び群馬県平均よりも数値において上回っている。条例により、工業団地進出企業への固定資産税相当額の補助を行ったため、数値が高くなっている。工業団地進出企業への固定資産税相当額の補助は令和元年で完了するため、その後は改善すると見込まれる。今後も町が事務局を持っている協議会などへの補助を見直し、必要なものへの補助の傾向をさらにすすめていく。 | 公債費の分析欄対前年度比で0.3ポイント増加し、全国平均、群馬県平均、類似団体平均よりも数値が良い状況である。各種平均よりも良い要因としては、平成27年度に繰上償還を行い、返済元金が減少したことによる。今後は据え置きを行っていた駅整備事業債の償還も始まり、厳しい状況が見込まれるため、起債に大きく頼ることのない財政運営に努める。 | 公債費以外の分析欄対前年度比で1.5ポイント上昇し、類似団体、全国及び群馬県平均よりも数値において上回っている。主に補助費の改善が要因であるが、後も財政状況が厳しい状況が続くと思われる。そのため、さらに工業団地の造成と企業誘致に努めるとともに、景気に左右されることなく平準的な住民サービスが行えるよう事務事業の見直しと効率化を図る。 |
議会費労働費消防費諸支出金総務費農林水産業費教育費前年度繰上充用金民生費商工費災害復旧費衛生費土木費公債費 |
目的別歳出の分析欄住民一人当たりのコストが類似団体と比較して、商工費が乖離している。商工費については、条例により、工業団地進出企業への固定資産税相当額の補助を行ったことによるものである。工業団地進出企業への固定資産税相当額の補助は今後数年続くため、今後も補助費は多額になると見込まれる。そのため、町が事務局を持っている協議会などへの補助を見直し、必要なものへの補助の傾向をさらにすすめていく。 |
人件費補助費等災害復旧事業費投資及び出資金物件費普通建設事業費失業対策事業費貸付金維持補修費普通建設事業費(うち新規整備)公債費繰出金普通建設事業費(うち更新整備)積立金前年度繰上充用金 |
性質別歳出の分析欄住民一人あたりのコストとしては多くの項目において類似団体平均よりも数値において下回っている。類似団体平均を上回っているもののうち積立金は住民一人当たり41,648円となっている。これは、土地開発公社からの貸付金の返還があったことにより、それを基金に積み立てたことによるもの。今後も新たな施設の建設や道路整備事業にも多額の費用がかかるため、事業の取捨選択を徹底していくことで、事業費の減少を目指すこととしている。 |
基金全体(増減理由)道路整備、施設整備を行ったため、大幅な減となった。(今後の方針)基金の使途の明確化を図るために、財政調整基金を取り崩して個々の特定目的基金に積み立てていくことを検討している。 | 財政調整基金(増減理由)土地開発公社への貸付金を積み立てたものの、インフラ整備に力を入れていることもあり、財源不足を財政調整基金で補っているため、微増にとどまった。(今後の方針)今後もインフラ整備に多額の費用がかかるため、財政調整基金の取り崩しが見込まれる。そのため、今後はより一層、事務事業の見直し・統廃合など歳出の合理化等行財政改革を推進し、健全な行財政運営に努めていく。 | 減債基金(増減理由)平成27年度に繰上げ償還の財源として大部分を取り崩し、その後は利子積立のみであるため増減はほぼない。(今後の方針)今後も償還金が増加する見込みであるため、積立を行っていきたい。 | その他特定目的基金公共施設建設基金:道路等公共施設の整備のために活用する基金まち・ひと・しごと創生基金:まち・ひと・しごと創生法に基づく地方創生施策を行うための基金奨学基金:奨学金貸与を円滑に行うための基金地域福祉基金:高齢者の保健福祉の向上を図るための基金(増減理由)公共施設建設基金:国費を活用した道路整備のための取り崩しによる減。まち・ひと・しごと創生基金:まち・ひと・しごと創生法に基づく地方創生施策を行うために積み立てを行った。(今後の方針)公共施設建設基金:道路整備のために今後も活用していく。まち・ひと・しごと創生基金:まち・ひと・しごと創生法に基づく地方創生施策を行うために今後活用していく。 |
有形固定資産減価償却率の分析欄有形固定資産について、類似団体平均よりも償却が進んでいることがわかる。 | 債務償還比率の分析欄債務償還可能年数について類似団体平均よりも長いことがわかる。 |
分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析類似団体平均と比較し、将来負担比率は低く、固定資産償却率は高いため、将来にかかる負担が少ないことがわかる。 |
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分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析類似団体平均と比較し、将来負担比率が高くなっているが、前年度と比較すると低くなっている。これは、退職手当負担見込額が減少したことによるものである。 |
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道路橋りょう・トンネル公営住宅港湾・漁港認定こども園・幼稚園・保育所学校施設児童館公民館 |
施設情報の分析欄道路などについて平均よりも償却が進んでおり、将来の負担が少ないことがわかる。 |
図書館体育館・プール福祉施設市民会館一般廃棄物処理施設保健センター・保健所消防施設庁舎 |
施設情報の分析欄庁舎・市民会館・プールについては、平成に入ってから建設されたものであり、減価償却率が類似団体平均よりも低くなっている。 |
資産合計負債合計 |
1.資産・負債の状況・一般会計等においては、資産総額が平成27年度末から422百万円の減少(△2.1%)となった。金額の変動が大きいものは基金であり、町政策の実施のために取り崩したこと等により、財政調整基金が373百万円減少した。 |
純経常行政コスト純行政コスト |
2.行政コストの状況連結では、一般会計等に比べて、連結対象企業等の事業収益を計上し、経常収益が2,007百万円多くなっている一方、人件費が359百万円多くなっているなど、経常費用が4,244百万円多くなり、純行政コストは2,238百万円多くなっている。 |
本年度差額本年度末純資産残高本年度純資産変動額 |
3.純資産変動の状況連結では、後期高齢者医療広域連合への国県等補助金等が税収等に含まれることから、一般会計等と比べて税収等が2,300百万円多くなっており、差額は489百万円となり、純資産残高は19,477百万円の増加となった。 |
業務活動収支投資活動収支財務活動収支 |
4.資金収支の状況一般会計等においては、業務活動収支は▲132百万円であったが、投資活動収支については、地域ネットワーク施設整備事業等を行ったが、国県支出金、基金取り崩しを行ったため、1百万円となっている。財務活動収支については、地方債の発行額が地方債償還支出を上回ったことから、45百万円となっており、平成28年度末資金残高は前年度から▲87百万円減少し、336百万円となった。 |
①住民一人当たり資産額(万円)②歳入額対資産比率(年)③有形固定資産減価償却率(%) |
1.資産の状況住民一人当たり資産額が類似団体平均を大きく下回っているが、当団体では、道路や河川の敷地のうち、取得価額が不明であるため、備忘価額1円で評価しているものが大半を占めているためである。 |
④純資産比率(%)⑤将来世代負担比率(%) |
2.資産と負債の比率純資産比率は、類似団体平均と同程度であるが、純行政コストが税収等の財源を上回ったことから純資産が減少している。純資産の減少は、将来世代が利用可能な資源を過去及び現世代が費消して便益を享受したことを意味するため、人件費の削減などにより、行政コストの削減に努める。 |
⑥住民一人当たり行政コスト(万円) |
3.行政コストの状況住民一人当たり行政コストは類似団体平均を下回っている。しかし、今後は人件費、社会保障費の増大が見込まれるため、それらのコストを削減させるための計画づくりを検討していきたい。 |
⑦住民一人当たり負債額(万円)⑧基礎的財政収支(百万円) |
4.負債の状況基礎的財政収支は、業務活動収支及び投資活動収支ともに赤字であったため、▲534百万円となっている。投資活動収支が赤字となっているのは、地方債を発行して、地域ネットワーク施設整備事業など公共施設等の整備を行ったためであるが、業務活動収支が赤字になっているのは、経常的な支出を税収等の収入で賄えていないためである。業務支出の2割を占める人件費支出について、業務の民間委託や指定管理制度の導入などにより削減に努めるとともに、新規事業については優先度の高いものに限定するなどにより、赤字分の縮小に努める。 |
⑨受益者負担比率(%) |
5.受益者負担の状況受益者負担比率は類似団体平均と同程度である。しかし、今後は人件費、社会保障費の増大が見込まれるため、それらのコストを削減させるための計画づくりを検討していきたい。 |
出典:
財政状況資料集
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統一的な基準による財務書類に関する情報
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