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地方財政ダッシュボード

茨城県ひたちなか市の財政状況(2017年度)

茨城県ひたちなか市の財政状況について、2017年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

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収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2017年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2017年度)

財政力指数の分析欄

前年度よりも0.01上昇。常に類似団体平均を上回っている状況である。基準財政収入額について,市内企業の設備投資の増や雇用環境改善等による個人市民税納税義務者の増等の理由で固定資産税,個人市民税が増収となったが,法人市民税,地方消費税交付金等が減となり,全体としては0.6%の減となった。基準財政需要額については,臨時財政対策債振替相当額の増により,全体としては0.5%の減となった。結果として,財政力指数は単年度,3ヵ年平均ともに0.948となった。今後も地方税に影響を及ぼす税制改正の動向などを注視しながら,安定した財源の確保に努めていく。

経常収支比率の分析欄

歳入において市税,地方消費税交付金等の増により前年度と比較して増額となった。歳出において物件費,扶助費に係る経常経費充当一般財源分が増となり,経常経費充当一般財源は前年度と比較すると3.9億円の増となった。経常収支比率は前年度と比較して,3.7ポイント改善し,90.0%となったが,引き続き,事務事業の内容を厳しく見直し,優先順位の低い事務事業は廃止,見直しを積極的に進めて経常経費の削減を図るとともに,市税,使用料等の徴収を強化していくことで自主財源の確保に努める。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

類似団体平均,茨城県平均を共に下回る低水準となっている。要因としては,体育施設,社会福祉施設,文化会館等への指定管理者制度の導入や,市立保育所の民営化,消防・救急・廃棄物処理業務の広域化等が挙げられる。また,定員適正化計画等に基づき,簡素で効率的な組織の構築と定員管理を継続して実施し,コスト削減に努めてきたことが挙げられる。今後も引き続き簡素で効率的な組織構築と定員管理を行っていく。

ラスパイレス指数の分析欄

職員の若年化及び初任層の在級期間が国や他市町村と比較して長期であることにより,類似団体及び全国市の平均を下回っている状況である。今後も,市の財政状況並びに国・他市町村の状況等を踏まえ,引き続き給与の適正化に努めていく。※「ラスパイレス指数」は,地方公務員給与実態調査に基づくものであるが,財政状況資料集作成時点において,平成30年度調査結果が未公表であるため,前年度の数値を引用している。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

類似団体内で最低水準となっている主たる要因としては,平成24年度から消防業務をひたちなか・東海広域事務組合へ移管しており消防部門が計上されていないことに加え,公立保育所及び公立幼稚園の職員数が類似団体内平均を下回っていることが挙げられる。これまで本市は事務の共同処理や民間委託,民間事業者との適切な役割分担のもとでの公立保育所及び公立幼稚園の再編に努めており,こうした取組みの成果が表れているものと認識している。しかし,行政ニーズの多様化・複雑化に伴い本市の定員管理は新たな局面に突入しており,今後は事務量を適切に見極めつつ,年齢構成の平準化を図りながら継続的な採用を続けることから,穏やかな増加傾向が続いていくことを見込んでいる。

実質公債費比率の分析欄

指数としては前年度と比較して0.3ポイント上昇しており,類似団体平均値を上回っている。しかしこれは,単年度の数値が低かったH26年度が平均から抜け,平成29年度単年度の数値と入れ替わった結果,相対的に増となったことが原因であり,平成29年単年度の指数では前年度と比較して0.1ポイント低下(H28年度9.2%→H29年度9.1%)している。今後も事業内容を厳しくチェックし,事業の優先順位を決め,事務事業の廃止・先送りも含めて検討し,比率の改善に努める。

将来負担比率の分析欄

平成29年度は前年度に比べ23ポイント上昇し,類似団体平均を上回っている。要因として,一般会計に係る地方債の現在高が小中学校改築事業による教育債等の増により将来負担額が増となったことで算定式の分子が増加したことによる。今後も,見直し後の区画整理事業の本格化や老朽化した公共施設の整備等,新たな大型事業の開始が多く控えており,一般財源基金の取り崩しが不可避の状況であるため,実施事業の選択や既存事業の見直しを厳しく行っていく。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2017年度)

人件費の分析欄

類似団体に比べて低い水準となっている。コストの縮減に努めているが,質の高い行政サービスを維持するため職員数を732人から741人に増員したことにより,人件費に係る経常経費充当一般財源は増となったが,算定式の分母にあたる経常一般財源等の増加の幅のほうが上回ったことにより0.8ポイント低下している。引き続き質の高い行政サービスを維持しつつ,内部事務の見直しや簡素で効率的な組織構築を推進することで,コストの縮減に努めていく。

物件費の分析欄

廃棄物処理施設の管理運営を一部事務組合が行っていることや,市立保育所の民営化,コミュニティセンターの地域移管拡大などにより類似団体と比較して低い水準を維持している。平成29年度は多世代交流施設整備運営に係る委託料の増などにより物件費は増となったが,算定式の分母にあたる経常一般財源等の増加の幅の方が上回ったため0.2ポイントの低下となった。今後も引き続きコスト削減を図っていく。

扶助費の分析欄

障害福祉サービス給付費の増等の要因により扶助費に係る経常経費充当一般財源は前年より増となったが,算定式の分母にあたる経常一般財源等歳入等の増加の幅のほうが上回ったことにより,前年度と比較して0.2ポイントの低下となった。社会構造の変化や新しい制度への転換などにより,今後も扶助費の増加が見込まれるため,社会構造の変化に注視しつつ,適正な執行に引き続き努めていく。

その他の分析欄

その他に係る経常収支比率は16.7%で,類似団体平均値を上回っている。主な要因としては,分子にあたる部分の増加の幅より算定式の分母にあたる経常一般財源等歳入等の増加の幅のほうが上回ったことにより前年度と比較して0.9ポイントの低下となった。今後は,引き続き高齢化による介護サービス費・医療費の増大や,国民健康保険事業の構造的な財源不足は避けられず,繰出金の抑制のため,予防・保健事業への取組み強化や保険税率見直しに着手していかなければならない。

補助費等の分析欄

消防・救急業務や廃棄物処理施設の運営業務を一部事務組合が行っており,負担金が発生している。また,コミュニティセンター施設運営について地元自治会による自主運営促進のために補助金を交付するなどにより人件費・物件費から補助費等へ経費が振り替わっていることから,類似団体のなかで高い水準にある。平成29年度はひたちなか・東海広域事務組合廃棄物施設運営負担金の減などにより,0.8ポイントの低下となっている。引き続き運営効率化を推進し,補助費等の更なる縮減に努める。

公債費の分析欄

公債費については,歳出の規模は大きく変わらないものの,経常経費充当の特定財源が減となったことによる経常経費充当一般財源の増と比較して,算定式の分母にあたる経常一般財源等の増加の幅のほうが上回ったことにより,前年度と比較して0.8ポイントの低下となった。今後も,統合校建設など新たな大型事業を重点的に実施していく必要があるため,公債費の増加が見込まれる。引き続き,プライマリー・バランスの黒字を堅持しながら,市債の適正な活用に努める。

公債費以外の分析欄

前年度と比較して2.9ポイント低下となった。これは,扶助費,物件費などの経常経費充当一般財源等は前年度と比較して増となっているものの,算定式の分母にあたる経常一般財源等の増加の幅が大きいことによるものである。経常経費は引き続き増加傾向であるので,事務経費の削減や効率的な事業運営を推進していくとともに,特別会計への繰出金の増加を抑制し,各会計が健全な財政運営となるよう,事業や財源の見直しに努めていく。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2017年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2017年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2017年度)

分析欄

平成29年度の財政調整基金は,国庫補助金等の財源確保と競争の実施による無駄のない適正な予算執行,コスト縮減等により,予定していた取崩しは中止し,残高を維持することが出来た。実質収支額は,歳入で市税のうち,市町村たばこ税を除いた税目が増加したこと等により一般財源等が増加したことなどから,形式収支が前年度より11億円増となり,3.66ポイント上昇した。実質単年度収支は,実質収支の増加により黒字となったが,今後も大型事業が多く控えていることから,引き続き事務事業の選択と優先順位付けの徹底と,財源の確保に努めなければならない。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2017年度)

分析欄

平成29年度も各会計ともに黒字となっている。一般会計については,市税の増収および国庫補助金等の財源確保と歳出の縮減などにより,前年度比3.71ポイント増の黒字となった。水道事業会計については,加入金や修繕引当金戻入益等の減により収益が減少したが,支払利息等の支出の減少により,流動資産が増加したこと等,1.66ポイント増の黒字となった。また,国民健康保険事業特別会計については,医療給付費が減少したものの,被保険者数の減少による保険税収入の減が著しく,前年度比0.44ポイント増であるが,一般会計からの繰入金や前年度繰越金による黒字の維持であり,早急な財源確保が必要である。今後は,一般会計からの繰入金を抑制しながらも,各会計が健全な財政運営を図れるよう,事業の厳しい見直しや積極的な収入の確保に努めていく。

実質公債費比率(分子)の構造(2017年度)

分析欄

平成29年度は公共下水道事業特別会計の地方債の償還に充てたと認められる繰入金が減少したことにより,元利償還金等が42百万円減少している。また,臨時財政対策債などの算入額が増加したことによる基準財政需要額の増加があるものの,充当可能な都市計画税などの特定財源が減少したことにより算入公債費等が4百万円減少した。市債の借入れについては,借入金額を当該年度の元金償還額を上限とする方針としているが,統合校建設事業などの大型事業が本格化することにより,市債残高及び元利償還金は一時的に増加するものと見込まれる。

将来負担比率(分子)の構造(2017年度)

分析欄

将来負担額については,一般会計等に係る地方債の現在高が,小中学校改築事業による教育債等の増により2,461百万円の増額となるなど,全体で2,766百万円増加となった。充当可能財源等については,石川運動ひろば用地取得基金の皆減等により充当可能基金が1,977百万円減少するなど,全体で2,982百万円減少となった。結果,将来負担額の増加と充当可能財源等の減少により将来負担比率の分子が大幅に増加することとなった。今後も市債を適正に活用するとともに,充当可能財源等の更なる確保に努め,実質的な将来負担額の抑制を図っていく。

基金残高に係る経年分析(2017年度)

基金全体

(増減理由)市債管理基金(減債基金)を947百万円取崩し,また特定目的基金の石川運動ひろば用地取得基金1,075百万円について,当該用地取得のため全額取り崩し,基金を廃止したことにより基金全体としては2,093百万円の減となった。(今後の方針)見直し後の区画整理事業の本格化や老朽化した公共施設の整備,統合校建設,湊線延伸事業といった新たな大型事業が多く控えており,23年度までで187億円の財源不足を見越していることから,財政調整基金,減債基金の取り崩しが不可避の状況にある。基金全体として中長期的には減少する見込みであり,今後も引き続き実施事業の選択や事業内容の見直しを厳しく行い,基金の運用も計画的に行う。

財政調整基金

(増減理由)平成29年度の財政調整基金は,国庫補助金等の財源確保と競争による無駄のない適正な予算執行,コスト縮減等により,予定していた取崩しは中止。増減無しとなった。(今後の方針)新たな大型事業が多く控えており,23年度までの5年間で187億の財源不足を想定していることから,財政調整基金取崩しは不可避の状況であるため,中長期的には減少していく見込み。

減債基金

(増減理由)償還のため947万円を取崩したことによる減少。(今後の方針)近年続いたクリーンセンターの建設や学校の耐震化といった大型の建設事業に充てた地方債のほか,土地開発公社及び住宅都市サービス公社の清算に充てた第3セクター等改革推進債の償還に備えて積み増ししてきたが,これらの市債の償還が本格化しつつあり,平成29年度は取崩しを行ったことから減少に転じつつある。

その他特定目的基金

(基金の使途)・石川運動ひろば用地取得基金石川運動ひろば用地の取得・公共用地取得基金公共用地の取得・福祉ふれあい基金社会福祉事業の推進(増減理由)・石川運動ひろば用地取得基金当該基金の目的である石川運動ひろば用地をH29年度に購入,基金を廃止したことにより減少した。・公共用地取得基金本市には公共施設等の底地が借地となっている施設が多くあることから,平成28年度に借地の買取に充てるため,元金325百万円を積み増したことにより増加したが,佐野コミュニティセンター駐車場用地等の公共用地の取得に充てるため72百万円取り崩したことによって減少した。・湊鉄道線振興基金延伸や新駅設置の支援等を含めた湊線の振興に充てるため,毎年ふるさと納税を募って元金を積み増していることから増加した。(今後の方針)・石川運動ひろば用地取得基金平成29年度に基金廃止した(平成30年3月29日)。・公共用地取得基金依然として市内の公共施設等の底地の多くが借地となっていることから,将来の買取に備え,一定の積立を行っていく必要がある。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2017年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

有形固定資産減価償却率については類似団体よりやや高い水準にある。平成27年度に策定した公共施設等総合管理計画に定めた3つの基本方針である「公共施設等保有量の適正化」,「公共施設等の長寿命化」,「公共施設等の再構築」に基づき令和7年度までを計画期間とし公共施設の適正化を進めている。このうち「保有量の適正化」と「再構築」により計画的に老朽化施設の除却,集約について検討をすすめる。平成29年度固定資産台帳は整備中である。

債務償還可能年数の分析欄

類似団体平均と比較して0.7年上回っており,高い水準である。平成22年度から29年度に短期集中的に実施した学校耐震化事業債の償還が令和5年度から本格化するため,将来負担額は増加傾向にある。経常経費については,類似団体平均と比較すると人件費が低い水準であるが,今後,会計年度任用職員制度の導入などで,人件費の増加が見込まれるため,今後予定される中長期的な事業計画の内容,時期を精査し実施していく。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

将来負担比率,有形固定資産減価償却率いずれも類似団体平均と比較して同程度である。将来負担比率については,重点的に実施している学校施設耐震化事業に伴う地方債の発行額の増加により今後上昇する見込みである。有形固定資産減価償却率については平成27年度に策定した公共施設等管理計画に基づき令和7年度までを計画期間として公共施設の適正化を進めていく。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

平成25年度から重点的に実施している学校施設耐震化事業に伴う地方債の発行により,平成28年度から再び上昇あるいは横ばいに転じている。平成29年度についても,将来負担比率,実質公債費比率共に,類似団体平均を上回っている。今後は公共施設の老朽化対策や新たな大型事業の実施により上昇していくことが予測されるため,これまで以上に公債費の適正化に取り組んでいく。

施設類型別ストック情報分析表①(2017年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2017年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2017年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2017年度)

財務書類に関する情報②(2017年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

茨城県ひたちなか市の2017年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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