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地方財政ダッシュボード

青森県西目屋村の財政状況(2014年度)

🏠西目屋村

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収録データの年度

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総括表

人口の推移

財政比較分析表(2014年度)

財政力指数の分析欄

津軽ダム建設に伴う人口の減少や高齢化の進展(平成27年3月末39.1%)に加え、主要産業がないこと等により、財政基盤が弱く、類似団体平均を0.07ポイント下回っている。事業の選択と集中に努めるともに民間委託等による行政の効率化に努め、財政の健全化を図る。

経常収支比率の分析欄

経常経費充当一般財源等は、普通会計全体で前年度比-97,935千円(-7.7%)となるも、経常一般財源等(臨財債含む)は前年度比-172,273千円(-12.8%)となったことから、結果として、前年度よりも3.3ポイント悪化した。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

人口が少ないことから、人口1人当たりの経費が高くなる傾向になる。今後も定員管理・給与の適正化に努める。

ラスパイレス指数の分析欄

類似団体平均値を1.1ポイント下回っている。今後も給与の適正化に努める。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

人口が少ないことから、人口千人当たりの職員数が多くなる傾向にある。今後も定員管理の適正化に努める。

実質公債費比率の分析欄

実質公債費比率は類似団体平均値を3.2ポイント上回るも、年々低下し、健全化法施行以来過去最低を記録する。今後とも地方債発行の抑制に努める。

将来負担比率の分析欄

将来負担額を上回る基金等充当可能財源等があったことから、数値は皆無であった。今後とも将来負担の抑制に努める。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2014年度)

人件費の分析欄

昇任・昇格等により前年度よりも4.6ポイント上回っている。類似団体平均値との比較でも1.0ポイント上回る結果となっている。退職者の不補充等今後も人件費の抑制に努める。

物件費の分析欄

大規模な地籍図修正業務等が発生したことにより、前年度よりも、2.9ポイント増となる。今後もコスト削減に努める。

扶助費の分析欄

看板政策の一つとして、子ども医療費の完全無料化をはじめとした子育て支援対策の充実を図ってきたことから、平成24年度を除いて類似団体平均値を上回っている。特に平成26年度は保育料の完全無料化を実施したことから、前年度比0.9ポイント増、類似団体平均値との比較でも1.3ポイント上回っている。少子化対策は喫緊の課題であることから、予算の選択と集中を進め、財源の確保に努める。

その他の分析欄

簡易水道事業特別会計への繰出金が減ったことにより、前年度比7.6ポイント改善する。平成20年度を最後に上下水道ともに料金改定を行っていないことから、料金改定も視野に繰出金の抑制に努める。

補助費等の分析欄

前年度よりも0.3ポイント増となるも、類似団体平均値を4.4ポイント下回っている。今後も補助金等の見直しを引き続き行っていく。

公債費の分析欄

平成19年度に3億超の繰上償還を行った後、公債費負担適正化計画に基づき、計画的な起債発行を行ってきたことから、平成24年度以降は20%を切る水準となっている。今後も将来負担を見通し、計画的な地方債発行に努める。

公債費以外の分析欄

人件費については類似団体平均と同水準、補助費等については類似団体平均よりも低水準となっている。一方で、扶助費、物件費、その他については、類似団体平均よりも高い水準となっている。看板政策である子育て支援対策を継続するためにも、歳出に占めるウェイトの高い人件費の抑制に努めるほか、行政コストの削減、公共料金の改定を検討し、歳入・歳出両面で経常収支比率の改善に努める。

実質収支比率等に係る経年分析(2014年度)

分析欄

津軽ダム建設に伴う公共補償(財産収入)があったことから、財調残高は累増してきたが、H26年度で公共補償はほぼ終了し財調残高は減少に転ずる。また、H26年度は簡易水道事業の建設改良費に係る繰出金に対応するため、基金繰入が嵩み実質単年度収支は赤字となる。今後とも持続可能な財政運営ができるよう歳入・歳出両面について、不断の見直しを行っていく。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2014年度)

分析欄

各会計ともに、一度も赤字に転じることなく黒字を維持してきている。今後とも、歳入確保・歳出削減の努力を継続していく。

実質公債費比率(分子)の構造(2014年度)

分析欄

健全化法の施行をにらみ、H19年度に3億超の繰上償還を実施したことに加え、公債費負担適正化計画に基づき計画的な地方債発行に努めてきたこと、更には交付税算入の大きな過疎債等を優先的に充当してきたことから、実質公債費比率の分子は年々小さくなっている。今後も将来負担を見据えた計画的な地方債発行に努める。

将来負担比率(分子)の構造(2014年度)

分析欄

将来負担額を超える財政調整基金等の残高をキープしていることから、将来負担額比率の分子はマイナスとなっている。今後とも将来負担の抑制に努めるとともに、充当可能基金等の堅持に努める。

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,