北海道新冠町の財政状況(2019年度)
北海道新冠町の財政状況について、2019年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。
収録データの年度
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概観
普通会計の構造(2019年度)
財政比較分析表(2019年度)
財政力指数の分析欄
町税収入については、対前年度比較をみると5,617千円の増収となっており、基幹産業である軽種馬産業界の売り行きの好調さが反映されている。また、収納率は、日高管内滞納整理機構との連携やコンビニ収納の導入等により、増加している。しかし、財政力指数は0.23であり、類似団体と比較すると低い水準が続いている。
経常収支比率の分析欄
経常収支比率は、前年度対比で3.4%減となっている。例年、普通交付税の動向による変動が大きく影響しており、普通交付税が前年度より増額となったことに伴い、経常収支比率も減となった。
人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄
人件費は前年度と比較して43,123千円の増額となり、物件費は前年度と比較して61,569千円の減額となった。近年人件費の増額が続いており、類似団体と比較しても高い水準となっており、改善が必要である。
ラスパイレス指数の分析欄
類似団体と同水準の数値となっており、給与制度については、ほぼ国に準拠している。
人口1,000人当たり職員数の分析欄
課の統合やグループ制の導入により組織改革を進めているが、類似団体と比較すると高い水準であり、改善する必要がある。
実質公債費比率の分析欄
近年地方債の借入を抑制しており、地方債残高は減少傾向にある。それに伴い、実質公債費比率も減少傾向を示している。
将来負担比率の分析欄
大型事業の起債償還額が減少していることから、地方債残高が減少してきており、直近5年は5%前後を推移している。後世への負担を少しでも軽減するよう、事業実施の適正化に努め、財政の健全化を図る。
経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2019年度)
人件費の分析欄
経常収支比率には表れない投資的経費に係る人件費や公営企業に対する繰出金に係る人件費を含めると高い数値となる。改善のために定員管理計画を策定し、定年前早期退職推奨制度の活用やグループ制導入などにより、人件費の削減に取り組んでいる。
物件費の分析欄
令和元年度は、類似団体平均値と比較して、4.0%高い数値となっている。社会教育施設のレ・コード館や町有牧野などの施設における臨時職員の賃金、施設管理に係る需用費や委託料などが要因となっている。
扶助費の分析欄
制度改正等により、扶助費は類似団体と比較して低い数値となっており、今後も対象者の変動によるもの以外の増減はないものと見込まれる。
その他の分析欄
その他で多くを占める繰出金については、類似団体と比較して低い水準となっているものの、施設の老朽化などにより特別会計の運営が厳しくなってきており、動向を注視する必要がある。
補助費等の分析欄
行政改革大綱『推進計画』による補助金の見直しにより、近年は類似団体とほぼ同水準となっている。
公債費の分析欄
過去の大型施設の整備により、類似団体と比較して高い水準となっている。今後、収支均衡を考慮しながら、適切な財政運営に努める。
公債費以外の分析欄
公債費以外は、類似団体と同水準となっている。しかし、物件費が増加傾向であり、引き続き慎重な財政運営が求められている。
目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2019年度)
目的別歳出の分析欄
普通建設事業費の増に伴い、総務費及び商工費が前年度と比較して増加している。また、国民健康保険診療所特別会計繰出金の減に伴い、衛生費が前年度と比較して減少している。公債費が類似団体と比較して高い数値を示している。予算段階においても公債費を抑制することを重要視しており、今後も健全な財政運営を図るべく注視する。
性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2019年度)
性質別歳出の分析欄
人件費、物件費、維持補修費、公債費について、例年類似団体より高い数値を示しており、改善する必要がある。令和元年度に大型事業を実施したため、普通建設事業費も増加している。今後も公共施設の建て替えを実施する予定であり、建設時期や施設の複合化等を計画的に進めていかなければならない。
実質収支比率等に係る経年分析(2019年度)
分析欄
財政調整基金残高は、健全な財政運営に努めた予算編成や公債費の減少により増加傾向であったが、平成28年度以降については、地方交付税の減少等の理由により減少している。実質単年度収支が黒字になるように、適正な財政運営を進める。
連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2019年度)
分析欄
連結実質赤字比率について、赤字額は生じていないことから比率は算出されていない。引き続き健全な財政運営に努める。
実質公債費比率(分子)の構造(2019年度)
分析欄
元利償還金については、大型施設の償還ピークが終了したことや繰上償還の実施により、数年前に比べて低値で推移している。引き続き地方債の発行に注視し、計画的な財政運営に努める。
将来負担比率(分子)の構造(2019年度)
分析欄
一般会計等に係る地方債の現在高について、地方債の抑制に努めた財政運営に伴い、減少傾向である。それに伴い、将来負担額も近年減少してきている。平成28年度以降、財政調整基金の取り崩しを行っており、充当可能金額が減少してきている。今後、次世代への負担を出来るだけ軽減すべく、計画的な財政運営に努める。
基金残高に係る経年分析(2019年度)
基金全体
(増減理由)基金全体の残高は、財政調整基金の取崩を行ったことにより、前年度と比較して、14百万円の減額となっている。(今後の方針)緊急的な災害や大型事業の財政需要増に応じるため、計画的な運用を行う必要がある。
財政調整基金
(増減理由)投資的経費の増に伴い、財政調整基金の取崩を行った。(今後の方針)町財政の健全性を維持し、緊急又は必要な財政需要に応じるため、計画的な運用を行う必要がある。
減債基金
(増減理由)公有林を整備した際に借入した地方債の償還財源に充当するため、減少している。(今後の方針)大型施設の改修が控えていることを踏まえて、計画的な運用を行う必要がある。
その他特定目的基金
(基金の使途)当町の地場産業の振興、社会教育及び地域福祉の充実並びに生活環境の向上などの本町の特色を生かし、独創的で個性的なふるさとづくりに資するため行う事業、教育活動の充実に資する事業等を推進するため、基金を設置している。(増減理由)ふるさと納税の寄附や町有牛等売払収入等を積立しているため、増加している。(今後の方針)大型事業を実施する際の財源として、計画的な運用を行う必要がある。
公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2019年度)
有形固定資産減価償却率の分析欄
有形固定資産減価償却率は、類似団体と比較して高い値を示している。相当程度の施設が経年劣化していることから、施設の建て替えや長寿命化対策等を実施していく必要がある。
債務償還比率の分析欄
債務償還比率は、類似団体と比較し、同程度の水準の値を示している。近年、地方債の発行を抑制しており、将来負担額が減少傾向にある。今後、施設の建て替えや、長寿命化対策等の大型事業も検討していることから、数値の動向を注視していく必要がある。
分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析
将来負担比率と有形固定資産減価償却率は類似団体と比較して、共に高い数値となっている。財政負担を抑制しながら、施設の建て替えや長寿命化対策等を進めていく必要がある。
分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析
当町では継続して効率的な財政運営を執り進めてきた結果、実質公債費比率の数値が低下し、類似団体と比較しても低い数値まで低下してきている。将来負担比率についても、過去とH27以前と比較した場合、減少してきており、今後も限られた財源を重点的かつ効率的に配分しながら、財政運営を執り進めていきたい。
施設類型別ストック情報分析表①(2019年度)
施設情報の分析欄
【学校施設】や【児童館】の有形固定資産減価償却率について、類似団体や北海道平均と比較して極めて高い数値を示している。学校施設や児童館については、施設の長寿命化を図るべく、改修や修繕工事を実施している。しかし、経年劣化も見られることから、建て替えについても検討していきたい。【道路】や【橋りょう・トンネル】の有形固定資産減価償却率についても、類似団体や北海道平均と比較して高い数値を示している。橋りょうについては、長寿命化計画を基に長寿命化修繕工事を実施しており、道路も優先順位を設けながら修繕工事を実施している。今後も限られた予算の中で継続して実施していきたい。【公営住宅】の有形固定資産減価償却率について、類似団体と比較して同水準の数値を示している。長寿命化計画を基に計画的な改修や除去が進められており、今後も継続して実施していきたい。【認定子ども園・幼稚園・保育所】の有形固定資産減価償却率について、類似団体や北海道平均と比較して低い数値を示している。当町の認定子ども園は、平成23年に建築された比較的新しい施設であることから、建て替えや長寿命化等の検討は不要と考えている。
施設類型別ストック情報分析表②(2019年度)
施設情報の分析欄
【体育館・プール】、【保健センター・保健所】や【福祉施設】の有形固定資産減価償却率について、類似団体や北海道平均と比較して高い数値を示している。いずれの施設についても長寿命化を進めるべく改修工事や修繕工事を実施している。老朽化の著しい建物については、建て替えも検討しながら進めていきたい。【市民会館】や【庁舎】の有形固定資産減価償却率については、類似団体や北海道平均と比較して低い数値を示している。今後も出来るだけ長く施設を使えるように、長寿命化の検討を進めていきたい。
一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2019年度)
資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)
一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。
財務書類に関する情報①(2019年度)
1.資産・負債の状況
令和元年度の一般会計等において、資産総額が約261.5億円となっています。そのうち、純資産である約198億円(約76%)については、過去の世代や国道の負担で既に支払いが済んでおり、負債である約63.5億円(24%)については、将来の世代が負担していくことになります。同様に、全体会計で資産は約304億円、純資産は約220億円(73%)、負債は約83億円(27%)となり、連結会計で資産は約307億円、純資産は約223億円(73%)、負債は約84億円(27%)となっています。
2.行政コストの状況
令和元年度の行政コスト総額は一般会計等で約48億円となっています。また、経常費用から経常収益(行政サービス利用に対する対価として住民の皆さんが負担する使用料や手数料等)を引いた経常純行政コストは一般会計等で約48億円となっています。今後は施設の集約化や複合化を検討して、コストを削減していかなければなりません。同様に全体会計での行政コスト総額は約56億円となり、連結会計では約63億円となります。
3.純資産変動の状況
令和元年度は、純資産が一般会計等において、約2億円の減少となっています。また、全体会計約1億円の減少、連結会計でも約2億円減少しています。減少要因としては、資産の老朽化による価値の減少が考えられ、計画的な改修工事等の取り組みが必要です。
4.資金収支の状況
令和元年度の資金収支では、一般会計等において、業務活動収支は約12億円のプラス、投資活動収支は約11億円のマイナス、財務活動収支はほぼプラスマイナスゼロとなりました。全体会計については、業務活動収支は約14億円のプラス、投資活動収支は約12億円のマイナス、財務活動収支は約1億円のマイナスとなりました。また、連結会計については、業務活動収支は約14億円のプラス、投資活動収支は約12億円のマイナス、財務活動収支は約1億円のマイナスとなりました。今後、厳しい財政事情を認識して、限られた財源の中で効率的な町政運営に努めます。
財務書類に関する情報②(2019年度)
1.資産の状況
住民一人当たり資産額について、類似団体平均を下回っております。また、歳入額対資産比率も類似団体平均を下回っておりますが、有形固定資産減価償却率については、類似団体平均を上回っております。今後、公共施設等総合管理計画に基づき、適正な管理に努めます。
2.資産と負債の比率
純資産比率については、類似団体平均値を下回っており、将来世代負担比率も類似団体平均値を下回っております。今後、将来世代の負担を減少するため、計画的な財政運営に努めます。
3.行政コストの状況
住民一人当たり行政コストは、類似団体平均とほぼ同水準となります。今後も計画的な財政運営に努めて、行政コストの削減に取り組みます。
4.負債の状況
住民一人当たり負債額について、類似団体平均値と同水準となっております。地方債の発行に注意して、財政運営に努めます。
5.受益者負担の状況
受益者負担比率は類似団体平均を上回っております。今後、計画的な財政運営に努めて、経常費用の削減を進めます。
出典:
財政状況資料集
,
統一的な基準による財務書類に関する情報
,
よくある質問
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北海道新冠町の2019年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。
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