収益等の状況について
唯一の直営(業務委託)で経営をしています。①の収益的収支比率は100%付近で安定はしていますが⑪の稼働率が高い割に①が低い状況にあります。また,比較的新しい駐車場のため設備投資は少ないため④の売上高GOP比率が高い状況です。要因としては,地方債の償還中であること,公共施設(市民図書館)利用者が中心の施設であるため,利用頻度は高いが,施設利用者の利用時間が比較的短時間であることと考えます。⑤EBITDAの平成27年度の数値に誤りがあります。(誤)82,381→(正)44,540
資産等の状況について
当施設は,比較的新しい駐車場であるため新たな設備投資は少ないです。地方債を償還中であり,平成29年度に償還終了見込みです。
利用の状況について
当施設は,公共施設(市民図書館)に付随する駐車場であるため,⑪の稼働率は高い状況で安定しています。しかし,周囲に他の施設が少ないため,近年は減少傾向にあります。
全体総括
1975年(昭和50年)に都市計画決定した駐車場整備地区により公営駐車場の整備等を進めてきましたが,40年以上が経過し,駐車需要やまちづくりの方向性等に変化が生じていることから,2017年度(平成29年度)において,駐車場需要の現状把握や駐車場施策等のほか,中心市街地の駐車場全体のあり方について施設の廃止等を含め今後検討していくこととしています。