収益等の状況について
人件費の上昇に伴い指定管理料が増えている。さらに建物建設から42年が経過しているため老朽化が激しく、修繕費がかさんでいる。近年は近隣に利用料金に上限のある安価な民間駐車場が増えてきたため利用者数に影響が出ているが、当該年度は観光客による利用が増え売上げが増加したため、前年度と比較して収益的収支比率が改善した。
資産等の状況について
建設から42年が経過し老朽化が進んでおり、修繕費が増加している。今後10年間を目処に事業廃止(民間譲渡)も視野に入れ、検討する必要がある。
利用の状況について
全国平均及び類似施設平均よりも高い稼働率となってはいるものの、無料で利用できる2時間以内での利用者が7割を超えている。近隣の商店街店舗は専用駐車場を保有していないため、2時間の使用料減免を受けられる当該駐車場は、店舗に客を呼び込むために欠かせない施設となっている。
全体総括
建設から42年が経過して老朽化が進んでおり、修繕費が増加している。修繕費の手当てや、収益的収支比率の向上のために入庫から2時間無料の運用の変更を検討する必要がある。また今後10年間を目処に事業廃止(民間譲渡)することについても検討する必要がある。