久喜市:簡易水道事業(法適用)

地方公共団体

埼玉県 >>> 久喜市

地方公営企業の一覧


収集されたデータの年度

2021年度 2020年度 2019年度 2018年度 2017年度 2016年度 2015年度 2014年度

経営比較分析表(2015年度)

経営の健全性・効率性について

①経常収支比率過去5年間100%を大きく上回っており、単年度収支が常に黒字であることを示している。また、類似団体平均、全国平均のいずれも上回っており、健全な経営を維持している。②累積欠損金比率累積欠損金は過去5年間発生していないため、0%である。③流動比率流動比率は昨年度と比べ243.28ポイント低下したものの、類似団体平均、全国平均のいずれも大きく上回っており、短期的な債務に対する支払能力を十分備えている。④企業債残高対給水収益比率平成22年度以降新たな企業債の借入はなく償還も進んでいることから、数値は右肩下がりとなっており、類似団体平均、全国平均よりも低い数値となっている。⑤料金回収率平成23年度以降数値は右肩上がりとなっており、類似団体平均、全国平均のいずれも上回っている。⑥給水原価全国平均をわずかに下回っているものの、類似団体平均と比較すると高い数値で推移している。平成24年度以降は右肩下がりになっているが、今後も費用削減に努める必要がある。⑦施設利用率平成24年度以降は横ばいで推移しているが、類似団体平均、全国平均のいずれも上回っている。⑧有収率昨年度と比べ0.6ポイント上昇しており、類似団体平均、全国平均のいずれも上回っている。

老朽化の状況について

①有形固定資産減価償却率平成23年度以降徐々に数値が上がっており、法定耐用年数に近い資産の割合が多くなっている。また、類似団体平均、全国平均よりも高い数値で推移しており、引き続き財源の確保に努めながら計画的に施設の更新を行っていく必要がある。②管路経年化率類似団体平均、全国平均よりも大幅に低い数値で推移している。類似団体平均は上昇傾向にあるが、本市はほぼ横ばいで推移しており、法定耐用年数を超えた管路は少ない。③管路更新率平成25年度以降低下傾向にあるが、類似団体平均、全国平均よりも高い数値であり、比較的管路の更新が進んでいるといえる。

全体総括

経営の健全性や効率性については、各指標において類似団体平均、全国平均と比較すると概ね良好な水準となっており、総合的に勘案すると安定した健全な経営状況である。しかし、平成25年度以降現金預金が減少してきており、流動比率は悪化傾向にあるため、将来に向けた取り組みが必要である。また、老朽化の状況については、経常収支比率は良好な水準であるが、有形固定資産減価償却率が高く水道施設の老朽化が進んでいるため、今後更新投資の増加が見込まれる。引き続き、更新投資の財源確保や経費削減に取り組み、将来を見越した健全な経営に努めながら、水道施設の更新を実施していく必要がある。

類似団体【A2】

函館市 釧路市 帯広市 苫小牧市 青森市 弘前市 盛岡市 岩手中部水道企業団 石巻地方広域水道企業団 山形市 福島市 水戸市 日立市 つくば市 ひたちなか市 茨城県南水道企業団 伊勢崎市 太田市 熊谷市 春日部市 狭山市 上尾市 草加市 新座市 久喜市 坂戸、鶴ケ島水道企業団 野田市 佐倉市 流山市 八千代市 山武郡市広域水道企業団 小田原市 秦野市 長岡市 上越市 福井市 甲府市 長野県 長野市 松本市 大垣市 沼津市 富士市 磐田市 豊川市 安城市 西尾市 小牧市 津市 松阪市 鈴鹿市 宇治市 岸和田市 茨木市 八尾市 寝屋川市 和泉市 明石市 伊丹市 加古川市 宝塚市 川西市 鳥取市 米子市 松江市 呉市 東広島市 下関市 宇部市 山口市 徳島市 今治市 久留米市 春日那珂川水道企業団 佐賀市 佐世保市 都城市