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地方財政ダッシュボード

福島県猪苗代町の財政状況(2021年度)

福島県猪苗代町の財政状況について、2021年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

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収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2021年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2021年度)

財政力指数の分析欄

主要な自主財源である町税全体では、前年度と比較して入湯税、たばこ税の回復により0.3%増収となったが、財政力指数は、前年度から0.01ポイント減の0.38となり、類似団体平均を下回っている。地域経済の動向や人口減少、少子高齢化の状況からも税収増となる要因は乏しいため、徴収強化により財政基盤の維持を図りながら、交流・定住人口の増加につながる取組の推進に努める。

経常収支比率の分析欄

公債費は、当初予算額の10%以内で、かつ起債額が償還額を上回らないように抑制してきた。しかし、大規模事業の財源確保には地方債の発行が必要不可欠である。令和2年度から本格化した統合中学校整備事業の起債に係る元利償還金の影響が出てきたが、過疎対策事業債を活用し、償還の平準化を図るなどしてきたことにより類似団体平均とほぼ同水準となっている。職員及び会計年度任用職員の適正な人員管理による人件費の抑制と、すべての事務事業の優先度を厳しく点検し、優先度の低い事業について計画的に廃止・縮小を進め、経常経費の削減に努める。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

人件費、物件費及び維持補修費の合計額の人口1人当たりの金額が類似団体平均を上回っているのは、主に人件費と維持補修費が要因となっている。人件費は、直営施設運営に係る職員を多く雇用しているためである。また、維持補修費には冬期間の除雪経費を含んでいるため、降雪量の多かった令和3年度は類似団体平均との差が広がった。さらには、保有する公共施設数が多く、老朽化に伴う維持補修費の増加が避けられないため、公共施設等総合管理計画の個別施設計画に基づき適正な管理に努めるとともに、有休施設の譲渡、利活用等を積極的に行う。

ラスパイレス指数の分析欄

町の指数としては大きな変動はなく、類似団体ともほぼ同水準を保っている。今後も地方公務員制度改革等を踏まえながら、他の地方公共団体の状況に留意する。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

町の重点施策である子育て支援のためのこども園を直営で運営しているため、有資格者の職員を雇用していることや、その他多くの直営施設を保有していることが類似団体平均をやや上回っている要因と考える。定員適正化計画に基づき、計画の範囲内での人員管理を行っているため、これ以上の削減は大変厳しい状況にある。

実質公債費比率の分析欄

近年の大規模事業に係る起債償還金により類似団体平均を上回り10.3%となっている。下水道事業における操出基準算定方法の変更等もあり平成29年度から増加に転じた。令和3年度は前年度と比較して0.4ポイント減少したが、今後は統合中学校整備事業に係る起債により公債費は緩やかに上昇する見込みであるが、実質公債費比率は同程度で推移する見込みである。引き続き公債費は当初予算の10%以内で、かつ、起債額が償還額を上回らないよう起債方針を遵守し、比率上昇の抑制に努めていく。

将来負担比率の分析欄

地方債の現在高は、令和4年度開校の統合中学校整備事業に係る起債により、一時的に増加する見込みである。令和5年度までの大規模事業であるため、本比率に影響することが懸念されるが、交付税措置率の高い地方債を優先させるなど比率上昇の抑制に努める。また、公営企業債等繰入見込額については、繰出基準の算定変更により将来負担割合が上昇しているものの、下水道事業会計は健全経営に向けて経営戦略を策定し、公営企業会計の適用を開始するなど本比率の抑制対策を行っている。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2021年度)

人件費の分析欄

これまで類似団体平均を上回っていたが、令和3年度は0.1ポイント下回った。職員については、定員適正化計画に基づき、計画の範囲内での人員管理を行っている。こども園や図書館等の施設運営を直営でおこなっているため職員数が類似団体平均と比較して多いことが主な要因である。適正な人員の管理及び配置に努める。

物件費の分析欄

前年度から類似団体平均を上回っている。必要性や緊急性の高いものから優先順位を付け、さらに予算ベースでの削減も実施している。また、保有する施設が多くあるため、直営のみならず指定管理者制度を導入している施設においても、事務事業の成果を基に適宜見直しを行うなどして更なる抑制に努める。令和4年度に中学校が、令和6年度に小学校の統合を予定しているため今後はやや減少すると見込んでいる。

扶助費の分析欄

類似団体平均を大幅に下回っている。老齢人口の増加に伴い、これまで増加傾向にあったが、令和3年度は新型コロナウイルス感染症の影響により受診やサービス利用を控えるケースが多かったことが減少した主な要因と考える。住民サービスの低下を招かぬよう注視していく。

その他の分析欄

これまでは類似団体平均とほぼ同水準で推移してきたが、令和3年度は大きく下回った。その主な要因は、下水道事業が公営企業会計へ移行したことで繰出金が減少したためである。老齢人口の増加により国民健康保険事業及び介護保険事業への繰出金は増加が見込まれるため、保険料の適正化を図るなど、一般会計の負担の抑制に努める。

補助費等の分析欄

これまでは類似団体平均とほぼ同水準で推移してきたが、令和3年度は類似団体平均を大きく上回った。主な要因は、令和3年度より下水道事業が公営企業会計へ移行したことが挙げられる。経営戦略の見直し等により健全化を図っていることろである。また、農業及び商工業者への補助金等が多いことから、補助金適正化委員会においてその必要性、成果及び終期の設定等を精査し適正な執行に努める。

公債費の分析欄

当初予算額の10%以内で、かつ、起債額が償還額を上回らないようにするという起債方針の遵守に努めると共に、公共施設等総合管理計画の個別施設計画に基づき適正な施設管理に努める。また、公債費の推移や健全化法に係るこれらの指標の推移を見極めながら、起債の適正運用に努める。

公債費以外の分析欄

類似団体平均を1.8ポイント下回っている。公債費以外の経常収支比率では、人件費が占める割合が最も高く23.8%、次いで補助費等、物件費となっている。人件費のみならず歳出全般において、必要性や緊急性を十分に精査し、歳出の抑制に努める。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2021年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2021年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2021年度)

分析欄

財政調整基金は、大規模事業が続いた平成29年度までは、事業財源確保のため取り崩しを行ってきた。平成30年度以降は、災害復旧事業等に取り崩しを行ったが、決算余剰金の積み立てにより財政調整基金の残高は増加となり令和3年度の標準財政規模比は前年度から5.88ポイント増の23.05%となった。しかし、令和4年度開校の統合中学校整備事業には、特定目的基金のみならず、財政調整基金も繰入れざるを得ない厳しい状況であることから、今後は財政調整基金残高は減少し、実質単年度収支も下降することが見込まれるため、事務事業の見直し、統廃合等を推進し、健全な行政運営に努めていく。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2021年度)

分析欄

令和3年度決算は、実質収支額が一般会計で307,600千円、国民健康保険特別会計で10,171千円、介護保険特別会計で108,780千円、後期高齢者医療特別会計で174千円の黒字となった。また、公営企業会計においては、水道事業が660,766千円、病院事業が4,030千円、下水道事業会計の公共下水道事業が19,261千円、特別環境保全下水道事業が25,973千円、農業集落排水事業が8,868千円の資金余剰額があり、連結実質赤字は生じていないものの、引き続き健全な経営に努める。

実質公債費比率(分子)の構造(2021年度)

分析欄

令和3年度は、元利償還金(繰上償還額等を除く)が前年度比43百万円増の1,062百万円となった。公営企業に要する経費の財源にとする地方債の償還の財源に充てたと認められる繰入金は、水道事業で増となったものの、病院事業、下水道事業において減となったことから前年度比18百万円減になった。標準税収入額等及び普通交付税の増、臨時財政対策債発行可能額の減により、単年度実質公債費比率及び過去3年平均は0.4ポイント減の10.3%となった。今後も健全化比率の状況に十分注意を払いながら、財源確保を図っていく。

将来負担比率(分子)の構造(2021年度)

分析欄

令和3年度の将来負担比率は35.6%で、前年度を11.2ポイント下回った。将来負担額の内訳は、地方債の現在高が65.7%、公営企業債等繰入見込額と合わせると93.8%を占めている。地方債の現在高は発行抑制や繰上償還等の実施により順調に減少してきたが、今後の見通しとしては、令和4年度開校の統合中学校整備事業に係る地方債の発行により、一時的に増加となる見込みである。公営企業債等繰入見込額については、下水道事業会計における繰出基準算定変更の影響による増が懸念されるところであるが、経営健全化に向けて経営戦略を策定し、令和3年度からは公営企業会計の適用を受け本比率抑制の対策を行っているところである。将来的には基準財政需要額算入見込額の公債費分の増が見込まれることなどから、緩やかに減少傾向で推移する見通しである。

基金残高に係る経年分析(2021年度)

基金全体

(増減理由)・令和3年度は、統合中学校整備事業に教育施設整備等基金から2億2千万円を取り崩し充当した一方、財政調整基金に4億円、森林環境譲与税基金に1千万円を積み立てたことにより、基金全体では1億9千万円の増となった。(今後の方針)・財政調整基金は、標準財政規模の10%を保持するよう努める。・教育施設整備等基金は、統合中学校整備事業及び統合小学校整備事業の財源として計画的に取り崩しを予定している。

財政調整基金

(増減理由)・普通交付税再算定による増・決算余剰金積み立てによる増(今後の方針)・財政調整基金の残高は、標準財政規模の10%を保持するように努める。・短期的には13億円程度まで増加するものの、中長期的(令和5年度目途)には減少していく見込み。

減債基金

(増減理由)・基金利子の積み立てによる微増(今後の方針)・当面は大幅な変動はない見込みだが、金利変動等の公債費償還リスクに備え確保に努める。

その他特定目的基金

(基金の使途)・教育施設整備等基金:教育施設の整備等に要する資金・地域福祉基金:高齢者等の在宅福祉の向上及び健康の保持に資する事業、高齢者等に係るボランティア活動の活発化に資する事業、その他高齢者の保健福祉の増進に関する事業に要する資金・小野弥太郎記念育英基金:奨学資金貸与に要する資金・ふるさと水と土保全基金:土地改良施設の機能を活用し、集落共同活動を推進する事業に要する資金・そば大豆等刈取機械整備基金:そば、大豆等の刈取機械整備に充てる資金・森林環境譲与税基金:森林の整備並びに森林の整備を担うべき人材の育成及び確保、森林の有する公益的機能に関する普及啓発、木材の利用の促進その他の森林整備の促進に要する資金・中津川渓谷レストハウス基金:レストハウス施設の改修等に要する資金(増減理由)・教育施設整備等基金:統合中学校整備事業へ充当したため、222,910千円を取り崩したことにより減少。・地域福祉基金:寄付者の意向により寄附金相当額を高齢者福祉事業のための財源とするため500千円積み立てたことにより増加。・小野弥太郎記念育英基金:奨学資金貸付金の財源とするため255千円を積み立てたことにより増加。・森林環境譲与税基金:森林整備促進事業等の財源とするため9,659千円を積み立てたことにより増加。・そば大豆等刈取機械整備基金:そば大豆等刈取機械整備等の財源とするため1,000千円を積み立てたことにより増加。・中津川渓谷レストハウス基金:施設改修等の財源とするため500千円を積み立てたことにより増加。(今後の方針)・教育施設整備等基金:令和4年度開校予定の統合中学校整備事業及び統合小学校整備事業に係る財源として計画的に取り崩しを予定。・その他特定目的基金全体:各施設等の長寿命化事業に見込まれる特定の財政支出に備え、一定額を確保していく。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2021年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

令和3年度における有形固定資産減価償却率は59.1%であり、令和2年度と比較すると0.2%減少している。主な理由として、統合中学校整備事業として統合中学校を建設したことが挙げられる。また、令和3年度における類似団体との比較では3.8%低い水準にある。現在の施設が老朽化し、今後も有形固定資産減価償却率は上昇する予想であるが、策定済みの公共施設等総合管理計画及び各個別施設計画に基づき、施設ごとの実態・使用可能年数を考慮しながら、老朽化した施設の除却や統廃合を進めるよう努めたい。

債務償還比率の分析欄

平成25年度から29年度にかけて実施された重点施策(ひまわりこども園、多機能型道の駅整備事業)への財源措置として一時的に内部方針を超える起債により対応してきたところであるが、債務償還可能年数は類似団体平均を下回っている状況にある。これは、償還期間が短期間に設定される過疎対策事業債を中心に対応したことによるものと分析されるが、令和2年度以降に実施されている統合中学校整備事業において、再度方針を超える起債が予定されるため、今後若干の上昇が見込まれる。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

令和3年度における将来負担比率は類似団体と比べて高い水準にある一方、有形固定資産減価償却率は類似団体よりも低い水準にある。将来負担比率は令和2年度と比較すると類似団体は6.8%改善し、当町においては11.2%改善している。主な要因としては、分子となる将来負担額から控除される充当可能財源(主に充当可能基金)が増えた一方で、分母となる標準財政規模も増となったことが考えられる。有形固定資産減価償却率は令和2年度と比較すると類似団体では0.9%増加しているが、当町は0.2%改善している。主な要因としては、経年劣化した公共施設に関する費用が年々増加している一方、統合中学校整備事業として統合中学校を建設したことが考えられる。今後も公共施設等総合管理計画及び各個別施設計画に基づき、公共施設の適切な維持管理と老朽化対策に積極的に取組み最適化を図る必要がある。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

令和3年度における類似団体との比較では、将来負担比率で28.7%、実質公債費比率で2.3%上回った。一方、当町の比率は平成20年度をピークに減少傾向にあり、令和2年度と比較すると、将来負担比率で11.2%、実質公債費比率で0.4%の改善となった。類似団体内平均値を上回る状況が続いている要因としては、平成25年度以降の重点施策への財源措置として一時的に内部方針を超える起債により対応してきた影響などが考えられ、令和4年度開校予定の統合中学校整備事業によりさらなる上昇が見込まれる。これらのことから、今後は両比率ともにこれまでの減少傾向から横ばいあるいは若干の上昇に転じる可能性がある。

施設類型別ストック情報分析表①(2021年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2021年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2021年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2021年度)

財務書類に関する情報②(2021年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

福島県猪苗代町の2021年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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