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地方財政ダッシュボード

福島県猪苗代町の財政状況(2019年度)

福島県猪苗代町の財政状況について、2019年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

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収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2019年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2019年度)

財政力指数の分析欄

主要な自主財源となる町税の固定資産税について、土地(宅地)は時点修正に伴う減、償却資産は課税評価額修正に伴う減及び太陽光発電設備の減価償却に伴い減収となったことから、類似団体平均より0.15ポイント下回っている。先行き不透明な経済状況において、依然として自主財源の確保が厳しい状況ではあるが、預金給与等の差押などの滞納対策による徴収業務の強化を図り財政基盤の強化に努める。

経常収支比率の分析欄

人件費及び公債費の増加により90%を超えたが、類似団体とほぼ同水準となった。人件費のうち職員については、町条例で定めた定数を保持しているが、嘱託職員等の雇用人数が多く、令和2年度から会計年度任用職員制度の導入により、更なる人件費の増加が見込まれる。公債費は、当初予算額の10%以内で、かつ、起債額が償還額を上回らないようにする取り組みや、繰上償還等の活用により、年々減少するよう抑制してきたが、大規模事業の財源の確保に地方債の発行は必要不可欠であり、今後償還に係る公債費の増加は避けられないため、適正な人員管理を含め、すべての事務事業を厳しく点検し、優先度の低い事務事業について廃止・縮小を進め、経常経費の削減を努める。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

人件費、物件費及び維持補修費の合計額の人口1人当たりの金額が類似団体平均を上回っているのは、主に人件費と維持補修費が要因となっている。人件費はこども園運営に係る嘱託員を多く雇用しているためである。維持補修費は冬期間の除雪経費を含んでいるため、気象状況によって大きく左右される。しかしながら、町民生活に不可欠なライフラインの確保の観点から削減は厳しい。さらには保有する公共施設数が多く、老朽化に伴う維持補修費用も増加が見込まれるため、公共施設等総合管理計画の個別施設計画(令和2年度策定)に基づき適正管理に努める。

ラスパイレス指数の分析欄

類似団体と同水準を保っているが、今後も地方公務員制度改革等を踏まえながら、他の地方公共団体の状況に留意する。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

子育て支援のためこども園の運営において有資格者の嘱託員等を多く雇用しており類似団体平均を上回っている。令和元年度は、前年度より0.17人増加しているが、類似団体平均との差においては0.04人の減となった。定員適正化計画に基づき、計画の範囲内での人員管理を行っているため、これ以上の職員の削減は大変厳しい状況にある。

実質公債費比率の分析欄

近年の重点施策であったこども園や道の駅猪苗代の整備事業に係る起債の償還金の増及び下水道事業における繰出基準算定方法の変更等により平成29年度から上昇に転じた。令和元年度では、公営企業会計に対する繰出金のうち、水道事業や病院事業で減となったことで単年度比率としては0.9%減となったが、3ヶ年平均では10.7%ととなり類似団体をやや上回っている。今後は、令和2年度から本格化する統合中学校整備事業により公債費は緩やかに上昇する見込みであるが、実質公債費比率は令和元年度と同程度で推移する見込みである。引き続き当初予算の10%以内の公債費で、かつ、起債額が償還額を上回らないよう起債方針を遵守し比率上昇の抑制に努めていく。

将来負担比率の分析欄

地方債の現在高は、令和4年度開校予定の統合中学校整備事業に係る起債が予定されているため、再度一時的な増加となる見込みである。大規模事業であるため本比率に影響することが懸念されるが、交付税措置率の高い地方債を優先させるなど、比率上昇の抑制に努める。また、公営企業債等繰入見込額については、令和3年度から下水道事業が公営企業会計へ移行する予定であり、経営健全化に向け平成28年度に策定した経営戦略についても公営企業会計移行後の状況を勘案して見直しを図り、財政の健全化に努める。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2019年度)

人件費の分析欄

前年度比で0.1ポイント上回っており、類似団体平均より1.6ポイント上回っている。職員については、定員適正化計画に基づき、計画の範囲内での人員管理を行っているため、これ以上の職員の削減は大変厳しい。保育士等の有資格職員が不足しているこども園においては、資格を有する嘱託員を配置することにより住民ニーズに対応している。令和2年度以降、会計年度任用職員制度導入により更なる人件費の増加が見込まれるため、総括的な人員管理に努める。

物件費の分析欄

類似団体平均を0.9ポイント下回ったが、ほぼ同水準である。必要性や緊急性の高いものから優先順位を付け、さらに予算ベースでの削減を実施するなどして、事務事業の成果を基に緊急性の高いものから執行するなどの工夫をしながら更なる抑制に努める。

扶助費の分析欄

類似団体平均を大幅に下回っている。老齢人口の増加に伴い、増加傾向にあるが、住民サービスの低下を招かぬよう注視していく。

その他の分析欄

令和元年度は、類似団体平均と同程度となった。経常経費のその他に係る主なものとして繰出金が挙げられる。特に下水道事業に係る負担が大きく、下水道整備において借り入れた町債の償還が大部分を占めている。下水道事業は令和3年度から公営企業会計へと移行する予定のため、繰出金は減少する見込みであるが、老齢人口の増加に伴う介護保険事業への繰出金は今後も増加する見込みであるため、介護保険事業に限らず、すべての特別会計において経費を節減し、繰出し金の抑制に努める。

補助費等の分析欄

類似団体平均とほぼ同水準で推移しているが、県や全国平均と比較すると上回っている。主な要因は、一部事務組合や企業会計への負担金が挙げられる。今後、下水道事業の公営企業会計への移行が予定されており、繰出金から負担金への移行に伴う増加が見込まれるため、経営戦略の見直し等により健全化を図る必要がある。また、農業及び商工業者への補助金等が多いことから、補助金適正化委員会においてその必要性、成果及び終期の設定等を精査している。

公債費の分析欄

当初予算額の10%以内で、かつ、起債額が償還額を上回らないようにするという起債方針の遵守に努めると共に、令和2年度策定の公共施設等総合管理計画の個別施設計画に基づき、適正に事業を執行する。また、公債費の推移や財政健全化法に係るこれらの指標の推移を見極めながら、起債の適正運用に努める。

公債費以外の分析欄

類似団体平均を3ポイント下回っている。公債費以外の経常収支比率では、人件費が占める割合が最も高く25.5%、次いで補助費、物件費となっている。人件費のみならず歳出全般において、必要性や緊急性を十分精査し歳出抑制に努める。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2019年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2019年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2019年度)

分析欄

大規模事業が続いた平成29年度までは、財政調整基金を取崩し、事業財源を確保してきたが、平成30年度は繰り入れを行わず、令和元年度は台風19号に係る災害復旧等の臨時的な支出に対応するため、財政調整基金の繰入れを行った。今後は、統合中学校整備事業が本格化するため、特定目的基金(教育施設整備等基金)と共に財政調整基金の取崩しを行わざるを得ない状況が続くと思われる。財政調整基金について標準財政規模の10%を保持していくことが大変厳しい状況が懸念されるが、できる限り保持するよう努める。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2019年度)

分析欄

令和元年度決算は、実質収支額が一般会計で330,504千円、国民健康保険特別会計で18,829千円、介護保険特別会計で56,243千円、後期高齢者医療特別会計で213千円の黒字となった。また、公営企業においては、水道事業が702,237千円、病院事業が4,025千円、下水道事業特別会計が5,624千円、特別環境保全下水道事業特別会計が2,331千円、農業集落排水事業特別会計が3,834千円の資金余剰額があり、連結実質赤字は発生しなかった。

実質公債費比率(分子)の構造(2019年度)

分析欄

令和元年度は、元利償還金(繰上償還額等を除く)の減少により前年度より10百万円減の998百万円となった。公営企業に要する経費の財源とする地方債の償還の財源に充てたと認められる繰入金は、水道事業及び病院事業において減となったことから前年度より28百万円減の344百万円となった。標準税収入額等及び普通交付税額の増、臨時財政対策債発行可能額の減により、単年度実質公債費比率は減少したが、過去3ヶ年の平均では0.4%増の10.7%となった。

将来負担比率(分子)の構造(2019年度)

分析欄

令和元年度の将来負担比率は54%で、前年度を4.9%下回った。将来負担額の内訳は、地方債の現在高が63.2%、公営企業債等繰入見込額と合わせると92.9%を占めている。発行抑制や繰上償還等の実施により順調に減少してきたが、大規模事業の実施により一時的に増加に転じ、平成28年度末には93億円を超えたが、その後は再び減少している。今後は、令和4年度開校予定の統合中学校整備事業に係る地方債の発行が予定されているため、再度一時的な増加となる見込みである。公営企業債等繰入見込額については、下水道事業会計における繰出基準算定変更の影響による増が懸念されるところであるが、経営健全化に向けて経営戦略を策定済みであり、また、令和3年度からの公営企業会計の適用に向けて準備を進めており、本比率抑制の対策を行っているところである。将来的には基準財政需要額算入見込額の公債費分の増が見込まれることなどから、緩やかに減少傾向で推移する見通しである。

基金残高に係る経年分析(2019年度)

基金全体

(増減理由)・平成30年度は財政調整基金の取崩しは行わなかったが、令和元年度は、災害復旧事業等への支出に対応するため6百万円を取崩しした。・社会福祉協力金としての寄付金は、寄付者の意向を尊重し、地域福祉基金への積み立てた。・令和4年度開校予定の統合中学校整備事業に充当するため、教育施設整備等基金へ150百万円積み立てた。(今後の方針)・財政調整基金は、標準財政規模の10%を保持できるように努める。・教育施設整備等基金は、令和3年度より取り崩しを予定。

財政調整基金

(増減理由)・令和元年度は、災害復旧等の臨時的な支出に対応するため取り崩しを行ったことにより減少。(今後の方針)・大規模事業である令和4年度開校予定の統合中学校整備事業が行われているため、特定目的基金のみならず、財政調整基金も取崩しをせざるを得ない状況が続く見込みである。標準財政規模の10%を保持していくことが厳しい状況となる見込みであるが、可能な限り保持するよう努める。

減債基金

(増減理由)・基金利子のみを積み立てた。(今後の方針)・基金利子の積み立てを行うこととし、当面は大幅な変動はない見込みである。

その他特定目的基金

(基金の使途)・教育施設整備等基金:教育施設の整備等に要する資金・地域福祉基金:高齢者等の在宅福祉の向上及び健康の保持に資する事業、高齢者等に係るボランティア活動の活発化に資する事業、その他高齢者の保健福祉の増進に関する事業に要する資金・小野弥太郎記念育英基金:奨学資金貸与に要する資金・ふるさと水と土保全基金:土地改良施設の機能を活用し、集落共同活動を推進する事業に要する資金・そば大豆等刈取機械整備基金:そば、大豆等の刈取機械整備に充てる資金・森林環境譲与税基金:森林の整備並びに森林の整備を担うべき人材の育成及び確保、森林の有する公益的機能に関する普及啓発、木材の利用の促進その他の森林整備の促進に要する資金・中津川渓谷レストハウス基金:レストハウス施設の改修等に要する資金・公共下水道整備基金:公共下水道の施設整備に要する資金(増減理由)・ふるさと創生基金:人材育成の財源とするため、基金残額1,776千円の取崩しを行った。・震災復興基金:災害拠点施設整備及び復興イベント等の財源とするため、基金残額9,440千円の取崩しを行った。・教育施設整備等基金:統合中学校整備事業の財源確保のため、151,415千円を積み立てた。・小野弥太郎記念育英基金:奨学資金貸付金の財源とするため642千円を積み立てた。・森林環境譲与税基金:森林整備促進事業等の財源とするため5,348千円を積み立てた。・そば大豆等刈取機械整備基金:そば大豆等刈取機械整備等の財源とするため1,001千円を積み立てた。・中津川渓谷レストハウス基金:施設改修等の財源とするため500千円を積み立てた。(今後の方針)・公共下水道整備基金:令和2年度公共下水道整備事業に係る財源として全額取崩しをし、廃止予定。・教育施設整備等基金:令和4年度開校予定の統合中学校整備事業に係る財源として令和3年度以降取崩しを予定。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2019年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

令和元年度における有形固定資産減価償却率は57.2%であり、平成30年度と比較すると2.0%増加している。また、令和元年度における類似団体との比較では3.0%低い水準にある。現在の施設が老朽化し、今後も有形固定資産減価償却率は上昇する予想である。公共施設等総合管理計画及び個別施設計画に基づき、施設ごとの実態・使用可能年数を考慮しながら、老朽化した施設の除却や施設の統廃合を進めるよう努めたい。

債務償還比率の分析欄

平成25年度から29年度にかけて実施された重点施策(ひまわりこども園、多機能型道の駅整備事業)への財源措置として一時的に内部方針を超える起債により対応してきたところであるが、債務償還可能年数は類似団体平均を下回っている状況にある。これは、償還期間が短期間に設定される過疎対策事業債を中心に対応したことによるものと分析されるが、令和2年度以降に実施される統合中学校整備事業において、再度方針を超える起債が予定されるため、今後若干の上昇が見込まれる。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

令和元年度における将来負担比率は類似団体と比べて高い水準にある一方、有形固定資産減価償却率は類似団体よりも低い水準にある。将来負担比率は、平成30年度と比較すると類似団体は0.9%増加したが、当町は4.9%改善している。有形固定資産減価償却率は、平成30年度比較すると類似団体では0.2%増加しているが、当町は2.0%も増加している。当町の有形固定資産減価償却率は毎年増加しており、今後、公共施設に関する費用も増加する傾向にあるため、公共施設等管理計画及び個別施設計画に基づき、公共施設の適切な維持管理と老朽化対策に積極的に取り組んで最適化を図る必要がある。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

令和元年度における類似団体との比較では、将来負担比率で32.6%、実質公債費比率で3.0%上回っている。一方、当町の比率は平成20年度をピークに減少傾向にあり、平成27年度と比較すると、将来負担比率で13.8%、実質公債費比率で0.9%の改善となった。類似団体内平均値を上回る状況が続いている要因としては、平成25年度以降の重点施策への財源措置として一時的に内部方針を超える起債により対応してきた影響などが考えられ、令和4年度開校予定の統合中学校整備事業によりさらなる上昇が見込まれる。これらのことから、今後は両比率ともにこれまでの減少傾向から横ばいあるいは若干の上昇に転じる可能性がある。

施設類型別ストック情報分析表①(2019年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2019年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2019年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2019年度)

財務書類に関する情報②(2019年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

福島県猪苗代町の2019年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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