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財政力指数の分析欄当町においては、北海道電力知内発電所が立地していることから、その固定資産税は、町の税全体額の39.2%(平成25)を占めていることから、これに係る償却資産の減価分の影響により財政力指数の変動が大きくなる。 | 経常収支比率の分析欄経常収支比率は、平成17年度の91.0%をピークに減少傾向になっており、平成25年度では、道内市町村平均・類似団体内平均値となっている。要因としては、公債費償還額において、平成19年度がピークとなり、公共下水道事業・農業集落排水事業への償還分繰出金額が平成20年度でピークを超えたことにより減少傾向にあるが、近年の原油高騰等の影響により増加している状況にある。 | 人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄人口1人当たり人件費・物件費等決算額が道内市町村平均より高くなっている要因としては、主に人件費が要因となっている。これは当町の教育行政の基本が幼・小・中・高一貫教育にあり、町立幼稚園・町立高校の教職員人件費が含まれていることによる。また、町人口の減少は顕著で、平成17年国調人口は、5,447人であったが、平成22年国調人口は、5,074人で、6.8%の減少となっていることにある。 | ラスパイレス指数の分析欄ラスパイレス指数については、平成23年度までは、90%前半で推移し続けており、平成23年度で類似団体平均を4.4%下回っている状況であったが、平成24年度において、91人事院勧告における昇格改善の適用実施に加え、国の独自削減に伴う削減実施の要請の見送りにより平成24年度は、4.8上回っているもの依然として、独自削減適用外とすれば、ラスパイレス指数は低く抑えられているものである。 | 人口1,000人当たり職員数の分析欄人口1人当たり人件費決算額が類似団体内平均より高くなっている要因は、当町の教育行政の基本が幼・小・中・高一貫教育にあり、町立幼稚園・町立高校の教職員数が含まれているためである。(教職員数20人、人口千人当たり4人)なお、集中改革プラン(平成18~平成22)に基づき事務事業の効率化、組織・機構の合理化を積極的に進め、退職者不補充により職員数の抑制に努めている。(平成18~平成25で3名削減) | 実質公債費比率の分析欄当町では、平成17年度決算において、実質公債費比率が18%以上となったことから、平成18年度以降「公債費負担適正化計画」を策定し、実質公債費比率18%を下回るための取り組みを継続し、平成25年度で15.9%となった。実質公債費比率が、全国平均及び全道平均と比較し高い理由としては、平成7年度から平成10年度に国の景気対策と相まって実施した大型建設事業(借入総額51.7億円)により公債費全体の償還額が多額となっている。また、公共下水道事業会計・農業集落排水施設整備事業会計に対する公債費償還相当繰出金が多額となっていること(平成25繰出金総額171百万円うち対象分125百万円)が主な要因となっている。 | 将来負担比率の分析欄将来負担比率については、大幅な減少傾向にある。主な要因としては、一般会計における地方債現在高は、平成14年度を、公共下水道事業特別会計及び農業集落排水特別会計における地方債現在高も平成15年度をピークに減少し続けている。また、国営土地改良事業(農業用ダム)による債務負担の額は、当初2,368,543千円であったが、年々負担も減少し、平成29年度には完了することもあり、今後の負担比率も減少していく状況であるが、標準財政規模の基礎となる普通交付税の動向が比率に大きく影響してくることも視野にいれたなかで、今後の安定的な財政運営を図る必要がある。 |
人件費の分析欄人件費に係る経常収支比率は類似団体平均とほぼ同水準で推移している。なお、当町においては幼・小・中・高一貫教育に取り組んでおり、町立幼稚園・町立高校の教職員人件費が、他の類似団体と比べて増嵩要因となっている。なお、集中改革プラン(平成18~平成22)に基づき事務事業の効率化、組織・機構の合理化を積極的に進め、退職者不補充により職員数の抑制に努めている。(平成18~平成25で3名削減) | 物件費の分析欄物件費に係る経常収支比率は類似団体平均を下回る形で推移している。平成25年度に比率が前年度に比べ増となっている理由は、燃油高騰等により燃料費等の負担・電力料金増が主な要因となっている。 | 扶助費の分析欄扶助費に係る経常収支比率は類似団体平均を下回る形で推移している。 | その他の分析欄その他に係る経常収支比率は類似団体平均を下回る形で推移している。繰出金については、平成20年度をピークに減少傾向にあるが、これは公共下水道事業会計・農業集落排水施設整備事業会計における公債費が減少しているためである。なお、国民健康保険事業会計への繰出金については、現在は基準内繰出にとどまっているが、国民健康保険事業基金の基金残高の減少により、今後、一般会計から基準外の繰出金が増加していく可能性がある。 | 補助費等の分析欄補助費に係る経常収支比率は類似団体平均を下回る形で推移していたが、平成25については、町の産業・教育・文化等の活性化に向けた補助から類似団体平均対比で上回る状況である。 | 公債費の分析欄公債費に係る経常収支比率は類似団体平均を上回る形で推移している。この要因は平成7~10年度にかけて借り入れした多額の起債に係る償還によるものである。なお、公債費は平成19年度をピークに漸減しており、平成24年度では平成25年度比の75%に留まっている。当町としては、今後も「公債費負担適正化計画(平成18~平成24)」等の実効性を確保し、財政の健全化に努めていきたい。 | 公債費以外の分析欄公債費以外に係る経常収支比率は類似団体平均を下回る形で推移しており、減少傾向にある。これは経常収支比率全体が、平成17年度の91.0%をピークに減少傾向となっているためである。 |
出典:
財政状況資料集
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統一的な基準による財務書類に関する情報
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