経営の健全性・効率性について
本市の個別排水処理事業は、収益的収支比率が90%前後で推移しているが、経費回収率が類似団体を下回っており、料金収入によって、維持管理費等を賄いきれない状況が続いており、一般会計からの繰入金に大きく依存している状況である。このため、収入面では水洗化率の向上を図るとともに、料金単価の見直しも今後検討するなど、収入の確保に努めていく必要がある。また、支出面ではメンテナンス方法の見直し等により、維持管理費の削減に努めていくことが必要である。
老朽化の状況について
平成12年度の供用開始から14年が経過しているため、老朽化対策として、適切なメンテナンスを実施していくこととしている。
全体総括
料金収入では、維持管理費等を賄いきれず、一般会計からの繰入金に依存している。また、今後は、施設の老朽化対策等による支出が増加していく見込みである。このため、維持管理費等の経常費用を削減するとともに、また、今後は、施設の老朽化対策等による支出が増加していく見込みである。このため、維持管理費等の経常費用を削減するとともに、水洗化率の向上による料金収入の増加を図り、経営の健全化に努めたい。