収益等の状況について
・収益的収支比率、他会計補助金比率料金収入より企業債償還金が多いことから、収益的収支比率が低い一方で、他会計補助金比率は高くなっている。償還が終了するH30年度以降は黒字に転換する見込みである。
資産等の状況について
・設備投資見込額立地場所が海沿いということもあり、今後、塩害等により、修繕や設備等の更新に多額の費用を要する見込みである。・企業債残高対料金収入比率類似施設の平均と同様に年々比率が減少傾向にあり、H29年度には償還を終了する。
利用の状況について
類似施設の平均より稼働率が低いが、県民ホールの駐車場という位置づけがあり、ホールでイベント等が開催される日は、稼働率が大幅に上昇していることから、今後も駐車場を維持していく必要がある。
全体総括
H16.6からは、指定管理者による管理を行っており、料金収入の増加及び管理経費の節減を図っている。また、駐車場の利用時間の延長や利用者のサービス向上のため、商店街共通駐車場サービス券の利用の導入等を行っている。今後も健全経営を続けながら、計画的に設備の更新等を進めるととともに、引き続き安定した経営が可能となるように努めてまいりたい。