個別排水処理施設 工業用水道事業 特定環境保全公共下水道 公共下水道 農業集落排水施設 簡易水道事業(法適用)
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大型事業所(工業団地)を有しており、類似団体を上回る税収があるため0.73となっているが、近年低下傾向(平成20年度から5年連続低下、平成25年度は、平成24年度財政力指数を上回ったが、平成26年度は0.01低下した。)にあるため、税の徴収強化(5年間で0.1%の向上)等による歳入の確保に努める。
類似団体を1.5%上回っており、経常収支比率が90.3%と前年比4.5ポイント高くなっているのは、経常一般財源においては、小学校体育館建設により、教育費が増加(約570百万円)したことが大きな要因である。公営事業等への繰出については、下水道事業への繰出金が前年に続き増加(約40百万円)している。また、上水道についても、水源地開発により増加(約150百万円)している。今後も増加が見込まれ経常収支比率の悪化が懸念される。
人件費、物件費および維持補修費の合計額の人口一人当たりの金額は類似団体平均を大きく下回った結果となっている(平成23年より市町類型区分が変わったため)。人口1人当たりの決算額は人件費・物件費の増加により、前年より約13,000円の増となった。前年を上回った原因は、人件費の増(約38百万円)については、給与及び期末勤勉手当の減額措置が平成26.4月から廃止されたことが主で、物件費の増(約189百万円)については、制度改正によるシステム改修や事業の委託料が増加したことによる。今後も行財政改革の推進により一層の経費削減に努めていく。
ラスパイレス指数は類似団体の中では比較的高い水準にあるが、要因として、国が平成21年度まで実施した昇給抑制措置があげられる。平成19年1月に国と同様の給与構造改革を実施し、今までラスパイレス指数を高めていた高齢層の給与を抑制した。平成26年度は、平成25年度と比較して増減はないが、今後も、財政状況の見通しや近隣市町の動向を踏まえて、より一層の給与の適正化に努めていく。
平成25年度末職員数は156人であるが養護老人ホーム(10人)など特殊要因を含んでいる。人口当たり職員数は、類似団体平均を若干下回っている。(平成23より市町類型区分が変わったため)第3次定員適正化計画(平成17~平成22)では、10人減員目標に対し計画を大きく上回る19人の減員となったが、今後は、第4次定員適正化計画(平成23~平成27)に基づき、現数を維持しながら効率的な行政運営に努める。
平成20年度より徐々に改善されていたが、平成26年度は前年度から0.2ポイント悪化の11.9%となっており、依然として類似団体平均を上回っている。悪化の主な要因としては、下水道事業に係る起債の償還の増によるものである。類似団体との比較では、公営企業債等の繰入見込額が多いため平均を上回っているものと考えられる。今後も、適正な地方債発行による事業推進を図っていく。
当町の将来負担比率は、平成25年度と比較すると31.9ポイント悪化している。これは、投資的事業に係る地方債現在高並びに公営企業等繰入見込額の増及び基金取り崩しによる充当可能基金の減によるものが主な要因である。また、類似団体平均との比較では、3倍程度(104.7ポイント)と大きな開きとなってきているので、今後も将来負担比率の低減を念頭に置き、適正な地方債発行による事業推進により地方債の発行を抑制していく。
類似団体平均と比較すると、人件費に係る経常収支比率は低くなっている。主に、ごみ・し尿処理業務及び常備消防業務を一部事務組合や事務委託において実施していることや、直営で行っている保育所や老人ホームも保育料などの特定収入を人件費に充てているためである。第3次定員適正化計画に基づく定員の削減を進めた結果、団塊の世代の大量退職に加え、若年層の普通退職もあり、職員数は計画時10名減を9名上回る19名減となった。今後は第4次定員適正化計画に基づき、現数を維持し人件費の適正化に努めていく。
類似団体平均より1.4ポイント下回っている。主に、ごみ・し尿の処理等を一部事務組合で実施しているため、施設維持管理経費等が補助費等へ移行している。また、老人憩いの家「文珠荘」、工業団地企業会館、もちむぎ食品センター、第一・二老人デイサービスセンターの5つの公共施設について指定管理者制度を導入しているため、物件費が減少している。物件費に係る経常収支比率の増加は、委託料の約85百万の増によるところが大きい。今後も、電算機器に要する経費の増加(機器の更新(借上・保守))が見込まれるため、物件費の占める割合が大きくなると見込まれるが、全庁的な経費削減に努める必要がある。
類似団体平均より0.3ポイント下回っている。扶助費は年々増加傾向にある。(平成26年度は前年度比増減なし)町単独で多くの福祉施策や子育て支援策を実施している。今後は平成22年7月策定の福崎町第4次行政改革大綱・実施計画の見直しを行い、一定の役割を終えた施策や重複する施策などは見直していく方針である。
その他に係る経常収支比率が類似団体平均を上回っているのは、下水道事業特別会計への繰出金が年々増加(平成25年度比40百万増)しているためであり、類似団体平均より6ポイント上回っている。今後も下水道事業会計への公債費繰出金の増加により、「その他」の占める割合が徐々に増加する見通しである。
類似団体平均より1ポイント上回っている。。常備消防業務を同級他団体へ事務委託、ごみ処理やし尿処理などを一部事務組合で実施しているため、その負担金が補助費の半分以上を占めている。その補助費の増、農業施策の交付金等の増により前年度より1%の増となった。今後、平成26年度をピークに一部事務組合等への負担金の減少が見込まれるため、補助費等の占める割合が小さくなると見込まれるが、施設の老朽化による更新があれば大幅に増加する恐れがある。。
町立図書館、小学校体育館、幼児園建設や幹線道路整備などの大型事業を継続的に実施し、地方債の発行が増加している。類似団体を1.1ポイント下回っているが、今後とも、緊急度・優先度・住民ニーズ等を的確に把握した事業の選択により、地方債の発行を抑制していく。公債費総額は臨時財政対策債の償還及び駅周辺整備の進捗に伴う公共事業債等の償還の増加が見込まれ、今後も公債費の占める比率が大きくなると見込まれる。
公債費を除いた経常収支比率が類似団体平均を2.6ポイント上回っている。経常収支比率の増加は、小学校体育館建設により、教育費が増加(約570百万円)したことが大きな要因である。全体の経常収支比率の変動にもよるが、公債費総額は臨時財政対策債の償還及び駅周辺整備の進捗に伴う公共事業等債の償還の増加が見込まれるため、今後は、公債費以外の占める比率が小さくなると見込まれる。
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