事業・施設概要
| 都道府県 | 兵庫県 | 経営主体 | 福崎町 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A6 | 行政区域内人口 | 18,476人 |
| 現在給水人口 | 18,384人 | 給水区域面積 | 4,579ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率は、単年度の収支が黒字であることを示す100%を上回っているため、経営状況は健全な水準にあるといえますが、類似団体平均値と比較して、わずかではありますが低い値となっています。また、短期債務の支払能力を表す③流動比率は類似団体の平均値に比べて健全性を維持しています。給水収益と経常費用のバランスを表す⑤料金回収率は97.34%となり100%を割り込む結果となりました。今後は、料金回収率が100%以上を維持するよう経常費用を精査するとともに、料金改定も検討していく必要があります。一方で、⑥給水原価や⑦施設利用率、⑧有収率は類似団体平均に比べ良好な水準を維持しています。また、④企業債残高対給水収益比率は類似団体の平均以下の比率を維持することができています。今後も自己資金とのバランスを考慮し、適正な資金の管理に努める必要があると考えています。
老朽化の状況について
本町の水道事業においては、償却対象資産の老朽化の度合いを示す①有形固定資産減価償却率は類似団体平均よりも低い水準を維持しています。しかし、②管路経年化率は近年は上昇しております。今後も、管路を含めた施設の更新を計画的に進めることにより、安定した水道サービスの供給に努めていきます。
全体総括
本町の水道事業は、「1.経営の健全性・効率性」では経常収支比率は地道な経営努力により100%を上回っています。また給水原価や施設利用率、有収率は類似団体平均に比べ良好な水準を維持しており、「2.老朽化の状況」から見ても、類似団体平均と比べ概ね同程度の経営状況にあると判断されます。しかし、今後は人口の減少や節水型機器の普及による水需要及び給水収益の減少により、良好な状況を継続することは難しくなっていくことが予想されます。「水道ビジョン」及び「経営戦略」に基づき事業を進め、財政状況を分析し、コスト削減などのする技術や現場経験は世代交代が進まなければ、突発事故や適切な措置をとり、料金改定も視野に入れながら、災害時の対応に支障を来すおそれがある。今後は、計画的な健全な事業経営を維持する必要があります。人材育成と業務マニュアル化を進め、職員間で技術や知見を確実に継承するとともに、業務委託や民間連携を活用して人材不足を補完する体制づくりが重要であり、その一環として設計施工を一括発注するデザインビルド方式を活用することで、職員の業務量の平準化に努め、将来に向けて安定した持続可能な経営基盤の構築を図っている。
経営状況
収支構造
総額3.8億円
総額3.7億円