経営の健全性・効率性について
・経営の健全性経常収支比率は毎年100%以上で累積欠損金は生じていないこと、流動比率は会計基準改正に伴い100%以下となったが今後償還が進むことで好転していくこと、企業債の平成26年度末の残高は132億円となり年々逓減していること、及び、料金回収率は100%以上で給水原価は概ね平均値となっている状況であることから、健全性は概ね保たれている。・効率性施設利用率は65.32%であり平均値を上回っている。
老朽化の状況について
通水開始後、約30年弱経過していることから、機械・電気設備については随時更新を実施している。また、管路については未だ更新時期を迎えていない状況である。なお平成26年度の管路更新は、他事業による管路移設に伴うものである。
全体総括
経営状況は、毎年黒字となっており累積欠損金は生じていないこと、企業債を除く内部留保資金は年々好転していること、企業債残高は漸減していること、及び、料金を含む経営指標は良好であることから、健全性は概ね保たれている。今後は管路更新計画等を含めた中長期的計画等を策定し、将来に渡る安定供給や健全性を更に高めていきたい。