収益等の状況について
近隣に利用料金の上限がある安価な民間駐車場ができ長時間利用者の割合が減ったため、売上が減少している。それに加えて、人件費の値上がりに伴い、指定管理料が増え、さらに、建物建設から40年が経過しており、施設の老朽化が激しく、修繕費が年々増加している状況。それにより収益的比率等が右肩下がりとなっている。
資産等の状況について
建設から40年が経過し、老朽化が進んでおり、修繕費が年々増加している。今後10年間を目処に事業廃止(民間譲渡)も視野に入れ、検討する必要がある。
利用の状況について
全国平均及び類似施設平均よりも高い稼働率となっているものの、2時間以内の無料利用者が7割を超えている。近隣の商店街に専用駐車場もなく、近隣に民間駐車場が出来たとはいえ、最初数時間無料といった駐車場はなく、近隣施設利用者には欠かせない施設となっている。
全体総括
建設から40年が経過し、老朽化が進んでおり、修繕費が年々増加している。修繕費の手当てや収益的収支比率の向上のために、2時間無料の運用の検討とともに、今後10年間を目処に事業廃止(民間譲渡)も含めて、施設について検討していく必要がある。