経営の健全性・効率性について
・経常利益は黒字で、経営収支比率は、100%を超えており良好といえる。・企業債残高は、年々減少し平成31年度に完済の予定。・流動比率は、100%を超え支払能力は十分といえる。・施設利用率は、平成28年度において、前年度より若干上昇しているものの、全体的には、節水型機器の普及や人口減少に伴い、減少傾向にある。
老朽化の状況について
・有形固定資産減価償却率は、全国平均を上回っており、施設の老朽化が進んでいる。・管路については、まだ耐用年数に達していない状況にある。
全体総括
・概ね、財務内容は健全性が確保されていると考えられる。・施設の老朽化については、長期財政計画(10ヶ年計画)において、長寿命化対策と更新計画を定めております。今後は、アセットマネジメントを活用し、人口減少等の社会情勢の変化に対応した計画的な更新を進めていく必要がある。・管路については、耐用年数に達してはいないものの、今後、更新へ向けて、方向性を検討していく必要がある。