大郷町
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大郷町
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人口の推移
財政比較分析表(2019年度)
財政力指数の分析欄人口減少や高齢化(高齢化率:令和元年度末37.3%)等により税収等の経常的な一般財源が少なく、類似団体と比較して0.05ポイント上回っているが、全国平均・宮城県平均より下回っている。積極的な企業誘致等による新たな自主財源の確保や移住定住の促進による人口の増加、町税の収入未済額縮減のための徴収強化を図り、歳入の確保に努めるとともに、業務委託や指定管理制度の導入を通じて歳出の見直しも行い、財政基盤を強化にする。 | |
経常収支比率の分析欄類似団体と比較すると1.5ポイント上回っており、前年度比についても0.2ポイント増加した。前年度比で支出額が物件費で1.3%、人件費で0.5%増加している。主な要因としては公共交通機関の充実、移動手段の確保等が考えられる今後も企業誘致や移住定住の促進等を図り、自主財源の確保に努めるとともに、事務事業の見直し等により経常経費の削減に努める。 | |
人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄前年度比で1,490円減となった。前年度比で大規模な町道維持補修が完了したこと等が要因となり減となったと考えられる。さらに、給与水準が低いことから類似団体と比較して大きく下回っている。平成27年度と比較すると人口が5.8%減となったことなどから人口1人当たり人件費・物件費等決算額は28,490円増となっている。今後も指定管理者制度の導入等により民間委託を進めるとともに、新たな定員適正化計画策定等によって適正な定員管理に基づく人件費の抑制に努める。 | |
ラスパイレス指数の分析欄給与の特例減額実施による影響や職員評価制度の実質的な運用見送り等により、全国町村平均より0.7ポイント下回っている。今後も給与水準の適正維持に努める。 | |
人口1,000人当たり職員数の分析欄職員数はこれまで定数削減に努めてきた。ここ数年は退職者数に見合った採用を行っていることや人口減少が続いていること等から、前年比0.54ポイント減となった。類似団体と比較すると1.9ポイント下回っている。今後も民間委託等を推進しながら、住民サービスを低下させることのないような適正な定員管理に努める。 | |
実質公債費比率の分析欄類似団体と比較すると0.4ポイント上回っている。令和元年度は地方債の償還が一部終了したことにより、前年度比で0.4ポイント減となった。今後も引き続き自主財源の確保による歳入増、地方債の新規発行抑制等で健全化に努める。 | |
将来負担比率の分析欄平成27年度と比較すると6.8ポイント増となり、令和元年度は類似団体比で12.7ポイント上回った。充当可能基金が減少したことによるものと考えられる。これまで少しずつ比率を下げるよう努めてきたが、令和元年度は前年度比で7.7ポイント増となった。今後も企業誘致等による自主財源の確保を図るとともに、地方債の新規借入抑制等による公債費の削減など行財政改革を進め、財政の健全化に努める。 | |
経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2019年度)
人件費の分析欄人件費は平成27年度と比較すると1.0ポイント増、前年度比で0.5ポイント増となっている。類似団体と比較すると2.4ポイント上回っている。前年度比増の主な要因としては、避難所運営や定期昇給等により、給料及び共済費等の増が考えられる。今後も適切な定員管理により人件費の抑制に努める。 | |
物件費の分析欄平成27年度と比較すると2.8ポイント、前年度比で1.3ポイント増となった。類似団体と比較すると0.7ポイント上回っているが、要因としては、被災地の警備や各種システム改修等による増が考えられる。今後も引き続き事務事業の見直し等により経費の縮減に努める。 | |
扶助費の分析欄扶助費は類似団体と比較すると0.7ポイント上回っており、前年度比で0.1ポイント減となっている。横ばいではあるが、一時的保育等の減によるものと考えられる。今後も高齢化による医療給付費、障がい者自立支援費の増等が見込まれることから、給付の適正化を図り、保健指導の充実により上昇傾向に歯止めをかけるように努める。 | |
その他の分析欄類似団体比で4.4ポイント上回っており、平成27年度比で0.2ポイント増、前年度比では0.9ポイント減となった。要因としては、各種特別会計への繰出金によるもので、特にこれまで介護保険特別会計への繰出金が著しく増加傾向にあったが、保健事業並びに予防事業の充実等により給付費が一定の水準にあるためと考えられる。今後も給付費の抑制に努める。 | |
補助費等の分析欄補助費等は平成27年度と比較すると3.2ポイント減、前年度比では0.2ポイント増となっている。類似団体比では3.6ポイント下回っている。主な要因は企業誘致に伴うものと考えられる。補助金交付にあたっては、補助金対象団体の実施事業を精査し、補助金の適正交付に努める。 | |
公債費の分析欄公債費は類似団体と比較すると4.2ポイント下回り、前年度比で0.8ポイント減となっている。町営住宅建設工事費等に伴う起債があったものの、地方債の新規発行抑制、元利償還金完済等によるものと考えられる。今後は地方債の新規発行抑制等により健全性の維持に努める。 | |
公債費以外の分析欄類似団体と比較すると5.7ポイント上回っており、平成27年度と比較すると0.9ポイント増となった。前年度比較では1ポイント増となっている。要因としては、台風災による災害復旧事業費等の増によるものであると考えられる。今後も行財政改革を推進し、健全化に努める。 | |
目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2019年度)
議会費
労働費
消防費
諸支出金
総務費
農林水産業費
教育費
前年度繰上充用金
民生費
商工費
災害復旧費
衛生費
土木費
公債費
目的別歳出の分析欄
民生費については、住民一人当たり151,681円となっている。平成27年度と比較すると33,787円(28.6%)増、前年度と比較すると22,033円(16.9%)増となっている。前年度比増は災害救助費等によるものである。総務費については、住民一人当たり119,623円となっており、平成27年度と比較すると25,194円(26.6%)増、前年度と比較すると15,270円(14.6%)増となった。前年度比増はふるさと納税や住民バス購入等による増が主な要因と考えられる。教育費については、住民一人当たり87,701円となっており、平成27年度と比較すると14,981円(20.6%)増、前年度と比較すると20,552円(30.6%)増となった。前年度比増は小・中学校空調設備工事等が主な要因である。災害復旧費については、住民一人当たり65,747円となっており、平成27年度と比較すると39,386円(249.4%)増、前年度と比較すると46,284円増となった。前年度比増は、台風災害による公共土木施設工事等が主な要因である。土木費については、住民一人当たり59,511円となっており、前年度と比較すると36,910円(38.2%)減となっている。前年度と比べて町道補修工事、除融雪業務等が減額となったことなどが要因と考えられる。
性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2019年度)
人件費
補助費等
災害復旧事業費
投資及び出資金
物件費
普通建設事業費
失業対策事業費
貸付金
維持補修費
普通建設事業費(うち新規整備)
公債費
繰出金
普通建設事業費(うち更新整備)
積立金
前年度繰上充用金
性質別歳出の分析欄
歳出決算総額は、住民一人当たり664,372円となり、前年度比で66,521円増(11.1%)となった。人件費については、住民一人当たり109,442円となっており、平成27年度と比較すると7,696円(7.5%)、前年度からは7,043円(6.8%)増加している。類似団体と比較すると令和元年度で10,918円下回っており、低い水準にある。補助費等については、住民一人当たり79,204円となっており、平成27年度と比較すると5,353円(6.3%)の減、前年度比では684円(0.8%)の増となっている。一部事務組合負担金の増減が推移に大きく影響しており、今後も同様の傾向が続くと考えられる。普通建設事業費については、住民一人当たり74,498円となっており、平成27年度と比較すると947円(1.2%)増加している。前年度比では小・中学校空調機設置工事等により8,982円増となった。公共施設等管理計画に基づき、事業の取捨選択を徹底していくことで、事業費の減少を目指すこととしている。扶助費については、住民一人当たり70,597円となっており、類似団体と比較して327円上回っている。平成27年度と比較すると16,182円(29.7%)、前年度比で2,956円(4.3%)増加となっている。障がい者自立支援費、障がい児通所給付費、災害見舞金等の増によるものと考えられる。
実質収支比率等に係る経年分析(2019年度)
分析欄財政調整基金残高は、令和元年台風19号災害に充当したこと等に伴い、取崩しが増となり、標準財政規模比は27.27%となっている。実質単年度収支は黒字で、実質収支については、特別交付税が増となり補助費等で不用額が発生したことにより、前年比より高くなった。標準財政規模比は23.54%となっている。
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連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2019年度)
分析欄連結実質赤字比率については、一般会計、水道事業会計及び各種特別会計において赤字額を計上したことはない。各種特別会計においては、一般会計からの繰入れによって健全化を保っており、最終的に一般会計の財政を圧迫することになっている。宅地分譲事業特別会計においては、順調に土地売却が進んでおり、早期の完売に努める必要がある。今後、企業誘致や移住定住の促進等により新たな自主財源の確保と町税等の更なる徴収強化により歳入確保に努める。
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実質公債費比率(分子)の構造(2019年度)
分析欄実質公債比率は年々減少してきており、令和元年度は前年度より0.4ポイント減少し、9.2%となっている。元利償還金については、前年度より38百万円減少し、今後も地方債の新規発行の抑制により減少していく見込みである。また、公営企業債の元利償還金に対する繰入金は、前年度より5百万円減額となっているが、今後は据置期間が経過するため増加傾向となる見込みである。今後、地方債の新規発行抑制等引き続き健全化の維持に努める。
分析欄:減債基金利用していない。
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将来負担比率(分子)の構造(2019年度)
分析欄将来負担比率については、行財政改革による義務的経費の削減等に努めてきたが、公営住宅建設事業債や学校教育施設等整備事業債の新規借入等により地方債現在高が増加した。また、財政調整基金等についても、充当可能基金が減少し、前年度比7.7ポイントの増となった。今後とも財政健全化に努める必要がある。
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基金残高に係る経年分析(2019年度)
基金全体(増減理由)令和元年度末の残高は2,029百万円で、平成29年度から337百万円(14.2%)減、平成30年度から272百万円(11.8%)減となり年々減少している。収入不足を補うため、それぞれの基金設置目的に応じて取り崩し、剰余金や利子等を予算化して積み立てしている。(今後の方針)健全な財政運営を確保するため、各基金の設置目的に応じて条例等に基づき適切に運用する。 | |
財政調整基金(増減理由)令和元年度末の残高は784百万円で、平成29年度から138百万円(14.9%)減、平成30年度から119百万円(13.1%)減となっている。収入不足を補うため300百万円を取り崩し、令和元年度剰余金及び積立利子181百万円を積み立てした。(今後の方針)健全な財政運営を確保し、将来の歳入減少や歳出増加への備えや災害等より生じる予期せぬ支出・減収を埋めるため、条例等に基づき適切に運用する。 | |
減債基金(増減理由)令和元年度末の残高は162百万円で、平成30年度からは10百万円(38.1%)減額になっている。令和元年度は100百万円を取り崩した。(今後の方針)健全な財政運営を確保し、公債費の償還に充てるため、条例等に基づき適正に運用する。 | |
その他特定目的基金(基金の使途)公共施設整備基金・・・・・・・公共施設整備事業未来づくり基金・・・・・・・・・国際交流、まち・ひと・しごと創生総合戦略事業、独創的なまちづくり事業長寿社会対策基金・・・・・・・地域の振興と住民福祉の向上に係る事業農業振興基金・・・・・・・・・・・次代を担う農業者への農業振興補助事業(増減理由)令和元年度末の残高は1,083百万円で、平成29年度から119百万円(9.9%)減、平成30年度から53百万円(4.7%)減となり年々減少している。主なものとして公共整備基金は、認定子ども園移行改修工事等に173百万円を取り崩し、公営競技からの環境整備協力費等61百万円を積み立てた。未来づくり基金は、国際交流事業やまち・ひと・しごと創生総合戦略事業である子育て支援事業、移住定住促進事業に取り崩し、ふるさと応援寄附金や財産貸付収入等90百万円を積み立てた。長寿社会対策基金は、取り崩しをせず利子のみを積み立てた。農業振興基金は、農業振興事業に10百万円取り崩した。東日本大震災復興基金は、防災対策支援事業等に百万円取り崩した。(今後の方針)基金については、条例等に基づき適切に運用し、今後も財源不足を補うため使途に見合った事業に活用する。 | |
公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2019年度)
有形固定資産減価償却率の分析欄有形固定資産減価償却率は、施設の老朽化に伴い類似団体と比較して依然として高い状況であるが、公共施設等について総合管理計画を策定しており、当該計画に基づいた施設の長寿命化など、適切な維持管理に努めている。 | |
債務償還比率の分析欄債務償還比率は平成30年度までは類似団体平均を下回っていたが、令和元年度には上回る結果となった。要因としては、公営住宅の老朽化に伴う更新工事の実施等により地方債現在高が増加したことや、基金が減少したことで充当可能財源が減となったことなどが、将来負担比率の増加につながったと考えられる。 | |
分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析将来負担比率は、類似団体内平均値と比較して12.7ポイント上回り、前年の同比較の+0.5ポイントと比べて大幅に増加した。これは地方債残高の増加や基金が減少したことが影響したと考えられる。また、有形固定資産減価償却率についても、同比較では4.9ポイント上回っており、依然として高い水準にある。引き続き、公共施設等総合管理計画に基づく老朽化対策等に取り組んでいく。 |
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分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析将来負担比率及び実質公債費比率は類似団体内平均値と比較して高い水準にあるものの、実質公債費比率は前年と比較して0.4ポイント下がった。将来負担比率については7.7ポイント増加しているが、地方債の借入にあたっては交付税措置のある地方債を活用し、地方単独事業債を極力抑制するなど、財政の健全化に努める必要がある。 |
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施設類型別ストック情報分析表①(2019年度)
道路
橋りょう・トンネル
公営住宅
港湾・漁港
認定こども園・幼稚園・保育所
学校施設
児童館
公民館
施設情報の分析欄
類似団体と比較して有形固定資産減価償却率が高くなっている施設は、公営住宅、幼稚園・保育所、学校施設、公民館であり、低くなっている施設は、道路、橋りょう、児童館である。特に公営住宅については類似団体平均を大きく上回っており、昭和40年代に建設された公営住宅があるためで、老朽化した公営住宅の更新工事に着手し住宅環境の整備を図っている。一方、率が低くなっている児童館については、平成29年度に建設し新しい施設であるため、類似団体平均を大幅に下回った。今後も維持管理費の増加に留意しながら、子育て環境の整備に努めたい。
施設類型別ストック情報分析表②(2019年度)
図書館
体育館・プール
福祉施設
市民会館
一般廃棄物処理施設
保健センター・保健所
消防施設
庁舎
施設情報の分析欄
有形固定資産減価償却率は、ほとんどの施設において類似団体平均を上回っており、特に庁舎及び消防施設はそれぞれ23.9ポイントと22.9ポイント上回っている。庁舎については昭和54年に建設されてから築40年を超える施設であり、施設設備の老朽化が進んでいる。今後、十数年後の庁舎更新を見据え、基金積立による財源を確保しつつ、適正管理に努めたい。また、消防施設の多くは昭和50年代に建設されているため数値が高止まりとなっているが、今後も計画的に施設の整備拡充に努める。一方、体育館・プールについては、有形固定資産減価償却率は類似団体平均と比較し低くなっている。平成11年に建設した比較的新しい体育館があるためで、維持管理に係る経費の増加に留意しながら、適切な管理に取り組んでいく。
財務書類に関する情報①(2019年度)
資産合計
負債合計
1.資産・負債の状況
一般会計等において、資産総額は約259億円となり前年度+34億円となった。流動資産として29億円が増えたことが主な要因となっている。現金預金は増加傾向にあるものの、財政調整基金は減少傾向にあるため、財政運営には留意が必要である。また、資産259億円のうち、有形固定資産は193億円を占めており、この資産は将来の維持管理や更新時の支出を伴うものでもあるので、引き続き公共施設等総合管理計画等に基づき、適正な管理に務める必要がある。
純経常行政コスト
純行政コスト
2.行政コストの状況
令和元年度に係る一般会計等の経常経費は、約46億71百万円となり、前年と比べると約3億6千万円の増加となった。主な要因としては、物件費における3億7千万円の増加である。経常収益も増加しているが、経費の伸び率の方が増加度が高い。物件費等においては、経常経費の45%を占めており、前年よりも5%近く増加している。令和元年東日本台風の影響も鑑みられるが、引き続き公共施設等の適正管理に努め、経費短縮に努める。
本年度差額
本年度末純資産残高
本年度純資産変動額
3.純資産変動の状況
平成30年度は税収等の財源が純行政コストを下回ったことにより、△16百万円となっていた。令和元年度においては、令和元年東日本台風の影響を受け、災害復旧事業にかかる国県等補助金が大きく増加したことにより、本年度純資産変動額は31億円となり、純資産残高は200億円となった。国県等補助金については一時的な財源でもあるので、引き続き企業誘致等を行い、税収などの増加に努める。
業務活動収支
投資活動収支
財務活動収支
4.資金収支の状況
一般会計等において、業務活動収支は△3億79百万円となった。主な要因として、業務収入としては、約3億円の増加となったが、物件費等の増加が大きく収支の前年比としては減少となった。投資活動収支における投資的活動収入については、基金の取崩しや国県等補助金収入による収入があったため、収支としては1億68百万円となった。前年比で7億3百万円の増加となったが、基金の取崩しが含まれいることを考慮する必要がある。財務活動収支については、地方債等発行収入が地方債等償還支出を上回ったため、1億12百万円となり、前年比1億61百万円の増加となった。地方債等発行については、翌年度以降に繰越し借入を行う事業もあるため、増加が見込まれるため留意が必要である。
財務書類に関する情報②(2019年度)
①住民一人当たり資産額(万円)
②歳入額対資産比率(年)
③有形固定資産減価償却率(%)
1.資産の状況
住民1人あたりの資産額は、類似団体平均を上回る結果となったが、流動資産の増加などが主な資産の増加要因である点に留意が必要である。本町では、老朽化した施設や工作物も多く減価償却累計額が高い水準であることや道路等の敷地のうち、取得価格が不明であるため備忘価格1円で評価しているものが多く占めている面もある。公共施設等の老朽化については、各計画に基づき計画的な予防保全に努め長寿命化を図るなど適正管理に努める。
④純資産比率(%)
⑤将来世代負担比率(%)
2.資産と負債の比率
将来世代負担比率は、類似団体平均値を前年引き続き下回る結果となったが、前年比2%の増加となった。地方債の借入が増加傾向にあるため、引き続き自主財源の確保と新規の地方債発行の抑制など将来世代の負担減少に努める。
⑥住民一人当たり行政コスト(万円)
3.行政コストの状況
住民一人当たり行政コストについては、前年比2.3万円ほど増加しているが、類似団体と比べると6.1万円ほど低い結果である。要因としては、物件費等の増加によるものである。類似団体を下回った要因としては、職員数の抑制や給与水準が低いことが考えられる。引き続き行財政改革への取組を通じて削減に努める。
⑦住民一人当たり負債額(万円)
⑧基礎的財政収支(百万円)
4.負債の状況
住民一人当たりの負債額は、類似団体を下回ったが、前年比5万円の増加である。地方債の発行が増えたことによるものと想定されるので、引き続き新規発行の抑制等を図るとともに、財政の健全化に努める。
⑨受益者負担比率(%)
5.受益者負担の状況
行政サービスの提供に対する受益者負担の割合は、前年比2.8%の増加となった。その結果、類似団体の平均値よりも高い数値となった。災害の影響により、経常費用が増加したことが主な要因であると考えられる。受益者負担については、必要に応じて使用料及び手数料の見直しを行い、適正化に努める。
地方財政ダッシュボードについて
本ウェブサイトは、地方公共団体の財政に関するオープンデータのうち再利用困難なものを収集・整理し、
日本の経済学・財政学・情報技術の発展をめざして公表する場です。またオープンサイエンスの意味合いも含みます。
原典は、以下の資料です。参照先として(澁谷英樹「地方財政ダッシュボード」、(https://shibutani.org)
)もご記載ください。
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