収益等の状況について
①収益的収支比率H31年度まで企業債の償還が続き、数値が100%未満で平均値を下回っており、単年度の収支が赤字であることを表している。②他会計補助金比率繰出基準に基づく繰入金であり、一般会計からの繰入金等への依存度は小さい。③駐車台数一台当たりの他会計補助金額繰出基準に基づく繰入金であり、一般会計からの繰入金等への依存度は小さい。④売上高GOP比率料金収入等の増加に伴い、数値が増加傾向であり、平均値を上回っている。⑤EBITDA料金収入等の増加に伴い、数値が増加傾向であり、平均値を上回っている。
資産等の状況について
⑦敷地の地価駐車場用地周辺の地価との比較において数値は低くなっている。⑧設備投資見込額建設から20年が経過し、施設・設備の老朽化が進んでいることから、耐久状況を見ながら適切な時期に設備投資を実施していく必要がある。⑩企業債残高対料金収入比率数値が減少傾向にあり、平均値を下回っていることから、企業債残高の規模は小さい。
利用の状況について
⑪稼働率平均値を下回ってはいるが、市民のほか観光客等地域外からの来訪者による一定の利用を維持している。
全体総括
本施設については、一定の利用を維持しており、H31年度に企業債の償還が完了することから、以降は収支が改善する予定である。また、都心部まちづくりの推進に伴い、駐車場の利用増加が見込まれていることから、今後も健全経営に努める。経営戦略については、平成32年度までに策定を目指す。