佐賀県鳥栖市の財政状況(最新・2024年度)
佐賀県鳥栖市の財政状況について、2024年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。
鳥栖市
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収録データの年度
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概観
普通会計の構造(2024年度)
財政比較分析表(2024年度)
財政力指数の分析欄
基準財政需要額及び基準財政収入額ともに前年度を上回ったが、基準財政需要額の伸びが大きく、単年度指数は0.90と減となった。令和3単年度指数の0.90が算入されなくなったが、令和6単年度指数と同値のため財政力指数は0.91で前年度から変化はなかった。今後も高齢化の進展による社会福祉費の増、子育て支援の充実による児童福祉費の増等など社会保障関係経費の増等が見込まれることから、市税などの歳入確保に努める。
経常収支比率の分析欄
普通交付税等の増等により、経常一般財源総額は前年度から3.9%増となったものの、人件費、扶助費等の増により、経常経費充当一般財源額が7.4%増となったため、経常収支比率は87.8%と前年度を2.9ポイント上回ったが、それでもなお類似団体平均を大きく下回っている。今後は扶助費の増に加え、大型事業の進捗に伴う公債費の増が見込まれるため、地方債の適正管理に努める。
人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄
人事院勧告等に伴う職員給等の増等による人件費の増(前年度比+15.0%)や、図書館システム導入や小中学校ICT環境整備等による物件費の増(前年度比+7.5%)により、前年度から10,535円増加し、126,308円となった。
ラスパイレス指数の分析欄
前年度から0.6ポイント減少し、98.5となり、類似団体内平均との比較では、差が0.6ポイント減少した。今後も給与の適正化に努める。
人口1,000人当たり職員数の分析欄
昭和29年以降、市町村合併を行わず、また定員管理の適正化に努めた結果、類似団体平均を下回る5.81人となっている。事業増に伴い増傾向にあるが、今後も事務事業の見直しなどにより効率化に努める。
実質公債費比率の分析欄
標準財政規模が増(5.5億円)等となったが、公債費の減等により単年度比率は減(-0.98ポイント)となった。令和3年度決算(-0.02%)が算入されなくなり、令和6年度決算(0.55%)が新たに算入されたため、3カ年平均は前年度から0.2ポイント増加した。今後は大型事業の進捗に伴いさらなる公債費の増が見込まれるため、地方債の適正管理に努める。
将来負担比率の分析欄
前年度からの変動はなく、比率なしとなった。今後は大型事業の進捗に伴って地方債残高の増が見込まれるため、引き続き財政健全化に努める。
経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2024年度)
人件費の分析欄
類似団体平均と同値となっており、前年度との比較では2.6ポイント増となっている。これは、経常一般財源総額が前年度から3.9%増となったものの、経常経費充当一般財源額が15.7%増となったためである。今後も事務事業の効率化による時間外勤務の縮減や定員の適正管理に努める。
物件費の分析欄
物件費に係る経常収支比率は、図書館システム導入や小中学校ICT環境整備等の増により経常経費充当一般財源額が10.8%の増となったため、前年度との比較では1.0ポイント増加し、15.0%となった。今後も事務事業の見直しや業務の効率化を図り、コストの削減に努める。
扶助費の分析欄
扶助費に係る経常収支比率は、前年度との比較では0.5ポイント増加し、類似団体平均を1.5ポイント上回っている。その要因として、子育て支援の充実や高齢化の進展などが挙げられる。今後も障害・高齢者福祉サービスに係る経費や児童福祉関係経費等の増が見込まれるため、それらの伸びを注視する。
その他の分析欄
その他に係る経常収支比率は、類似団体平均を1.4ポイント下回り、前年度比較でも0.2ポイント減少し11.4%となった。減少した主な要因は、経常経費充当一般財源額が前年度から2.8%増となったものの、経常一般財源総額が前年度から3.9%増となったためである。
補助費等の分析欄
一部事務組合負担金等の減により、経常経費充当一般財源総額が3.0%の減となったため、前年度と比較して0.8ポイント減となった。今後は次期リサイクル施設の建設、及び旧施設解体に係る負担金の増等が見込まれる。
公債費の分析欄
公債費に係る経常収支比率は、前年度との比較では0.2ポイント減少し、類似団体平均を3.2ポイント下回っている。今後は大型事業の進捗に伴う増が見込まれることから、地方債の適正管理に努める。
公債費以外の分析欄
公債費以外に係る経常収支比率は、類似団体平均を3.1ポイント下回っているが、前年度より3.1ポイント増加し77.8%となった。増加した主な要因は、経常経費充当一般財源額が8.2%増となったためである。
目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2024年度)
目的別歳出の分析欄
歳出決算総額は、住民一人当たり450,088円となっている。総務費は新庁舎整備事業が完了を迎えつつあり、前年度から減少している。また、衛生費は鳥栖・三養基西部環境施設組合負担金や新型コロナウイルスワクチン接種事業の減等により、減少している。民生費は障害福祉関係経費、児童福祉関係経費等の増、土木費は道路改良事業や鳥栖駅周辺整備事業による増等により、それぞれ前年度と比較して増となっている。
性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2024年度)
性質別歳出の分析欄
歳出決算総額は、住民一人当たり450,088円となっている。普通建設事業費が前年度から減少しているのは、新庁舎整備事業が完了を迎えつつあるためである。また、人件費は人事院勧告等に伴う職員給等の増等による増、物件費は図書館システム導入や小中学校ICT環境整備等により増、扶助費は定額減税調整給付金や障害福祉関係経費の増等により増となっている。今後も大型事業の進捗に伴い、普通建設事業費や公債費の増が見込まれることから、計画的に基金の取崩しを行う予定である。
実質収支比率等に係る経年分析(2024年度)
分析欄
財政調整基金残高は、積立額が取崩額を11百万円上回ったが、分母である標準財政規模が550百万円増加したため、標準財政規模比は前年度から0.7ポイント減少し、23.30%となった。実質収支額が158百万円減少したことにより、標準財政規模比は前年度から1.10ポイント減少し、4.68%となった。単年度収支が前年度から47百万円増加し、実質単年度収支額も前年度から958百万円増加したため、標準財政規模比で-0.85%となり、前年度から5.75ポイント増加した。
連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2024年度)
分析欄
一般会計の実質収支は、令和6年度国県支出金の超過収入の影響等により、810百万円の黒字となったが、前年度から黒字幅が158百万円の減となったため、標準財政規模比は1.09ポイント減少し、4.68%となった。また、全体の実質収支の黒字額は33百円の増(+1.1%)となり、標準財政規模が増(+3.3%)となったため、全体の標準財政規模比は減となった。
実質公債費比率(分子)の構造(2024年度)
分析欄
産業団地造成事業の元利償還金に対する繰入金の減等による公営企業債の元利償還金に対する繰入金の減(-123百万円)等を主な要因として、実質公債費比率の分子は減(-143百万円)となっている。
将来負担比率(分子)の構造(2024年度)
分析欄
前年度と比較すると、実質的な将来負担額(将来負担比率の分子)は、346百万円の減となった。これは、充当可能財源等のうち、減債基金の増(+383百万円)等による充当可能基金の増(+857百万円)等が主な要因である。
基金残高に係る経年分析(2024年度)
基金全体
(増減理由)主に財政調整基金を297百万円、公共施設整備基金を480百万円、地域環境整備基金を45百万円取り崩した一方、減債基金に383百万円、公共施設整備基金に311百万円、財政調整基金に308百万円、ふるさと「とす」応援寄附金基金に262百万円を積み立てたこと等により、基金全体としては前年度から927百万円増加し14,534百万円となっている。(今後の方針)今後本格化する新庁舎整備事業等の大型事業の市債償還等に対応できるよう計画的に積立てを行う一方、公共施設等総合管理計画に基づいて、老朽化した公共施設の長寿命化等を行う財源として計画的な取り崩しを行う。
財政調整基金
(増減理由)各種事業等の財源として297百万円を取り崩した一方で、地方財政法第7条に基づく積立等として308百万円を積み立てたことによる増加。(今後の方針)大規模災害等のような不測の事態に備えるため、また景気に左右されやすい法人市民税が主要な税収である当市の状況を踏まえ、財政調整基金の残高は、標準財政規模の20%程度を下回らないよう努めている。
減債基金
(増減理由)大型事業の市債償還への備えとして383百万円を積み立てたこと等による増加(今後の方針)新庁舎整備事業等の大型事業について、今後本格化する市債償還に対応できるよう計画的に積立及び管理を行う。
その他特定目的基金
(基金の使途)公共施設整備基金:公共施設の整備都市開発基金:鳥栖駅周辺市街地整備事業等の推進及び当該事業に関連する都市施設の整備退職手当基金:今後想定される職員の退職手当に備えるための財源九州新幹線減渇水被害対策基金:九州新幹線工事に起因する農業用水源減渇水被害の対策施設の維持管理地域福祉基金:高齢化社会に対応した民間活動の推進、健康及び生きがいづくりの推進に関する事業(増減理由)公共施設整備基金:公共施設の老朽化対策のため311百万円積み立てた一方で、新庁舎整備事業等の財源として480百万円を充当したことによる減少都市開発基金:鳥栖駅周辺整備事業に備えるため101百万円積み立てたことによる増加退職手当基金:今後想定される退職手当の財源として260百万円積み立てたことによる増加(今後の方針)公共施設整備基金:公共施設の老朽化対策の財源として順次充当予定都市開発基金:今後想定される鳥栖駅周辺整備事業の財源として順次充当予定退職手当基金:今後想定される退職手当支給が多い年度に財源として順次充当予定
公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2023年度)
有形固定資産減価償却率の分析欄
有形固定資産減価償却率については、前年度と比較して0.3ポイント増加し、類似団体平均と比べて6.6ポイント下回っている。公共施設等総合管理計画等により、計画的に公共施設の長寿命化を実施することで、今後の数値の大幅な伸びを抑制していく。
債務償還比率の分析欄
債務償還比率については、新庁舎建設事業に係る地方債借入等の影響で、前年度と比較して41.2ポイント増加し、類似団体平均と比べて111.3ポイント下回っている。
分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析
大型事業の起債償還が順次終了し、市債残高が減少したことにより、将来負担比率は平成27年度以降発生していない。また、有形固定資産減価償却率は類似団体よりもやや低い数値で推移しており、新庁舎整備を行ったことで一定改善しているものの、今後も公共施設等総合管理計画等に基づいて、公共施設の老朽化対策に取り組んでいく。
分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析
将来負担比率については、類似団体平均値と比べて低い状態であり、平成27年度以降発生していない。実質公債費比率については、大型事業の起債償還が終了して元利償還額が減少し、その後も類似団体よりも早いペースで償還が進んだため、平成29年度以降は類似団体平均値を下回っている。現状、将来負担比率は発生していないものの、新庁舎建設等の大型事業の借入による地方債残高が将来負担額に算入され、今後、償還額の増加が見込まれることから、より一層、将来世代の負担を考慮し、地方債の適正管理に努めていく。
施設類型別ストック情報分析表①(2023年度)
施設情報の分析欄
類似団体平均と比較して、交通の要衝であるという特性から、一人当たりの道路延長や橋梁等の有形固定資産額が高い。また、現在も人口を維持しているため一人当たりの施設面積は低い傾向にある。積極的に改修を行っている学校施設の減価償却率は類似団体平均よりも低い状態であるが、認定こども園・幼稚園・保育所、公営住宅の減価償却率は類似団体平均よりも高い状態である。市有の公共施設については、公共施設等総合管理計画等に基づき、諸経費の増加に留意しつつ、引き続き長寿命化を実施していく。
施設類型別ストック情報分析表②(2023年度)
施設情報の分析欄
類似団体と比較して特に有形固定資産減価償却率が低くなっている施設は、庁舎であり、特に高くなっている施設は図書館、保健センター・保健所である。・庁舎については、新庁舎の完成に伴い、有形固定資産減価償却率が大きく減少し、類似団体、全国的にも低い状態となった。・老朽化が進んでいる図書館等については、公共施設等総合管理計画等に基づき、順次長寿命化を進めているところである。
一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2023年度)
資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)
一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。
財務書類に関する情報①(2023年度)
1.資産・負債の状況
一般会計等においては、資産総額が前年度末から721百万円の増加(+0.6%)となった。主な要因として、事業用資産が挙げられる。新庁舎整備事業等による取得額(+3,716百万円)が減価償却による資産の減少(△2,704百万円)を上回った等から1,012百万円増加となった。資産総額のうち有形固定資産の割合が92.1%を占めており、これらの資産は将来の支出を伴うものであることから、公共施設等総合管理計画に基づく施設の集約化・複合化により、公共施設等の適正管理に努める。一方、負債総額においては、地方債残高が増加しているものの、土地開発公社に対する損失補償が順調に減少していること等により、前年度末から39百万円の増(+0.1%)となった。全体でも、新庁舎整備事業の影響などにより、前年度末と比較し、資産総額は2,555百万円の増加(+1.4%)、負債総額は867百万円の増加(+1.1%)となった。連結では、全体会計の影響などにより、前年度末と比較し、資産総額は7,674百万円の増加(+4.1%)、負債総額は4,157百万円の増加(+5.2%)となった。
2.行政コストの状況
一般会計等においては、低所得世帯支援給付金の増(+781百万円)等の影響が大きく、純経常行政コストは1,292百万円の増加(+4.9%)、純行政コストは1,717百万円の増加(+6.6%)となった。経常費用も28,916百万円となり、前年度比1,556百万円の増加(+5.7%)となった。内訳として、業務費用は13,578百万円、補助金や社会保障給付等の移転費用は15,337百万円であり、移転費用の方が業務費用よりも多い。移転費用のうち、最も金額が大きいのは、補助金等(8,203百万円、前年度比+305百万円)、次いで社会保障給付(5,766百万円、前年度比+250百万円)であり、純行政コストの48.3%を占めている。また、社会保障給付は年々増加傾向にあり、子育て支援の充実や今後の高齢化の進展などにより、更なる増加が見込まれるため、事業の見直しや介護予防の推進等により、経費の抑制に努める。全体では、低所得世帯支援給付金の増などの影響により、純経常行政コストは908百万円の増加(+2.6%)、純行政コストは1,303百万円の増加(+3.8%)となった。連結でも、低所得世帯支援給付金の増などの影響により、純経常行政コストは951百万円の増加(+2.0%)、純行政コストは1,405百万円の増加(+3.0%)となった。
3.純資産変動の状況
一般会計等においては、税収等は増(+487百万円)となったものの、税収等の財源(28,415百万円)が純行政コスト(27,818百万円)を上回ったことから、本年度差額は597百万円(前年度比△1,120百万円)となった。なお、財源のうち国県等補助金が物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金(605百万円)の影響により、財源全体で110百万円増加した。全体では、国民健康保険特別会計の国民健康保険税などが税収等に含まれることから、一般会計等と比べて税収等が2,262百万円多くなっている。本年度差額は1,060百万円となり、純資産残高は1,687百万円の増加となった。連結では、佐賀県後期高齢者医療広域連合への国県等補助金等が財源に含まれることから、一般会計等と比べて財源が13,740百万円多くなっている。本年度差額は2,801百万円となり、純資産残高は3,518百万円の増加となった。
4.資金収支の状況
一般会計等においては、業務活動収支は3,073百万円であったが、投資活動収支については、新庁舎建設事業や各種公共施設の老朽化改修事業等を行ったことから、△3,471百万円となった。財務活動収支については、地方債発行収入が地方債の償還額を上回ったことから、126百万円となっており、本年度末資金残高は前年度から272百万円減少し、1,219百万円となった。今後は、新庁舎建設等の大型事業の地方債を発行したため、償還額の増加が見込まれる。全体では、国民健康保険税等が税収等収入に含まれること、水道料金等の使用料及び手数料収入があることなどから、業務活動収支は一般会計等より3,649百万円多い6,722百万円となっている。投資活動収支は、上下水道施設の老朽化対策の実施などにより、△4,672百万円となった。財務活動収支は、地方債の償還額が地方債発行収入を上回ったことから、△1,851百万円となり、本年度末資金残高は前年度から174百万円増加し、4,904百万円となった。連結では、佐賀県競馬組合における勝馬投票券発売金等の収入が業務活動収入に含まれることから、業務活動収支は一般会計等より4,656百万円多い7,729百万円となっている。投資活動収支では、佐賀県東部環境施設組合における次期ごみ処理施設建設事業等による公共施設等整備費支出などにより、△8,578百万円となった。財務活動収支は、地方債発行収入が地方債の償還額を上回ったことから、1,165百万円となり、本年度末資金残高は前年度から288百万円増加し、5,543百万円となった。
財務書類に関する情報②(2023年度)
1.資産の状況
住民一人当たり資産額は、新庁舎整備事業による事業用資産の増加の影響などにより、前年度から1.1ポイント増加した結果、160.5万円となり、類似団体平均値と比べ11.2ポイント高い水準となった。歳入額対資産比率については、類似団体平均値と比べ0.28ポイント高い水準となった。前年度と比較すると、繰入金や市債発行等により歳入総額は増となっているものの、資産についても上記の理由により増となっているため、歳入額対資産比率は10.22年増加となった。有形固定資産減価償却率は、類似団体平均を7.4ポイント下回っており、前年度から0.2ポイント増加して57.9%となっている。公共施設等総合管理計画等に基づき、老朽化した施設について、計画的な予防保全による長寿命化を進めていくなど、公共施設等の適正管理に努めていく。
2.資産と負債の比率
純資産比率は、類似団体平均を1.6ポイント上回っている。税収等の財源が純行政コストを上回ったことから純資産が増加し、前年度から0.1%増加している。今後も、税収等の確保に努めていく。将来世代負担比率は、平成29年度から年々増加しており、類似団体平均を0.1ポイント上回り、前年度と比較して0.8ポイント増加している。新庁舎整備事業等の大型事業の進捗に伴い、今後も地方債残高や償還額の増加が見込まれるため、将来世代の負担を考慮し、地方債の適正管理に努めていく。
3.行政コストの状況
住民一人当たり行政コストは、類似団体平均を2.2ポイント下回っている。純行政コストを前年度と比較すると171百万円増加しているが、主な要因は、低所得世帯支援給付金事業などの増等によるものである。今後も、子育て支援の充実や高齢化の進展に伴う社会保障費の増加が続くと見込まれるため、それに対応できるよう努めていく。
4.負債の状況
住民一人当たり負債額は前年度から変動がなかったが、類似団体平均を0.4ポイント上回った。基礎的財政収支は、業務活動収支が黒字となり、人件費、物件費、社会保障関連費などの業務支出が、税収等収入などの業務収入で賄えている状況にあるが、投資活動収支が新庁舎建設事業や各種公共施設の老朽化改修事業等を基金からの繰入や市債を財源として行ったこと等から、大幅な赤字となったため、マイナスとなった。令和5年度で新庁舎建設事業がほぼ完了しているため、基礎的財政収支は今後改善される見込みである。
5.受益者負担の状況
受益者負担比率は、前年度と比較して0.6%増加し、類似団体平均を1.1ポイント上回った。増加の主な要因は、低所得世帯支援給付金給付事業の増等により経常費用が増加(5.7%)したこと、公共施設使用料等を含む経常収益がコロナ禍前の状況に回復したことや、学校給食費の公会計化によるものである。今後もより一層各種施策を講じて、経常収益の確保及び経常費用の抑制に努めていく。
出典:
財政状況資料集
,
統一的な基準による財務書類に関する情報
,
よくある質問
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佐賀県鳥栖市の2024年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。
関連する地方公営企業も見られますか?
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