地方財政ダッシュボード

島根県邑南町の財政状況(2015年度)

収録データの年度

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共有

地域の概況

人口の推移
歳入・歳出・形式収支の推移

普通会計の構造(2015年度)

目的別歳出

総額143億円

性質別歳出

総額143億円

歳入の内訳

総額147億円

財政比較分析表(2015年度)

財政力

人口一人当たりの税及び税交付金は類似団体平均並みであるのに対して、公債費等の影響で基準財政需要額が類似団体と比較して高いことが低位にある理由と考えられる。現在行っている、新発債の制限を継続するとともに、直営事業の民間委託を行い財政状況の改善に努める。

財政力指数

財政構造の弾力性

各性質別の内訳は、公債費26.7%が最大で以下人件費18.0%、補助費16.6%、繰出金14.6%、物件費11.3%と続く。町村合併まで福祉施設の運営を直営で行っていたため、近隣自治体と比較して職員数が多い状態にあったが、事業の民間委託等を行い職員数の削減を行っている。また、予算編成時に経常一般財源の前年度比3%減を掲げ経常収支比率の改善に努めている。

経常収支比率

人件費・物件費等の状況

類似団体と比較して1人当たりの人件費及び物件費が多い。人口は減少傾向にあるが、面積は広大で居住地が分散しているため、窓口業務等行政サービスの集約化が難しく、職員数の削減や設備の維持管理経費の削減が行えていないことが一因である。ほかに福祉施設の指定管理料、共同処理を行う事務組合に対する負担金があるため類似団体より金額が大きい。今後も限られた財源、条件の中で効率的かつ適正な行政サービスの提供に努める。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額

給与水準(国との比較)

国家公務員と比較して、本町は中間年齢層から高年齢層の職員の割合が高い。また、平成28年4月1日現在で、現給保障の対象者が多いことが要因の一つである。

ラスパイレス指数

定員管理の状況

面積が419.2平方キロメートルと広いうえ、合併により人口が集中している地域が分散している。高齢者率が40%を超え、公共交通機関の少ない本町の現状で、支所等の行政サービスを集約化することによる職員数の削減は困難である。また、道路改良や保健福祉事業における個別訪問など、面積に応じた人員配置が必要な事業が多いため、人口に対する職員数が多くなっている。

人口1,000人当たり職員数

公債費負担の状況

新発債の抑制や合併以前の大型建設事業の償還終了に伴い、減少に転じた。今後、普通交付税の合併算定替分の減額や平成25年8月豪雨災害の起債償還開始のため増加が見込まれるが、平成27年度の繰上償還の効果があり3ヵ年平均は15%台で推移していく見込みである。引き続き新発債の抑制を行い、減少に努める。

実質公債費比率

将来負担の状況

合併に伴う普通建設事業の財源として、有利な起債を用いた事業を多く行ったために類似団体と比較して高い値となっている。近年、普通建設事業に充てる起債額を抑えていることにより起債残高が減少しており減少傾向にある。ただし、普通交付税額の合併算定替分の減額により、算定上の分母が小さくなることが想定される。また、事務組合においてごみ処理施設の整備(H29~34年度)が予定されており、比率の上昇に影響を与えると考えられる。今後も、新発債の制限を継続し、将来負担比率を悪化させないように努める。

将来負担比率

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2015年度)

人件費

類似団体と比較して人口当たりの交付税が大きいため、人口一人当たり人件費は類似団体平均を上回っているが経常収支比率は低く抑えられている。指定管理などにより民間に移管した施設に職員を派遣しているため人件費としては計上されず、これらに対する委託料等の内人件費相当額が物件費を増加させる一因となっているが、今後の施設派遣制度終了に伴う人件費の増額と、普通交付税の合併算定替の減額によって経常収支比率が増加する恐れがある。

経常収支比率(人件費)

物件費

合併以前より、3町村が福祉施策に重点を置いていたため、町内に多くの福祉施設を抱えていた。合併以後、それらの施設を指定管理により運営し、多くの職員を派遣していたため類似団体と比較して委託料が多くなっていたが、定員適正化計画に従い派遣職員を減らし委託料の抑制を行っており、平成29年度末には派遣制度の終了を予定している。このことにより類似団体と同等となっている。

経常収支比率(物件費)

扶助費

福祉事務所を設置していることや、本町の独自施策である『日本一の子育て村』推進の一環で、医療費等の助成を行っていることから人口当たりの歳出額は類似団体より大きい。

経常収支比率(扶助費)

その他

繰出金が14.6%、維持補修費が2.1%となっている。簡易水道事業、下水道事業特別会計において起債償還負担が大きい。公営企業債は償還年限が長いため今後も急激に減少する見込みはないが、平成29年度より簡易水道事業が上水道事業に移行することに伴い、今後繰出金が減少する一方で補助費が増加見込みである。また、国民健康保険、簡易水道、下水道事業各特別会計において、税率、利用料の見直しを行っており、平成29年度より水道料金の改定が行われるので補助費の改善につながると考えられる。

経常収支比率(その他)

補助費等

一部事務組合等への負担金が多額であるほか、学校給食会にかかる経費を補助金としていることにより、類似団体と比較して高い値となっている。平成27年度より公立邑智病院への繰出金から補助費として計上していることが増加の一因となっている。また、平成29年度より簡易水道事業から上水事業への移行に伴い、繰出金が減少する一方で、補助費の増加が見込まれる。

経常収支比率(補助費等)

公債費

合併に伴う事業に充当するため行った起債が多いため、類似団体と比較して高い水準にある。現在、新発債については普通建設事業への充当の制限と、合併に伴う大型建設事業の償還終了に伴い総額は減少傾向にある。しかしながら、普通交付税の合併算定替の終了に伴う予算規模の縮小により公債費に係る経常収支比率は減少しない見込みである。また、事務組合においてごみ処理施設の整備(H29~H34)が予定されており経常収支比率の上昇に影響を与えると考えられる。

経常収支比率(公債費)

公債費以外

公債費以外では、類似団体に比べて人件費が2.4ポイント、物件費が1.2ポイント、扶助費が0.4ポイント低い一方、補助費等が1.8ポイント、その他が2.6ポイント高くなっており類似団体並となっているが、全体としては前年度比0.4ポイント悪化している。普通交付税の合併算定替分の縮減が大きな要因と考えられ、今後4年間に渡り減額が続いていく。今後も普通建設事業の起債充当の制限や事業会計等の普通会計以外における財政の効率化を進め、経常収支比率を改善に努める。

経常収支比率(公債費以外)

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2015年度)

目的別歳出の分析欄

民生費は、決算額全体の内訳で一番割合が大きく住民一人当たり231,287円となっており、類似団体と比較して高い水準にあり高止まりの傾向にある。これは平成23年度より本町が推進してきた「日本一の子育て村」施策の一環で、医療費等の助成を行っていることが大きく影響している。また、福祉事務所を設置していることや、町内に多くの福祉施設を有しておりその施設への委託料等が要因となっている。衛生費は、住民一人当たり112,680円となっており、類似団体と比較して高い水準にある。これは、公営事業特別会計である簡易水道事業、下水道事業に係る繰出金や、一部事務組合の公立邑智病院への繰出金、邑智郡総合事務組合(ごみ処理)の負担金等が大きな割合を占めている。また、邑智郡総合組合(ごみ処理)の負担金について、平成29年度よりごみ処理場の改修が計画されており負担が増化する見込みである。商工費は、住民一人当たり63,061円となっており類似団体と比較して高い水準にある。平成25年度決算までは類似団体より低い水準にあったが平成26年度、27年度決算と上昇している。これは、指定管理施設である「いこいの村」の改修を平成26、27年度に行ったことが大きく影響している。

議会費

類似団体内順位3位/ 36団体

労働費

類似団体内順位19位/ 36団体

消防費

類似団体内順位5位/ 36団体

諸支出金

類似団体内順位4位/ 36団体

総務費

類似団体内順位3位/ 36団体

農林水産業費

類似団体内順位4位/ 36団体

教育費

類似団体内順位5位/ 36団体

前年度繰上充用金

類似団体内順位1位/ 36団体

民生費

類似団体内順位1位/ 36団体

商工費

類似団体内順位3位/ 36団体

災害復旧費

類似団体内順位2位/ 36団体

衛生費

類似団体内順位2位/ 36団体

土木費

類似団体内順位11位/ 36団体

公債費

類似団体内順位2位/ 36団体

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2015年度)

性質別歳出の分析欄

歳出決算総額は、住民一人当たり1,262,000円となっている。最も高額な項目である公債費は、住民一人当たり196,378円で高止まりの傾向にあり、類似団体平均と比較して高い水準にある。これは、合併以前(平成16年10月以前)の大型建設事業の影響がある。しかし、これらの事業も償還終了を迎え初めたことや、普通建設事業への起債の充当を制限していることで今後減少していく見込みである。補助費については、住民一人当たり189,738円となっており、類似団体と比較して高い水準にある。これは、一部事務組合への負担金が多額であるほか、学校給食会にかかる経費を補助金にしていることが要因の一つである。また、平成27年度より、邑智病院への繰出金を補助費として計上することとしたため前年度比10.3%の上昇に影響している。その他、平成29年度より簡易水道事業が上水道事業に移行することに伴い、補助費が増加する見込みである。災害復旧事業については、住民一人当たり118,507円で前年度比-34.0%となっているが、類似団体2位と依然高い水準にある。これは、平成25年8月24日に大規模な豪雨災害に見舞われ、その復旧事業により平成25年度、26年度と増化している。平成27年度にはこの災害復旧の繰越事業により、髙い水準にあるが、平成27年度で復旧作業が完了したため今後減少に転じていく。

人件費

類似団体内順位1位/ 36団体

補助費等

類似団体内順位4位/ 36団体

災害復旧事業費

類似団体内順位2位/ 36団体

投資及び出資金

類似団体内順位15位/ 36団体

物件費

類似団体内順位2位/ 36団体

普通建設事業費

類似団体内順位8位/ 36団体

失業対策事業費

類似団体内順位1位/ 36団体

貸付金

類似団体内順位26位/ 36団体

維持補修費

類似団体内順位6位/ 36団体

普通建設事業費(うち新規整備)

類似団体内順位7位/ 36団体

公債費

類似団体内順位2位/ 36団体

繰出金

類似団体内順位1位/ 36団体

普通建設事業費(うち更新整備)

類似団体内順位5位/ 36団体

積立金

類似団体内順位4位/ 36団体

前年度繰上充用金

類似団体内順位1位/ 36団体

実質収支比率等に係る経年分析(2015年度)

分析欄

行財政改革を着実に進めていることから、実質収支額は継続的に黒字を確保している。財政調整基金残高について、平成26年度は、平成25年度に発生した豪雨災害の復旧作業に伴い取り崩しを行ったため減額となったが、平成27年度は復旧作業が終了となり、施越分の補助金を財政調整基金に戻したことや、歳計剰余金を積立てたことにより基金残高が回復した。今後も事務事業の見直し等行財政改革を推進し、健全な行財政運営に努めていく。

実質収支額・比率,財政調整基金残高

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2015年度)

分析欄

現在のところ、連結実質赤字の発生はない。税料率の見直しを継続し、一層の健全化を目指していく。

連結実質収支(連結実質赤字比率)

実質公債費比率(分子)の構造(2015年度)

分析欄

新発債の発行制限により元利償還金の大きな変化はあまり見られない。平成22年度まで行っていた繰上げ償還の影響がなくなり増化していたが、再度減少傾向にある。また、平成27年度に繰上げ償還を行ったので平成28年度以降に影響を与える。今後、平成25年の豪雨災害による災害復旧事業債の償還が始まるため、数値が一時的に悪化することが予想される。また、平成29年度~34年度まで邑智郡総合事務組合でごみ処理施設の改修が予定されており、元利償還金の増加が懸念される。今後も新発債の発行制限や事業精査を行い、実質公債費率の改善に努める。

実質公債費比率,公債費等

将来負担比率(分子)の構造(2015年度)

分析欄

平成21年度以降、地方債の新規借入の抑制を行ってきた効果が現れてきており、起債残高が減少している。平成29年度から34年度の予定で邑智郡総合事務組合のごみ処理施設の改修が予定されており今後起債残高が増える恐れがあるが、他の事業の縮小や調整等を計画的に行うことで健全化に努める。公営企業債については、主要な事業がほぼ完了したため、事業費は減少しているが、償還期限が長いため、当面の繰入の負担は横ばいとなる。

将来負担比率

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2015年度)

有形固定資産減価償却率

有形固定資産減価償却率

(参考)債務償還比率

(参考)債務償還比率

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

将来負担比率と減価償却率の組合せ分析

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

邑南町は、類似団体と比較して将来負担比率、実質公債費比率ともに高い水準にある。これは、町の施策の柱である日本一の子育て村構想や福祉事業等のサービスが充実していることが要因の一つであると考えられる。今後の将来負担比率については、事務組合においてごみ処理施設の整備が計画(H29~32年度)がされており、比率の上昇に影響を与えると考えられる。起債発行額の抑制を継続し、地方債現在高の増加を抑え、数値の悪化を抑える必要がある。実質公債費比率については、平成25年8.24発生豪雨災害の復旧事業の起債償還が始まるため元利償還金が増加するが、災害復旧体制により一般の公共工事等(道路等)の事業が縮小されていたことや起債の発行制限施策により、大幅な起債額の増加とはなっていない。今後16%前後で推移していく見込みである。

将来負担比率と実質公債費比率の組合せ分析

施設類型別ストック情報分析表①(2015年度)

施設情報の分析欄

道路
橋りょう・トンネル
公営住宅
港湾・漁港
認定こども園・幼稚園・保育所
学校施設
児童館
公民館

施設類型別ストック情報分析表②(2015年度)

施設情報の分析欄

図書館
体育館・プール
福祉施設
市民会館
一般廃棄物処理施設
保健センター・保健所
消防施設
庁舎

よくある質問

このページで何が分かりますか?

島根県邑南町の2015年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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