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地域において担っている役割二次救急指定病院として24時間体制で、小児から高齢者、在宅の看取りまで、外来・救急・入院・在宅医療まで幅広い医療形態を維持している。山間地域であるため、近年は病院に来院できない患者さんのため訪問診療、訪問看護・訪問リハビリを強化している。近隣に病院が存在しない山梨県丹波山村・小菅村の患者にとっても重要な受診先となっている。 |
経常収支比率医業収支比率修正医業収支比率累積欠損金比率病床利用率入院患者1人1日当たり収益外来患者1人1日当たり収益職員給与費対医業収益比率材料費対医業収益比率 |
経営の健全性・効率性について経常収支比率は新型コロナウイルス感染症関連対策補助金の減収、物価高騰及び人件費の増加の影響で94.0となった。引き続き経費削減等により健全化を目指す。病床利用率は人口減少・新型コロナウイルス感染症拡大による受診控え等により30%台まで大きく減少した。令和5年5月に新型コロナウイルス感染症が第5類感染症となりやや回復傾向にあるが低い状態が続いている。 |
有形固定資産減価償却率器械備品減価償却率1床当たり有形固定資産 |
老朽化の状況について病院の建物は昭和63年に改築し30年以上が経過している。そのため建設当時から使用している附帯設備も多く、令和4年度、令和5年度の2か年をかけて空調設備を更新している。令和6年度以降も照明設備などを計画的に更新していく。 |
全体総括山間地域にある病院で人口減少等により大幅な患者数の増を見込むことは難しいものの、隣接病院まで町の中心から車で40分、遠いところからは1時間以上かかるところもあり、住民にとっては必要不可欠な病院である。又、近年、登山・キャンプ等のアウトドアを中心に観光客が増加していることもあり、今後も二次救急医療機関としての役割を果たしていきたい。 |
出典:
経営比較分析表
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