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地方財政ダッシュボード

茨城県大子町の財政状況(2019年度)

茨城県大子町の財政状況について、2019年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

大子町水道事業末端給水事業下水道事業公共下水道排水処理事業特定地域生活排水処理

収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2019年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2019年度)

財政力指数の分析欄

類似団体平均を0.15ポイント下回っている。人口減少や全国平均を上回る高齢化率(令和元年度末45.0%)に加え,町民一人当たりの平均所得が低いこと等により財政基盤が弱く,これは納税義務者数の減少,少子高齢化対策に係る事業費の増加等といった形で,基準財政収入額及び基準財政需要額へ影響を及ぼしている。数値の大幅な改善を見込むことは難しいものの,税の徴収率向上,歳出の徹底した見直しを行うことにより安定した財政基盤の確立に努めていく。

経常収支比率の分析欄

前年度と比較し,地方交付税等の増により分母となる経常一般財源が増加しているが,分子となる経常経費充当一般財源も主に物件費,公債費,人件費等が増加しており,経常収支比率は1.2ポイント上昇となった。類似団体平均を1.0ポイント上回ってしまったが,今後も職員数の適正管理による人件費の削減,基金を活用した起債発行額の抑制による公債費の削減に努めるとともに,事務事業の点検・見直しを行い,経常収支比率の改善を図っていく。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

人件費,物件費の増加により,人口一人当たりの金額は前年度と比較して47,779円増加し,類似団体平均を大きく上回っている状況である。要因としては,人件費について,町単独でごみ・し尿処理業務,消防業務を行っていることから職員数が多くなっているためである。これらの業務内容の見直し等を行い経費の抑制に向けて取り組みを進めていく。物件費については,災害廃棄物処理業務や応急修理修繕料等により,前年度から事業費が大幅に増加した。これらの業務については令和元年台風第19号が影響しているものの,業務内容や契約内容を精査し,過大にならないよう抑制に努める。

ラスパイレス指数の分析欄

勧奨退職や新規採用の抑制等により職員数の削減に努めているものの,初任給の基準の相違,経験年数階層の変動等により類似団体平均と比較して2.4ポイント上回っている。引き続き,中長期的な職員採用計画による職員構成の是正や給与制度の見直しを行い,適正な給与水準の確保に努めていく。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

職員数は一般職員が4人減少し213人だが,人口減少や行政区域が広大であること,ごみ・し尿処理業務,消防業務等を町単独で行っていること等から人口千人当たりの職員数は0.20人増加し,類似団体平均を3.10人上回っている。今後も住民サービスの確保に留意しながら,業務の民間委託をはじめとする事務事業の見直しを行うなどにより,職員数の適正管理に努め,定員適正化計画に基づき人員削減に取り組んでいく。

実質公債費比率の分析欄

類似団体平均を下回っているが,前年度と比較し0.1ポイント上昇した。これは,平成30年度に廃棄物処理施設整備事業等大型建設事業,令和元年度に小中学校耐震工事等大型事業の元金償還が始まったことで,公債費と,それに伴う交付税算入額が増加し,それぞれの単年度実質公債費比率が平成28年度の数値より増加したことで3ヵ年平均の数値も増加したためである。今後,庁舎建設等の大型普通建設事業が控えており,数値の上昇が予想されることから,引き続き各種事業計画の整理・見直しを図るなど,起債の発行を抑制し,数値の改善に努めていく。

将来負担比率の分析欄

類似団体平均を下回っているが,前年度と比較し0.8ポイント上昇した。主な要因としては,過疎対策事業債発行額の減や臨時財政対策債発行可能額減少に伴う基準財政需要額算入公債費の額が減少したことが挙げられる。今後も地方債発行の抑制や職員数の適正管理に努めるとともに,充当可能基金への計画的な積立てを行うなど財政の健全化を図っていく。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2019年度)

人件費の分析欄

職員手当等の増による職員給の上昇により経常一般財源が増加し,前年度と比較して0.1ポイント上昇している。類似団体平均と比較して8.0ポイント高くなっているのは,ごみ・し尿処理業務,消防業務を町単独で行っているため,職員数が多いことが主な要因である。引き続き定数管理・給与の適正化を推進し,また,民間委託の導入を含めた人件費の削減に努めていく。

物件費の分析欄

教師用教科書・指導書や防災備蓄用生活必需品等の消耗品費の増等で経常経費充当一般財源が増加したことにより,前年度と比較して1.2ポイント上昇した。類似団体と比較すると2.1ポイント上回っている。業務の合理化が進む中で,システムの委託料や使用料も高くなっていることから,契約内容を精査し,抑制に努めていく。

扶助費の分析欄

予防接種委託料等の減による経常経費充当一般財源の減,子どものための教育・保育給付費負担金等の充当財源の増による経常特定財源の増により,前年度と比較して0.5ポイント改善された。類似団体平均と比較すると2.0ポイント上回っているが,高齢化率が45.0%(R元年度末現在)である本町においては,今後も老人福祉費等に係る扶助費の増加が見込まれるため,事業の内容を精査し適正な執行に努めていく。

その他の分析欄

その他の比率のうち維持補修費が,塵芥処理施設に係る施設修繕工事等により上昇したが,介護保険特別会計等の繰出金は13.2%となり,前年度と比較すると0.3ポイント減少したため,その他全体で前年度と比較して0.1ポイント減少した。類似団体と比較すると0.3ポイント上回っている。繰出金は経年で比較しても高い傾向にあるため,今後も各会計における財政の健全化を図り,抑制に努めていく。

補助費等の分析欄

訪問介護事業等事業費補助金,地方バス路線維持費補助金等の増により経常経費充当一般財源が増加し,前年度と比較して0.2ポイント上昇した。類似団体と比較すると10.0ポイント下回っているが,これはごみ・し尿処理業務,消防業務等を一部事務組合等へ委託せず,町単独で行っているためである。今後も各種団体等への補助金の見直し等により抑制に努めていく。

公債費の分析欄

小中学校耐震工事等大型事業(平成27年度借入)の元金償還開始等により公債費が増加したため,前年度と比較して0.3ポイント上昇した。類似団体平均を1.4ポイント下回っているものの,今後庁舎建設等大型普通建設事業が控えているため,基金の積立てや後年度の償還見通しを立てながら起債の発行を抑制していく。

公債費以外の分析欄

前年度と比較して0.9ポイント上昇し,類似団体平均を2.4ポイント上回っている。扶助費と繰出金ではやや減少したものの,人件費,物件費,維持補修費等で経常経費充当一般財源が増加したためである。今後も類似団体平均を上回っている人件費を重点に,物件費,扶助費等についても必要なサービスを確保しつつ抑制に努め,経常収支比率の改善を図っていく。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2019年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2019年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2019年度)

分析欄

財政調整基金残高は,前年度から47百万円増加となった。主な要因としては財政調整基金を取崩して財源としていた子育て支援住宅建設事業が完了したことによる。また,実質収支比率は前年度と比較して1.28ポイント減少し,財政調整基金積立額よりも実質収支の減額が大きく,実質単年度収支は4年連続マイナスとなった。今後,公共施設の老朽化による維持補修費,少子高齢化対策事業など扶助費の増加が見込まれることから,計画的な財政運営,慎重な予算計上に努めていく。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2019年度)

分析欄

各会計において黒字となっており,健全な状態であるといえる。引き続き財政基盤の強化を推進し,健全な財政運営に努めていく。

実質公債費比率(分子)の構造(2019年度)

分析欄

元利償還金等については小中学校耐震補強事業に係る平成27年度地方債の元金償還開始や廃棄物処理施設整備事業に係る平成26年度地方債の元金償還額の増等により,前年度と比較して17百万円増加している。算入公債費等についても,小中学校耐震補強事業や廃棄物処理施設整備事業の影響により基準財政需要額算入額が増加している。今後,庁舎建設事業や衛生施設建設事業等の大型事業を控えているため,充当可能基金への積立などにより起債の発行を抑制し,健全な財政運営に努めていく。

将来負担比率(分子)の構造(2019年度)

分析欄

将来負担額については,令和元年度地方債発行額が償還元金を下回ったことで地方債残高が減となり,減少している。充当可能財源等については,大子町庁舎建設基金や森林環境譲与税基金等の積立により,充当可能基金は増加したが,過疎対策事業債等算入率の高い地方債が算入開始の額に対し算入終了による減少額が大きかったため基準財政需要額算入見込額は減少し,全体では減少となった。引き続き,計画的な基金の活用や,地方債の抑制を図り,後年度への負担を軽減し,健全な財政運営に努めていく。

基金残高に係る経年分析(2019年度)

基金全体

(増減理由)財政調整基金やその他特定目的金のうち大子町庁舎建設基金,新設の森林環境譲与税基金への積立額が増加し,全体で161百万円の増加となった。(今後の方針)財政調整基金及び減債基金については,今後の大型事業等に備え現状維持とする。基金全体の増加要因となっている大子町庁舎建設基金については,令和元年度から事業充当に充当している。

財政調整基金

(増減理由)基金残高は前年度から47百万円増加となった。主な要因としては,前年度まで財政調整基金を取崩し財源としていた子育て支援住宅建設事業が完了したこと等から,取崩す要因が発生しなかったことによる。(今後の方針)標準財政規模の10%程度が適正とされている基金残高について,本町は平成30年度末時点で21.6%となっているが,庁舎建設事業や衛生センター整備事業等の大型事業に充当していく予定であるため,中長期的には減少していく見込み。

減債基金

(増減理由)基金残高は前年度と比較して大幅な増減はなかった。(今後の方針)令和3年度から着工する庁舎建設事業やその後の大型事業等に備え現状維持とし,適正な積立額を確保する。

その他特定目的基金

(基金の使途)大子町庁舎建設基金:大子町庁舎の建設又は改築に要する資金とするもの。大子町観光振興基金:町の観光振興を図るもの。大子町文化振興基金:ふるさと大子応援寄附金等を財源として,町の文化の振興に要する資金とするもの。大子町森林環境譲与税基金:町における間伐,人材育成・担い手の確保,木材利用の促進及び普及啓発等の森林整備及びその促進に要する資金とするもの。武藤文化福祉基金:町の文化の振興及び福祉の向上に要する資金とするもの。(増減理由)大子町庁舎建設基金:令和3年度着工予定の庁舎建設の財源として積み立てを行ったことにより増加となった。大子町観光振興基金:袋田観瀑施設利用収入等を2百万円積み立てたことにより増加した。大子町文化振興基金:ふるさと大子応援寄附金等を5百万円積み立てたことにより増加した。大子町森林環境譲与税基金:森林環境譲与税を29百万円積み立てたことにより増加した。(今後の方針)大子町庁舎建設基金:令和3年度から着工により大きく減少する予定。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2019年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

有形固定資産減価償却率は類似団体より低い水準にあるが、資産区分別に見るとインフラ資産52.7%、事業用資産66.9%で事業用資産の老朽化が比較的進んでいる。今後は、新庁舎建設事業等の大型事業が完了することで、本比率は減少する見込みである。

債務償還比率の分析欄

債務償還比率は類似団体平均並みで、全国平均、茨城県平均を下回っている。人口減少、過疎化が進む中、税収等業務収入の大幅な増加は見込めないこと、また、今後新庁舎建設事業等の大型事業により地方債等の債務の増加が見込まれることで、債務償還比率が伸びると想定される。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

将来負担比率、有形固定資産減価償却率ともに類似団体内平均を下回っているものの、有形固定資産減価償却率について施設類型別にみた場合、幼稚園・保育所、公民館及び庁舎は90%を超え、老朽化が著しい。今後も計画的に老朽化対策に取り組んでいくが、施設整備に係る地方債等も発生することから、将来負担比率も上昇していくことが想定される。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

将来負担比率、実質公債費比率ともに類似団体と比較して低い水準にあるが、平成30年度から廃棄物処理施設整備事業や学校耐震化事業等の大型普通建設事業の元金償還が開始され、将来負担比率が上昇した。今後も新庁舎建設事業等の大型事業が進められていることから、引き続き各種事業計画の整理・見直しを図るとともに、充当可能基金への計画的な積立を行うなど、公債費の適正化に努めていく。

施設類型別ストック情報分析表①(2019年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2019年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2019年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2019年度)

財務書類に関する情報②(2019年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

茨城県大子町の2019年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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