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地方財政ダッシュボード

茨城県大子町の財政状況(2021年度)

茨城県大子町の財政状況について、2021年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

大子町水道事業末端給水事業下水道事業公共下水道排水処理事業特定地域生活排水処理

収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2021年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2021年度)

財政力指数の分析欄

基準財政収入額が3.0%減少、基準財政需要額が5.8%増加したため前年度と比較して0.01ポイント減少し、類似団体平均を0.18ポイント下回っている。人口減少や全国平均を上回る高齢化率(令和3年度末47.1%)に加え、町民一人当たりの平均所得が低いこと等により財政基盤が弱く、これは納税義務者数の減少、少子高齢化対策に係る事業費の増加等といった形で、基準財政収入額及び基準財政需要額へ影響を及ぼしている。数値の大幅な改善を見込むことは難しいものの、税の徴収率向上、歳出の徹底した見直しを行うことにより安定した財政基盤の確立に努めていく。

経常収支比率の分析欄

前年度と比較し、タクシ-利用助成事業委託料やフォレスパ大子管理運営業務委託料等の物件費に充当した一般財源の増加や、平成28、29年度借入の過疎対策事業債の元金償還開始による公債費の増加により、分子となる経常経費充当一般財源が増加したものの、普通交付税や臨時財政対策債発行可能額の増加により、分母となる経常一般財源も増加し、経常収支比率は6.5ポイント減少となった。類似団体平均を0.2ポイント下回ったが、今後も職員数の適正管理による人件費の削減、基金を活用した起債発行額の抑制による公債費の削減に努めるとともに、事務事業の点検・見直しを行い、経常収支比率の改善を図っていく。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

物件費の減少により、人口一人当たりの金額は前年度と比較して17,731円減少したものの、類似団体平均を大きく上回っている状況である。要因として、人件費については、町単独でごみ・し尿処理業務、消防業務を行っていることから職員数が多くなっているためである。これらの業務内容の見直し等を行い経費の抑制に向けて取り組みを進めていく。物件費については、令和元年度及び令和2年度に一時的に増加した災害廃棄物処理業務や町外搬出し尿汚泥等運搬業務等が段階的に縮小したことにより、前年度から事業費が減少した。これらの業務については令和元年東日本台風が影響している事業で、後年も減少する見込みであり、その他の事業については、業務内容や契約内容を精査し、過大にならないよう抑制に努めていく。

ラスパイレス指数の分析欄

勧奨退職や新規採用の抑制等により職員数の削減に努めているものの、初任給の基準の相違、経験年数階層の変動等により類似団体平均と比較して3.0ポイント上回っている。引き続き、中長期的な職員採用計画による職員構成の是正や給与制度の見直しを行い、適正な給与水準の確保に努めていく。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

職員数は一般職員が212人で、前年度から増減はないが、人口減少や行政区域が広大であること、ごみ・し尿処理業務、消防業務等を町単独で行っていること等から人口千人当たりの職員数は0.35人増加し、類似団体平均を3.94人上回っている。今後も住民サービスの確保に留意しながら、業務の民間委託をはじめとする事務事業の見直しを行うなどにより、職員数の適正管理に努め、定員適正化計画に基づき人員削減に取り組んでいく。

実質公債費比率の分析欄

前年度より0.1ポイント減少し、類似団体平均を下回っている。これは、廃棄物処理施設整備事業等に係る過疎対策事業債(平成29年度本借)の元金償還開始等による元利償還金の増で、分子が増加したものの、普通交付税額や臨時財政対策債発行可能額の増により分母が大幅に増加したことで、当該比率の上昇を留めたためである。庁舎建設等の普通建設事業、し尿処理施設建設事業等の災害復旧事業が継続しており、値の上昇が予想されることから、引き続き各種事業計画の整理・見直しを図るなど、起債の発行を抑制し、数値の改善に努めていく。

将来負担比率の分析欄

類似団体平均を上回り、前年度と比較し8.0ポイント上昇した。主な要因としては、分母となる標準財政規模(普通交付税額、臨時財政対策債発行可能額及び標準税収入額)が増加したものの、分子となる地方債現在高が老朽化した庁舎の建替えに活用した公共施設等適正管理推進事業債(市町村役場機能緊急保全事業分)の増加により、前述を上回って増加したことが挙げられる。今後も地方債発行の抑制や職員数の適正管理に努めるとともに、充当可能基金への計画的な積立てを行うなど財政の健全化を図っていく。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2021年度)

人件費の分析欄

会計年度任用職員報酬や時間外勤務手当等の増により、人件費分の経常経費充当一般財源は増加したものの、経常一般財源が大幅に増加したことで、前年度と比較して2.0ポイント減少した。類似団体平均と比較して6.1ポイント上回っているのは、ごみ・し尿処理業務、消防業務を町単独で行っているため、職員数が多いことが主な要因である。引き続き定数管理・給与の適正化を推進し、また、民間委託の導入を含めた人件費の削減に努めていく。

物件費の分析欄

タクシ-利用助成事業委託料やフォレスパ大子管理運営業務委託料等の増により、経常経費充当一般財源が増加したものの、経常一般財源が大幅に増加したことで、前年度と比較して1.1ポイント減少し、類似団体と比較すると2.7ポイント上回った。業務の合理化が進む中で、システムの委託料や使用料も高くなっていることから、契約内容を精査し、抑制に努めていく。

扶助費の分析欄

養護老人ホ-ム入所者措置費等の減による経常経費充当一般財源の減により、前年度と比較して1.0ポイント減少したが、類似団体平均と比較すると0.9ポイント上回っている。高齢化率が47.1%(R3年度末現在)である本町においては、今後も老人福祉費等に係る扶助費の増加が見込まれるため、事業の内容を精査し適正な執行に努めていく。

その他の分析欄

その他の比率のうち、10.9%が繰出金であり、前年度と比較すると後期高齢者医療特別会計繰出金等の減により、1.0ポイント減少した。その他全体でも1.5ポイント減少し、類似団体を1.0ポイント下回っている。減少はしたが、繰出金は経年で比較しても高い傾向にあるため、今後も各会計における財政の健全化を図り、抑制に努めていく。

補助費等の分析欄

大子町振興公社活動継続支援補助金等の減により経常経費充当一般財源が減少し、前年度と比較して0.4ポイント減少した。類似団体と比較すると8.6ポイント下回っているが、これはごみ・し尿処理業務、消防業務等を一部事務組合等へ委託せず、町単独で行っているためである。今後も各種団体等への補助金の見直し等により抑制に努めていく。

公債費の分析欄

廃棄物処理施設整備事業等に係る過疎対策事業債(平成29年度本借)の元金償還の開始等により公債費が増加したものの、経常一般財源が大幅に増加したことで、前年度と比較して0.5ポイント減少した。類似団体平均を0.2ポイント下回っているものの、庁舎建設等の普通建設事業、し尿処理施設建設事業等の災害復旧事業が継続しており、基金の積立てや後年度の償還見通しを立てながら起債の発行を抑制していく。

公債費以外の分析欄

前年度と比較して6.0ポイント減少し、類似団体平均と同数値となった。人件費、公債費、物件費等で経常経費充当一般財源が増加したが、普通交付税の増、臨時財政対策債発行可能額の増により経常一般財源が大幅に増加したためである。今後も類似団体平均を上回っている人件費を重点に、物件費、扶助費等についても必要なサービスを確保しつつ抑制に努め、経常収支比率の改善を図っていく。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2021年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2021年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2021年度)

分析欄

財政調整基金残高は普通交付税等の増に伴う前年度決算剰余金で元金積立を行ったことで、前年度から298百万円増加し、標準財政規模比は3.25ポイント上昇した。また、実質収支比率については、し尿処理施設建設工事費等の減による歳出の減少に伴う歳入歳出差引額の増加や、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会関連業務等の終了による翌年度に繰り越すべき財源の減少により、実質収支が増加したことで、前年度と比較して7.17ポイント上昇した。このことと、積立金が198百万円増加したことで、実質単年度収支が4.28ポイント上昇した。今後、公共施設の老朽化による維持補修費、少子高齢化対策事業など扶助費の増加が見込まれることから、計画的な財政運営、慎重な予算計上に努めていく。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2021年度)

分析欄

一般会計が実質収支の増により7.17%上昇し、他会計においても黒字となっており、健全な状態であるといえる。引き続き財政基盤の強化を推進し、健全な財政運営に努めていく。

実質公債費比率(分子)の構造(2021年度)

分析欄

元利償還金等については、廃棄物処理施設整備事業等に係る過疎対策事業債(平成29年度本借)の元金償還の開始等により、前年度と比較して33百万円増加している。算入公債費等についても、過疎対策事業債の元金償還額の影響により増加し、前年度と比較して22百万円増加している。現在、庁舎建設事業や衛生施設建設事業等の大型事業が継続しているため、充当可能基金への積立などにより起債の発行を抑制し、健全な財政運営に努めていく。

将来負担比率(分子)の構造(2021年度)

分析欄

将来負担額については、大型建設事業(新庁舎建設に活用した公共施設等適正管理推進事業債(市町村役場機能緊急保全事業分))の影響で、令和3年度地方債発行額が償還元金を上回ったことにより地方債残高が増となり、上昇している。充当可能財源等については、地域振興費(人口)(公共施設等適正管理推進事業債(市町村役場機能緊急保全事業分)の増により、基準財政需要額算入見込額が増となり、上昇している。引き続き、計画的な基金の活用や、地方債の抑制を図り、後年度への負担を軽減し、健全な財政運営に努めていく。

基金残高に係る経年分析(2021年度)

基金全体

(増減理由)普通交付税等の増に伴う前年度決算剰余金で財政調整基金に300百万円、その他特定目的基金のうち森林環境譲与税基金へ森林環境譲与税を10百万円、それぞれ積み立てた一方、新庁舎建設の財源として大子町庁舎建設基金を266百万円、償還金の財源のため減債基金を126百万円、それぞれ取り崩したことにより、全体で5百万円の減となった。(今後の方針)財政調整基金及び減債基金については、今後の大型事業等に備え現状維持とする。基金残高全体でも割合が大きい大子町庁舎建設基金については、令和元年度から新庁舎建設事業に充当しており、今後も減少していく見込みである。

財政調整基金

(増減理由)基金残高は前年度から298百万円増加となった。主な要因としては、今後の大型事業等に備え普通交付税等の増に伴う前年度決算剰余金で元金積立を行ったことと、多額の基金を取り崩す要因が発生しなかったことによる。(今後の方針)今後の大型事業等に備え現状維持とする。

減債基金

(増減理由)地方債の償還額の増加等による、公債費に充当する一般財源等の不足に対応するため、取崩しを行ったことによる減少。(今後の方針)庁舎建設事業や、し尿処理施設建設事業、その後の大型事業等に備え現状維持とし、適正な積立額を確保する。

その他特定目的基金

(基金の使途)大子町庁舎建設基金:大子町庁舎の建設又は改築に要する資金とするもの。大子町観光振興基金:町の観光振興を図るもの。大子町森林環境譲与税基金:町における間伐、人材育成・担い手の確保、木材利用の促進及び普及啓発等の森林整備及びその促進に要する資金とするもの。大子町文化振興基金:ふるさと大子応援寄附金等を財源として、町の文化の振興に要する資金とするもの。大子町学校教育施設整備基金:大子町の学校教育施設の整備に要する資金とするもの。(増減理由)大子町庁舎建設基金:新庁舎建設の財源として266百万円取り崩したことにより減少した。大子町観光振興基金:茶の里公園管理運営費へ3百万円充当した一方で、やみぞ納付金を5百万円積み立てたことにより増加した。大子町森林環境譲与税基金:森林環境譲与税活用事業費(高性能林業機械等修繕費支援事業補助金等)へ54百万円充当した一方で、森林環境譲与税を64百万円積み立てたことにより増加した。大子町文化振興基金:ふるさと大子応援寄附金等を1百万円積み立てたことにより増加した。大子町学校教育施設整備基金:新設(今後の方針)大子町庁舎建設基金:令和4年度で新庁舎の建設事業が完了するが、その財源として基金も大幅に取り崩す。その他の基金については、今後も目的に合わせ、適正な運用をしていく。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2021年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

当町においては、平成28年度に策定した公共施設等総合管理計画に基づき、公共施設等の延べ床面積を20%削減するという目標を掲げ、老朽化した施設の集約化・複合化や長寿命化に努めている。有形固定資産減価償却率については類似団体より低い水準にあり、資産区分別に見るとインフラ資産が56.2%、事業用資産が70.3%と、事業用資産の老朽化が比較的進んでいるが、新庁舎建設工事等の大型事業が完了することで、本比率は減少する見込みである。

債務償還比率の分析欄

債務償還比率は類似団体を上回っているが、令和3年度については、例年と比較すると100%程度低下している。これは、新型コロナウイルス感染症対策として普通交付税が増額されたこと及び臨時財政対策債の発行可能額が増加したことにより、分母となる経常一般財源等が増加したことによる。しかしながら、これらの措置は一時的なものであり、また、人口減少や過疎化が進む中で、税収等の業務収入の大幅な増加は見込めないこと、新庁舎建設事業等の大型建設事業により地方債等の債務の増加が見込まれることで、今後は債務償還比率が上昇することが予想される。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

将来負担比率については、平成30年度から新庁舎建設事業等の大型建設事業の元金償還が開始されたことにより比率が上昇し続けている。なお、令和2年度においては、標準財政規模が増加したことにより当該比率が一時的に減少していたが、引き続き実施しているし尿処理施設建設事業による地方債残高の増加が予想されていることから、当該比率についても今後数年間は増加が見込まれる。一方で、有形固定資産減価償却率については、平均値を下回っている。しかしながら、施設類型別に見た場合、幼稚園・保育所及び公民館は90%を超え、老朽化が著しいことから、対策を計画的に検討していく。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

実質公債費比率は類似団体と比較して低い水準にあり、近年横ばいとなっているが、将来負担比率については上昇傾向にある。将来負担比率が上昇している主な原因としては、前述のとおり、大型建設事業が続いていることによるが、引き続き各種事務事業の整理・見直しを図るとともに、充当可能基金への計画的な積立を行うなど、公債費の適正化に努めていく。

施設類型別ストック情報分析表①(2021年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2021年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2021年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2021年度)

財務書類に関する情報②(2021年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

茨城県大子町の2021年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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