都城市:簡易水道事業(法適用)

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2021年度)

経営の健全性・効率性について

経常損益については、「経常収支比率」が100%以上を維持しており、収支状況が黒字であることを示しています。「料金回収率」は昨年度に引続き100%以上を維持しています。「流動比率」については、常に200%を超えて推移しており、十分な支払能力があることを示しています。しかし、事業費は増加しているため、資金確保に向けた取組みがより一層重要な課題となります。「企業債残高対給水収益比率」については、入札不調や世界的な半導体不足による資材調達の遅延等が影響し、事業の繰越が多く、借入額が減少したことで、昨年度より9ポイント低下しました。類似団体の平均を上回る状況にありますが、今後の統廃合事業等の大規模事業に向けて企業債の適切な活用を図ります。「給水原価」は、類似団体より低い状況にあります。経年を比較しても概ね安定しており、費用の効率性は図られている状態ですが、今後も更新投資等に充てる財源の確保のため、更なる経営の効率化に努めていきます。「施設利用率」は類似団体の平均を上回って推移しており適正な規模と考えられます。「有収率」は昨年度より0.54ポイント上昇しました。これは漏水箇所を早期に発見修理し、また老朽管を更新したことで漏水量が減少したものです。今後も漏水調査や老朽管更新等により「有収率」の向上に努め、供給した配水量の効率性を高めていきます。

老朽化の状況について

「有形固定資産減価償却率」が昨年度より1.04ポイント上昇し、「管路経年化率」が年々増加傾向にあり、施設の老朽化が進んでいます。また、「管路更新率」は類似団体と比較して低いことから、管路の更新投資の実施状況は遅れている状態です。現在まで行ってきた漏水調査や老朽管の計画更新を継続しつつ、アセットマネジメントに基づき、大規模な老朽施設の更新についても計画的に推進していきます。

全体総括

経営については、現在まで概ね健全な数値を保持し、適正な状況を継続してきました。しかし、給水人口の減少などを背景に、給水収益は年々減少傾向にある一方、老朽施設の更新や耐震化など施設投資の需要は増加していくなど厳しい状況を迎えていることから、更なる経営の効率化に努めていきます。また、施設投資については、限られた財源の中で計画的かつ効率的に推進していくために、施設の長寿命化対策やアセットマネジメントの活用を図っていく必要があります。今後、経営戦略に基づき、更なる効率的な事業運営に努めていきます。

類似団体【A3】

小樽市 北見市 江別市 奥州市 大崎市 鶴岡市 会津若松市 土浦市 古河市 足利市 栃木市 佐野市 小山市 那須塩原市 桐生市 加須市 狭山市 鴻巣市 深谷市 戸田市 入間市 朝霞市 富士見市 三郷市 ふじみ野市 桶川北本水道企業団 野田市 習志野市 我孫子市 長生郡市広域市町村圏組合(事業会計分) 武蔵野市 昭島市 座間市 小松市 上田市 佐久水道企業団 多治見市 各務原市 三島市 富士宮市 焼津市 掛川市 藤枝市 瀬戸市 半田市 稲沢市 東海市 伊勢市 桑名市 彦根市 草津市 長浜水道企業団 池田市 守口市 富田林市 河内長野市 松原市 大東市 箕面市 羽曳野市 門真市 三田市 淡路広域水道企業団 橿原市 生駒市 出雲市 尾道市 廿日市市 防府市 岩国市 周南市 今治市 新居浜市 大牟田市 飯塚市 大野城市 宗像地区事務組合 唐津市 佐賀東部水道企業団 諫早市 別府市 都城市 延岡市 霧島市 浦添市 沖縄市 うるま市