経営の健全性・効率性について
・収益的収支比率は、わずかではあるが100%を下回っているため、今後も計画的な機械設備の更新等による汚水処理の効率向上や使用料の見直し等、経営改善の取組が不可欠である。・企業債残高対事業規模比率は、類似団体平均値を大きく下回っているため、今後も計画的な機械設備の更新等による汚水処理の効率向上や使用料の見直し等、経営改善の取組が不可欠である。・経費回収率は、全国平均は上回っているものの100%を下回っているため、今後も計画的な機械設備の更新等による汚水処理の効率向上や使用料の見直し等、経営改善の取組が不可欠である。・汚水処理原価は、全国平均を下回っているもの、今後も計画的な機械設備の更新等による汚水処理の効率向上や使用料の見直し等、経営改善の取組が必要である。・施設利用率及び水洗化率ともに、全国平均は上回っているものの、今後も未加入者の調査、新規加入者の勧誘等、経営改善の取組が必要である。
老朽化の状況について
町が管理する漁業集落排水施設は3地区あるが、竣工年度は平成元年から平成10年で、もっとも古い施設は27年が経過している。
全体総括
少子高齢化等、人口減少が著しい状況下、健全運営のハードルは高いが、今後の人口減少や需要予測等を踏まえながら、まずは現状把握につとめ、機能診断及び最適整備構想のもと、長寿命化等計画的な施設の改善及び維持管理に努める。また、可能な限り効率化を図るとともに、適宜利用料金の見直し等も検討する。