経営の健全性・効率性について
①収益的収支比率(%)平成25年から平成26年にかけては下落している。また今後平成30年頃まで地方債償還金が膨らんでくることに加え、それ以降は老朽化や人口減少等のマイナス要因が多いため、長期的に検討していく必要がある。④企業債残高対事業規模比率(%)企業債残高のうち一般会計負担額が大きいため、類似団体に比べて非常に数値が低くなっている。⑤経費回収率(%)平均値より高いため、使用料は概ね適正であるが、今後も使用料収入の確保及び汚水処理費の削減に努めたい。⑥汚水処理原価(円)投資の効率化や維持管理費の削減等を検討していく。⑦施設利用率(%)平均値よりやや低い状態であるが、利用率が高すぎても微生物は活発とはならないため、現状数値ぐらいが最適である。⑧水洗化率(%)平均値よりは高いが100%を目指して、水洗化率の向上に努める。
老朽化の状況について
管渠については、完成からまだ10年程度であり、更新時期にない。
全体総括
今後の老朽化対策や人口減少等の下振れ要因に対応するため、長期的な経営・投資計画を検討していく必要がある。