橿原市:簡易水道事業(法適用)

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2021年度)

経営の健全性・効率性について

経常収支比率は、給水人口の減少により有収水量も減少傾向であるが、経営努力による費用の削減等により、類似団体と比較しても高い数値となっている。なお、令和2年度の大幅な落ち込みは、コロナ禍による基本料金の免除の実施によるものである。流動比率は、直近5年間の類似団体の数値を比較しても、十分な支払能力を有していることを示している。企業債残高対給水収益比率は、企業債に頼らない経営を行っているため減少していくが、有形固定資産減価償却率や管路経年化率は増加傾向にある。昨今の漏水事故等を鑑みると、資金と投資のバランスにもよるが、企業債の借入による管路更新・耐震化も考慮する必要がある。料金回収率は、直近5年間の類似団体の数値よりも高い数値となっており、今後も維持できるように努める。

老朽化の状況について

有形固定資産減価償却率、管路経年化率のどちらの指標値も増加傾向にある。今後もこの傾向は変わらないと予測される。管路更新率は概ね目標値に達しており、計画的に管路の更新・耐震化を行っている。しかし、昨今の漏水事故等が頻繁に発生している現状を鑑みれば、更新・耐震化事業を加速化させる必要性も視野に入れ、資金と投資のバランスを取りながら経営を行っていかなければならない。

全体総括

経営の健全性・有効性については、概ね類似団体より高い数値であり、安定した経営である。しかしながら、老朽化の状況については、管路の老朽化が進んでいるため、今後も資金と投資のバランスを考慮しつつ、更新・耐震化を計画的に進めていく。

類似団体【A3】

小樽市 北見市 江別市 奥州市 大崎市 鶴岡市 会津若松市 土浦市 古河市 足利市 栃木市 佐野市 小山市 那須塩原市 桐生市 加須市 狭山市 鴻巣市 深谷市 戸田市 入間市 朝霞市 富士見市 三郷市 ふじみ野市 桶川北本水道企業団 野田市 習志野市 我孫子市 長生郡市広域市町村圏組合(事業会計分) 武蔵野市 昭島市 座間市 小松市 上田市 佐久水道企業団 多治見市 各務原市 三島市 富士宮市 焼津市 掛川市 藤枝市 瀬戸市 半田市 稲沢市 東海市 伊勢市 桑名市 彦根市 草津市 長浜水道企業団 池田市 守口市 富田林市 河内長野市 松原市 大東市 箕面市 羽曳野市 門真市 三田市 淡路広域水道企業団 橿原市 生駒市 出雲市 尾道市 廿日市市 防府市 岩国市 周南市 今治市 新居浜市 大牟田市 飯塚市 大野城市 宗像地区事務組合 唐津市 佐賀東部水道企業団 諫早市 別府市 都城市 延岡市 霧島市 浦添市 沖縄市 うるま市