大東市:簡易水道事業(法適用)

地方公共団体

大阪府 >>> 大東市

地方公営企業の一覧


収集されたデータの年度

2021年度 2020年度 2019年度 2018年度 2017年度 2016年度 2015年度 2014年度

経営比較分析表(2014年度)

経営の健全性・効率性について

平成26年度時点では、類似団体と比較して⑦施設利用率以外の項目では、概ね良好な数値となっている。③流動比率について、平成25年度から平成26年度で大幅に数値が低下しているが、これは会計制度の変更に伴うもので、類似団体の平均値も同様に低下している。平成26年度の⑦施設利用率について、類似団体の平均値と比較して、施設の効率性が1.83%低いということを表しており、年々低下傾向にあることから、近年の人口減少や節水機器の普及による配水量の減少に伴って低下していると考えられる。

老朽化の状況について

平成26年度決算時点で、②管路経年化率について2.21%類似団体平均値よりも高く、法定耐用年数を経過した管が多く残っていることを表している。また、近年類似団体の平均値の上昇よりも急激に、経年化率が上昇している。また③管路更新率について、年度毎にばらつきはあるが、平成26年度は類似団体と比較して0.13%更新率が低くなっている。なお、平成24年度に更新率が急激に上昇しているのは、集計方法についてシステムを使用した方法に変更し、従来の集計方法で把握できていなかったものを平成24年度に一括計上したためである。

全体総括

現状経営的には類似団体と比較しても良好な数値となっているが、管路の老朽化が急激に進んでおり、管路の更新率も高くない状況である。このまま管路の老朽化が進むと漏水等で有収率が下がる事が予想され、経常収支の悪化や給水原価の上昇を招きかねない。よって、経営面からも管路更新の必要性がある。しかし、管路更新また施設更新には多額の費用がかかるため、債務残高や料金水準の適切性、管路および施設更新時のダウンサイジングや廃止等も合わせて検討し、新たなアセットマネジメントや経営戦略を策定した上で、計画的に管路や施設の更新を進めていく。

類似団体【A3】

小樽市 北見市 江別市 大崎市 鶴岡市 酒田市 会津若松市 土浦市 古河市 足利市 栃木市 佐野市 小山市 那須塩原市 桐生市 加須市 鴻巣市 深谷市 戸田市 入間市 朝霞市 富士見市 三郷市 ふじみ野市 桶川北本水道企業団 木更津市 習志野市 我孫子市 長生郡市広域市町村圏組合(事業会計分) 武蔵野市 昭島市 座間市 三条市 高岡市 小松市 上田市 飯田市 佐久水道企業団 多治見市 各務原市 可児市 三島市 富士宮市 焼津市 掛川市 藤枝市 瀬戸市 半田市 刈谷市 稲沢市 東海市 伊勢市 桑名市 彦根市 草津市 長浜水道企業団 池田市 守口市 泉佐野市 富田林市 河内長野市 松原市 大東市 箕面市 羽曳野市 門真市 三田市 淡路広域水道企業団 橿原市 生駒市 出雲市 尾道市 廿日市市 防府市 岩国市 周南市 丸亀市 新居浜市 大牟田市 飯塚市 宗像地区事務組合 佐賀東部水道企業団 諫早市 別府市 延岡市 霧島市 浦添市 沖縄市 うるま市