2022年度 2021年度 2020年度 2019年度 2018年度 2017年度 2016年度 2015年度 2014年度 2013年度 2012年度 2011年度 2010年度
平成20年以降、指数が悪化が続いている。主な原因は、市町村民税をはじめとする市税が減収となっているためである。今後も大幅な増収を見込むことは現時点で困難であることを踏まえ引き続き徴収業務の強化に努める。
平成23年5月の財政非常事態宣言のもと、「収入に合わせて支出を組む」との財政規律を基本に進めている『行政の維新プロジェクト』改革の工程の中で、平成23年度から臨時財政対策債を発行しないこととしている。平成23年度と比べて2.4ポイント改善しているが、歳出面では主に人件費によるもので、平成24年1月に役職段階に応じた給与カット等の給与制度改革を実施したことによるものである。歳入面では、地方税収入で0.3ポイント改善するとともに地方交付税が対前年比36.0ポイント増加したことなどにより歳入全体で0.2ポイント増加し、結果99.9%となった。
類似団体と比較して直営の公共施設が多く、毎年その管理運営経費及び、老朽化による補修経費が必要になるなど構造的な問題を抱えている。平成23年度と比べて決算額が減額となっているのは、主に人件費によるもので給与制度改革を実施したことによるものである。
国が平成24年4月1日から国家公務員の時限的な給与改定特例法を実施したため、高い値となっているが、本市は平成24年1月1日に給与制度改革を実施したことにより、国がラスパイレス指数の参考値として示す国家公務員の時限的な給与改定特例法による措置がないとした場合の値は97.4を示しており、類似団体の平均値を下回っている。
平成20年4月1日の職員数と平成25年4月1日の職員数の差で398人削減する目標を定め、簡素で効果的な職員体制の確立を目指し、平成21年3月に『職員体制再構築計画(案)』を策定した。平成23年度と平成24年度の地方公共団体定員管理調査における普通会計の職員数の差で89人を削減しており、引続き適正な定員管理に努める。
公債費に準ずるものとして、平成24年度から新たにPFI事業による支出額が加わったが、前年度に引き続き普通建設事業費の精査に努めた結果、地方債の発行抑制につながり、地方債の償還等のための一般財源を前年度並みに抑えることができている。今後も早期健全化基準に達することがないよう、十分な精査のもと普通建設事業を実施し、引き続きこの水準の維持に努める。
吹田市が将来負担する可能性のある負債等の規模は類似団体と比べて小さいが、平成24年度から新たにPFI事業による支出予定額が加わり、さらに今後も複数年にわたる大規模な都市計画事業などによって多額の支出が予定されていることから、地方債発行の増加や特定目的基金の投入が見込まれる。今後も将来世代に過度な負担の先送りをしない財政運営に努める。
直営で実施している事業が多く、それに従事する職員を必要とすることから、類似団体と比べて大きく上回る傾向にある。平成24年度に実施した給与制度改革の影響などにより平成23年度と比べて、2.5ポイント改善した。
平成23年度は『行政の維新プロジェクト』改革の工程に沿い、事業の見直しを実施して事業の縮小、廃止等を行い、事業の最適化を図り一定の成果を上げたが、平成24年度は生活保護事業における対象者の増等により、扶助費全体の経常収支比率は平成23年度と同水準の値となった。
18.8%の内訳は繰出金が15.5%、維持補修費が3.3%である。平成23年度と比べて繰出金は0.9ポイント(589,654千円)増となっている。その中でも下水道普及率が高く、近年の雨水増大に伴う雨水処理費の増加に伴う下水道特別会計への繰出金、及び府下の相対的な高齢者人口比率の増大に伴う後期高齢者医療にかかる繰出金が増加しており類似団体と比べて3.6ポイント上回っている。また、維持補修費は類似団体と比べて、公共施設が多いことから、構造的に高い比率を示しており、類似団体が1.7%であるのに対し、当市は1.6ポイント高い状態となっている。
直営で実施する事業が多く、一部事務組合への加入が比較的少ないため、負担金の額も少ないことで類似団体と比べて低い比率を示している。平成23年度と比べ0.5ポイント改善しているが、これは『行政の維新プロジェクト』改革の工程に沿い、補助事業の事業見直しを実施して事業の縮小、廃止等の検討を行い、事業の最適化を図ったことなどによるものである。
過去から安定した市税収入に恵まれたことで、直営の公共施設を多く有し、また、直営で多くの事業を実施してきたことから、補助費等を除いた各性質で類似団体を大きく上回っている。平成23年度と比較すると2.2ポイント改善しているが、主な要因は人件費での給与制度改革の影響によるものである。
八戸市 山形市 水戸市 つくば市 熊谷市 川口市 所沢市 春日部市 草加市 越谷市 平塚市 小田原市 茅ヶ崎市 厚木市 大和市 長岡市 上越市 福井市 甲府市 松本市 沼津市 富士市 一宮市 春日井市 四日市市 岸和田市 吹田市 枚方市 茨木市 八尾市 寝屋川市 明石市 加古川市 宝塚市 鳥取市 松江市 呉市 佐世保市