経営の健全性・効率性について
収益的収支比率は100%未満で赤字となっている。接続率が低いため、類似団体と比較して、汚水処理原価は40.15円高く、経費回収率は7.94ポイント、施設利用率は7.52ポイント、水洗化率は14.34ポイント、いずれも低い状況である。平均値に近づけるため、未接続者への接続促進や維持管理費・汚水処理費等経費削減に努める。
老朽化の状況について
H23.3.11の震災の影響を受け、処理施設内の電気機器を入替えし、その後は特に大規模な更新はしていない。管渠については、15年以上経過、処理施設、ポンプは17~18年経過しており老朽化が進んでいる。
全体総括
整備完了済みであり、今後はさらなる接続推進と適正な料金改正をしながら健全な事業経営を目指す。老朽化対策については、施設等の管理台帳の整備をしながら必要に応じて計画的に更新していく。