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地方財政ダッシュボード

福岡県大牟田市の財政状況(2018年度)

福岡県大牟田市の財政状況について、2018年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

大牟田市水道事業末端給水事業下水道事業公共下水道

収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2018年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2018年度)

財政力指数の分析欄

人口減少の主要因である生産年齢人口の減少が著しく、このことが消費動向にも甚大な影響を与えている。65歳以上の人口についても微減傾向にあるが、その割合は令和元年4月1日現在で36.3%となっており、福岡県、全国と比較しても高齢化が進行しているといえる。このような人口の減少や高齢化の進行等により、本市の財政基盤は極めて弱く、類似団体平均を大きく下回っている。喫緊の課題である人口減少の抑制、少子化対策に取り組むため、28年度から4年間の事業計画を示した「まちづくり総合プラン」、「アクションプログラム」の実施3年目として、子ども医療費助成事業や保育料の軽減などにより、保護者の負担軽減を行うなど子育て支援の充実を図る事業を継続するとともに、大牟田市動物園の駐車場拡大・トイレ新設といった観光振興や、アプリケーションを活用した健康づくりについても取り組むこととしている。

経常収支比率の分析欄

経常収支比率については、歳出面では退職者の増に伴う人件費の増加や幼稚園等施設給付費や医療助成費などの扶助費の増加はあるものの、既発債の償還終了による公債費の減や補助費である大牟田・荒尾清掃施設組合負担金の減少などにより、経常経費充当一般財源等では総額7億18百万円の減となっている一方で、歳入面では基準財政収入額の算定上、法人市民税の大幅な増を見込まれたことによる普通交付税の大幅な減少により、経常的一般財源等収入が総額13億6百万円と大幅な減となっており、前年度から経常収支比率が1.9ポイント悪化し、98.2%となっている。今後は、30年度に改定した「大牟田市財政構造強化指針」に基づき、政策的な投資余力を確保するためにも経常収支比率については、類似団体平均値を目標としつつ、まずは95%を目指し、財源の確保、歳出削減、新規の市債発行額の抑制や市債残高の縮減を引き続き行っていくこととしている。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

類似団体平均に比べ高くなっているのは、主に人件費に要因がある。類似団体と比較すると職員数が依然として多いため、今後も「職員配置適正化方針2016」に基づき、限られた行政資源のもと、簡素で効率的かつ安定した行政運営を行うため、職員数の適正化を図り、人件費を抑制していくこととしている。(H28.4851人⇒R2.4812人(消防・病院部門除く))なお、職員数の適正化にあたっては、多様な任用形態の活用やスクラップアンドビルドを基本とした事務事業見直しを推進することで、総人件費についても抑制することとしている。

ラスパイレス指数の分析欄

ラスパイレス指数は、前年度と同値の98.8となった。ラスパイレス指数は近年低下しており、国の給与水準を下回っている状態にある。今後においても、国や他団体の給与水準の状況等を踏まえながら、適正な給与水準の確保に努めていく。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

類似団体平均を上回っているが、これは高齢者人口の増加に伴う諸施策の推進や保健所を設置していることが、主な要因と考えられる。職員数については、消防・病院部門を除いて平成16年度(1,287人)から15年間で476名(37.0%)を削減している。今後も引き続き、職員配置適正化方針に基づき、多様な任用形態を活用するとともに、今後も事務事業の見直しを行い、民間活力の導入を行う等、職員数の適正化に取り組んでいくこととする。

実質公債費比率の分析欄

実質公債費比率について、類似団体平均を上回っている主な要因としては、退職手当債の借入が多額であったこと、また公営企業債(公共下水道)の元利償還金のための繰出金が多額であることが影響している。市債の新規発行抑制の取組みの結果、徐々に改善しており、30年度決算においては、8.4%となった。しかし、類似団体との比較では依然として高い水準にあり、類似団体平均値という目標の達成はできていない。30年度については、一般廃棄物処理事業債の償還終了などにより元利償還金が4.5憶円減少したこと清掃施設組合の建設に係る償還が終了したことにより、一部事務組合等の起こした地方債の償還の財源に充てたと認められる補助金又は負担金が2.4憶円減少したことなどから、前年度より0.7ポイント改善した。今後も、30年度に改定した財政構造強化指針に基づき、市債の新規発行額を元金償還額以内(臨時財政対策債と過疎対策事業債の70%については、元金償還額と市債新規発行額から除く)とし、公債費について抑制していくこととしている。

将来負担比率の分析欄

類似団体平均を大きく上回っている主な要因としては、16~20年度に退職手当の財源対策としての退職手当債の借入(29億円)及び公営企業債(公共下水道)の償還のための繰出金が多額であること、また、財政調整基金や退職手当積立基金等の充当可能な基金の残高が少ないことや、退職手当負担見込額が大きな割合を占めていることも影響している。30年度については、既発債の償還終了等により、地方債の現在高が10.1億円減少したこと、また、公営企業債等繰入見込額について、下水道事業会計の「準元金/元金(3ヵ年平均)」が、分流式下水道等に要する経費における繰出基準額の減(-1.3億円)などにより割合が減少したこと、及び起債借入残高の減(-5.8億円)などにより、前年度より6.9億円減少したことにより将来負担比率が前年度より10.4ポイント改善している。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2018年度)

人件費の分析欄

類似団体平均を上回っている要因としては、依然として職員数が類似団体と比較して多いことにある。30年度は、職員配置適正化による職員数の減(-15人)などにより、職員給が1億8百万円の減、退職者が微増(+1人)により、退職金が22百万の増となったため、29年度に比べて総額99百万円の減となった。今後は、計画的な新規職員の採用や、多様な任用形態の活用など、「職員配置適正化方針2016」(H28.4851人⇒R2.4812人(消防・病院部門除く))及び26年度に策定した「業務最適化計画」に基づき、業務の効率化による職員数の適正化を進め、人件費の抑制を図っていく。

物件費の分析欄

類似団体平均と比較すると低い水準となっているが、これは類似団体と比べて、業務の民間委託が進んでいないことが主な要因と考えられる。本市の経常収支比率の分子となる経常充当一般財源(歳出)の内訳について推移をみてみると、人件費や公債費の割合が減少している一方、扶助費、繰出金と同様、物件費についても増加している。経常充当一般財源(歳出)の合計については、平成30年度決算では減少しているものの、減少傾向には至っていない。26年度に策定した業務最適化計画及び、30年度に改定した財政構造強化指針に基づき、業務の効率化のための委託化の一方で、事業の統廃合などにより物件費の抑制を進めていく。

扶助費の分析欄

類似団体平均を上回っている要因としては、全国平均を上回る高齢化や旧産炭地域の特徴でもある生活保護率が高いことや障害者福祉施設が多いことなどにより生活保護費や障害者福祉サービス費等が大きな割合を占めていることが影響している。30年度は、子ども医療費助成が79百万円の増、幼稚園等施設給付費が35百万円の増となり、29年度と比べて総額69百万円の増となった。今後、少子化の影響により、児童手当等の扶助費は減少していくものと見込まれるが、子育て支援策の充実や高齢化の進展に伴う社会保障費については増加傾向が続くことが想定される。社会保障費の適正化は喫緊の課題であり、適正給付の推進や健康づくり事業の推進、後発医薬品使用の促進による医療費の抑制、検診受診率の向上などにより更なる適正化を図っていく。

その他の分析欄

類似団体平均を上回っている要因としては、高い高齢化率を反映し、国民健康保険会計や介護保険会計、後期高齢者医療会計等に対する繰出金が多額であることが影響している。膨れ上がる一方の医療費や介護サービス給付費の増加に対し、疾病予防・健康づくりなど、長期的な観点からの医療費削減に努め、適正な給付のための取組みを推進していく。

補助費等の分析欄

本市が長年類似団体平均を上回っていた要因としては、本市は海抜0m以下の地域が多く雨水対策に多額の経費がかかっており、公共下水道事業会計への負担金が多額であることが影響していた。30年度については、大牟田・荒尾清掃施設組合負担金が2億78百万円の減となったことより、29年度と比べると総額2億18百万円減少し、類似団体平均を下回ることとなった。

公債費の分析欄

本市では、23年度に策定した財政構造強化指針において、市債の新規発行額を元金償還額の3分の2以内にするという取組みを行ってきたため、公債費は一定程度縮減が図られてきており、近年は、市債全体に対し、交付税措置が行われる臨時財政対策債と過疎対策事業債以外の割合が低くなってきている。30年度は、償還終了に伴う元金の減や低金利による利子償還の減により、総額4億47百万円の減となった。公債費については、今後も抑制していく必要があるが、その一方で未来に向けた投資や公共施設の維持改修も行っていく必要があることから、30年度に改定した財政構造強化指針では、市債の新規発行額を元金償還額以内(臨時財政対策債と過疎対策事業債の70%については除く)と見直し、実質的な公債費の抑制を継続していく。

公債費以外の分析欄

類似団体と比べると市税等の自主財源の割合が著しく小さく、依存財源に大きく頼らざるを得ない収入状況にある一方で、歳出においては地域の経済状況や高い高齢化率等を反映し、扶助費が多額に上り、人件費負担も大きく、歳出の構成比率において義務的経費が大きな割合を占める財政構造となっている。今後、これまで以上に積極的な企業誘致の展開や、市税収入の高い収納率の維持やふるさと納税の周知等により自主財源を確保していく。また、経常経費の中で取り組んでいる事務事業について、あらためてゼロベースの視点で検証し、優先度により、事業の廃止・縮小を行うとともに、外部委託化、ICTの導入などで経費の削減や業務効率化を図ることで、経常経費の削減を行っていく。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2018年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2018年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2018年度)

分析欄

実質収支については、22年度決算で10年ぶりの実質収支の黒字を達成して以降、国による地方交付税の臨時的な上乗せや、23年度に策定した財政構造強化指針による取組みにより、30年度決算まで9年連続で黒字を確保している。しかし、30年度決算では財政調整基金からの取崩を行った上での黒字となっており、今後はより厳しい財政運営が見込まれる。財政調整基金については、黒字決算が継続しているため、23年度以降、毎年度積立を行っているものの、30年度決算での取崩により、30年度末時点で25億47百万円と昨年度より減少した。財政構造強化指針で掲げた標準財政規模の10%程度の残高の確保という目標に対しては概ね計画どおりに取り組んでいるものの、類似団体や近隣都市と比べるとまだ少ない現状である。このようなことから、30年度に改定した財政構造強化指針において、財政調整基金残高の目標を28年度決算時の類似団体の平均である40億円とし、引き続き決算剰余金の2分の1の積立を行っていくこととしている。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2018年度)

分析欄

国民健康保険特別会計は、国の負担金等が基準額に対し大幅に超過して交付されたこと、被保険者数の減少とともに、一人当たりの保険給付費の伸びがほとんどなかったことなどから1億80百万円の黒字となった。介護保険特別会計は、国の負担金等が基準額に対し超過して交付されたこと、当初予算で見込んでいた保険給付費を下回ったことから2億25百万円の黒字となった。一般会計においては、財政健全化に向けた様々な取り組みにより実質収支は42百万円の黒字となり、9年連続の黒字決算となった。しかしながら、これは財政調整基金から1億70百万の取崩を行った結果であり、実質的には平成28年度以来となる財源不足となっている。次年度以降においても、人口流出と少子高齢化により生産年齢人口の減少傾向は続いていくと予測され、市税収入の大幅な増加は期待できず、歳出においては扶助費の増加や年々老朽化している公共施設の維持改修等に係る経費の増加が見込まれ、今後の財政見通しについては非常に厳しい状況にある。今後も全会計において、財政構造強化指針等に基づき収支均衡を継続していく。

実質公債費比率(分子)の構造(2018年度)

分析欄

【元利償還金等】・過疎対策事業債及び臨時財政対策債の償還額が増加しているものの、既発債の償還完了により、過疎対策事業債、臨時財政対策債以外の償還額は減少しているため、元利償還金は55億65百万円(標財比20.2%)、前年度より4億56百万円減少(標財比(H29→H30年度)-1.5ポイント)している。【算入公債費等】・事業費補正による基準財政需要額が、清掃費の平成13・14年度許可分償還完了等により60百万円減少しているものの、過疎対策事業債や臨時財政対策債の償還額が増加していることによる基準財政需要額への算入額が増加したため、前年度より5百万円の減少となり、ほぼ横ばいとなった。

将来負担比率(分子)の構造(2018年度)

分析欄

【将来負担額】・地方債現在高については、市債新規発行額を当該年度の元金償還額の2/3以内に抑える等の取組みを行ってきたため、後年度の公債費の減少につながってきている。近年は、市債全体に対し交付税措置が行われる過疎対策事業債や臨時財政対策債以外の割合が低くなってきていることから、市の実質的な負担は減少してきている。・30年度は地方債の残高が、既発債の償還終了などにより前年度より10億10百万円減少(標財比(H29→H30年度)-2.7ポイント)している。また、公営企業債等繰入見込額について、下水道事業会計のうち「準元金/元金(3ヵ年平均)」において、準元金の割合が減少したことにより、前年度より6億92百万円減少(標財比(H29→H30年度)-2.2ポイント)している。【充当可能財源等】・既発債の償還完了はあるものの、病院への貸付金や公営住宅の賃借料等の増加により、基準財政需要額算入見込額が4億16百万円増加した。

基金残高に係る経年分析(2018年度)

基金全体

(増減理由)・庁舎等建設積立基金は、今後の市庁舎の改修等に備え毎年積立を行ってきており、29年度と比較して1億1百万円増、19億90百万円となった。・廃棄物の埋立地取得及び処理工場建設積立基金は、今後の廃棄物の埋立地の取得及び処理工場の建設等に備え創設した基金であり、初年度である30年度は1億円の積み立てを行った。・わくわくシティ基金は、スポーツや文化の振興を通じて次世代を担う青少年の人材育成を図り、個性豊かで健やかかつ快適なまちづくりに資する事業を推進するための基金であり、29年度と比較して56百万増、1億円となった。以上のようなことから、基金全体として、2億1百万円の増となった。(今後の方針)本市では、財政構造強化指針に基づいた取組みによって、計画的に基金の積立を行ってきている。しかし、経済状況の悪化に伴う市税の大幅な減収や不時の支出増加に対処し、中・長期的な視野にたった安定的な財政運営を行っていく上では、今後も引き続き積立を行っていく必要があることから、財政調整基金、退職手当積立基金、庁舎等建設基金の3つの基金を計画的に積み立てることとしている。また、これ以外の基金については、基金の内容に応じた残高の確保に努める一方で、更なる有効活用を図ることとしている。

財政調整基金

(増減理由)・30年度は、29年度決算剰余金2億10百万円の半額である1億5百万円について積立を行ったが、決算において財源不足が見込まれたことから、1億70百万円の取崩しを行ったため、65百万円減、25億47百万円となった。(今後の方針)・財政調整基金については、決算剰余金の2分の1の額を、23年度以降毎年度積立を行っており、財政構造強化指針で掲げた『標準財政規模の10%程度の残高の確保』という目標に対し、概ね計画どおりに取り組んできた。しかしながら、類似団体や近隣都市と比べるとまだ少ない現状であることから、30年度改定の財政構造強化指針において、財政調整基金残高の目標を『28年度決算時の類似団体の平均である40億円』とし、引き続き決算剰余金の2分の1の積立を行っていくこととしている。

減債基金

(増減理由)(今後の方針)

その他特定目的基金

(基金の使途)・庁舎等建設積立基金:庁舎等の建設資金に充てるもの・九州新幹線渇水対策施設維持管理基金:九州新幹線開通に起因する農業用水源の渇水に対応するための維持管理費に充てるもの(増減理由)(今後の方針)・庁舎等建設積立基金は、29年度と比較して1億1百万円増の、19億90百万円となった。本庁舎は、築80年が経過し、耐震性についても倒壊の危険があるため、近い将来改修や建替え等について検討していかなければならない。特に東日本大震災及び熊本地震では防災及び復旧復興の拠点としての庁舎の役割がいかに重要であるかが再認識されたことから、安心・安全なまちづくりの推進のため庁舎等建設積立基金を計画的に積み立てることとしている。できるだけ有利な財源の検討は行っていくものの、いずれにしても多額の一般財源が必要な状況であることから、30億円を目標に積立を行うこととしている。(基金の使途)・退職手当積立基金:職員の退職手当に充てるもの(増減理由)(今後の方針)・退職手当積立基金は、29年度と比較して41百万円増の、7億51百万円となった。財政構造強化指針では、今後10年間の退職手当見込額を参考に基準額を9億円と設定していたが、30年度以降の基準については、今後10年間の退職手当見込額を勘案し、基準額を8億円に引き下げ、各年度においてその基準を超える場合は取崩を行うこととした。なお、職員の定年延長に関しては具体的な内容が決まっていないため、定年延長の内容が決まった後にこのルールを見直すこととしている。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2018年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

当市では平成26年度に策定した大牟田市公共施設維持管理計画及び一般施設長寿命化計画に沿って延床面積の20%縮減及び施設の長寿命化に取り組んでいる。また、インフラや学校施設、公営住宅については施設所管課により個別に長寿命化計画を策定、運用しており、老朽化した施設の集約化・複合化や除却を進めている。有形固定資産減価償却率については類似団体平均値を若干上回っており、今後も計画を推進し適切な取組みを進めていく必要がある。

債務償還比率の分析欄

当市では、財政構造強化指針において地方債の新規発行額を当該年度の元金償還額の2/3に抑えるなどの取組みを行い、債務の縮減に努めている。一方で、財政調整基金や庁舎等建設積立基金などの基金への積立について計画的に行っており、充当可能基金が増加してきていることから、実質債務は年々減少してきている。債務償還比率については、経常経費充当財源等が多いことから、類似団体平均値を上回っているため、今後も財政構造強化指針に基づき財政基盤の強化を図っていく必要がある。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

類似団体と比べ将来負担比率は高いものの、減少傾向にある。地方債現在高については、地方債の新規発行額を当該年度の元金償還額の2/3以内に抑えるなどの取組みを継続してきたことから年々減少してきていること、また、財政調整基金への積増しや職員退職手当積立基金の積増しなどにより充当可能基金が増加したこと等により数値的には改善してきている。一方、有形固定資産減価償却率については、平成30年度は、全国平均・県平均・類似団体いずれと比較しても若干高い状況にある。今後も、本市の公共施設の耐用年数に対しどの程度経過しているのか、また将来負担比率に対する影響も考えたうえで、公共施設維持管理計画に基づいた維持補修を行っていくこととする。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

将来負担比率及び実質公債費比率は共に類似団体と比較して高いものの、近年は減少傾向にある。これは、地方債の新規発行額を当該年度の元金償還額の2/3以内に抑えるなどの取組みを継続してきたことから地方債残高が減少してきていること、また、財政調整基金への積増しや職員退職手当積立基金の積増しなどにより充当可能基金が増加したこと等が主な要因になっている。近年、過疎対策事業債や臨時財政対策債以外の元利償還額は減少しているものの、過疎対策事業債、臨時財政対策債の償還額については増加しており、地方債残高についても下げ止まりとなってきている。今後は、将来負担比率及び実質公債費比率については大幅に改善していくことが困難だと見込まれるため、これまで以上に公債費の適正化に向けた取組みを継続して行っていく必要がある。

施設類型別ストック情報分析表①(2018年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2018年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2018年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2018年度)

財務書類に関する情報②(2018年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

福岡県大牟田市の2018年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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