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地方財政ダッシュボード

静岡県下田市の財政状況(2022年度)

静岡県下田市の財政状況について、2022年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

下田市水道事業末端給水事業下水道事業公共下水道下水道事業漁業集落排水

収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2022年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2022年度)

財政力指数の分析欄

令和4年度の単年ベースでは財政力指数が0.46となり、令和3年度の0.45と比較して若干増加したが、3か年平均では0.46と減少した。近年では、平成25年度に単年ベースで0.49を記録してから増加傾向にあったが、平成29年度をピーク(0.507)に減少傾向にある。少子高齢化や大都市圏への人口流出による人口減少が顕著であり、税収の減少を筆頭に基準財政収入額が減少する要因である人口減少に対して、子育て支援や移住支援等の人口減少施策を実施し、歳入の確保に努め、健全な財政運営に努めていく必要がある。

経常収支比率の分析欄

平成30年度より庁舎建設、令和元年度より中学校統合の大型事業が実施されており、平成30年度の90.5%がピークとなっていた。平成30年度を境に改善傾向にあり、令和4年度は令和3年度の80.3から83.3と数値は悪化したものの、令和2年度以前よりも弾力性が高い数値となっている。これは、臨時財政対策債の減により分母である経常一般財源が減少したことによるものであると分析する。今後は引き続き交付税措置が有利な起債を借り入れる等、将来負担を可能な限り減らし、事業の見直しによる歳出削減、歳入の確保を強化し、経常収支比率の回復に努める。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

人口減少が顕著であり、毎年500人程度減少しており、毎年2%以上の減少が続いているため、分母の減少に歯止めがかからない。庁舎建設等の大型事業のほかに焼却場の長期包括委託等の事業が実施されており、物件費が増加しているため、人口減少施策とともに、今後想定される大型事業による物件費の増加以外の物件費について内容をより詳細に精査し、歳出削減を積み重ねていく必要がある。

ラスパイレス指数の分析欄

平成30年度の99.4をピークに若干の改善傾向にあるが、類似団体内平均を1.5ポイント上回っている。小規模自治体であり異動及び新規採用職員の年齢層等により職員数の多い自治体と比べ数値が変動しやすい傾向にあるが、今後は全国市平均や類似団体内平均と比較しながら適切な数値の維持を図っていく。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

分母となる人口が、過疎地における少子高齢化、人口流出の影響を受け、500人/年程度の割合で大幅に減少している。そのため、過去5年と同様に今後も増加傾向となることが見込まれる。また、人口は少ないが、市であることにより福祉事務所の設置等、人口同規模の町村に比べ、職員が増える固定要素もある。職員数については定員適正化計画に基づき、適正な人員の確保に努めていく。

実質公債費比率の分析欄

平成30年度の7.3をピークに改善傾向にあったが、令和4年度6.2%で、令和3年度の5.9%より悪化した。これは、緊防債・過疎債等の償還開始による元利償還金の増に伴う分子の増及び臨財債発行可能額の減等に伴う分母の減によるものと分析する。既に始まっている庁舎建設などの大型事業と、平成29年度より始まった過疎対策事業債などにより、今後も公債費の増が見込まれるため、事業を精査し、借入額の抑制を図る必要がある。

将来負担比率の分析欄

平成29年度から令和元年度にかけて将来負担比率が増加していたが、令和2年度は57.5と改善が見られ、令和4年度は48.9ポイントで、令和3年度より改善した。主な原因としては、平成3年度同意下水道事業債の償還完了等に伴う公営企業債等繰入見込額の減及び財政調整基金等の積立増に伴う充当可能基金の増により、数値の増要因を減要因が上回ったものであると分析する。引き続き、庁舎建設等の大型事業が予定されており、地方債残高の増加が避けられないため、借入れにあたっては、条件の有利な起債の選択等の配慮を行い、将来負担の減少を検討していく。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2022年度)

人件費の分析欄

類似団体内平均を1.4ポイント下回り、昨年度から0.9ポイント増加した。主な要因としては、退職者の増に伴う退職手当負担金の増等に伴うものである。定員適正化計画や、民間事業者への業務委託等を検討し、適正な人員管理に努める。

物件費の分析欄

類似団体内平均を0.9ポイント上回り、昨年度と比較すると1.2ポイント増加した。主な要因としては、漁港整備及び通学バス等の委託料の増に伴い数値が増加したものと分析する。今後は大型事業の進捗により、物件費の増加が予想されること、公共施設等総合管理計画に基づく、既存施設の更新・解体関係費用等による経費が発生していくことが予想される。

扶助費の分析欄

類似団体内平均を2.5ポイント下回り、昨年度と比較しても0.1ポイント減少した。主な要因としては、子どもの数の減少に伴う児童手当の減等によるものと分析する。今後もこの減少が一過性のものであるのか引き続き減少していくのかを注視していく必要がある。

その他の分析欄

類似団体内平均を0.2ポイント上回っており、昨年度と比較して0.6ポイント増加した。主な要因としては、介護保険特別会計繰出金の増である。本項目は、各会計への繰出金などが多くの割合を占めている。今後は、独立採算の原則に立ち返った料金の値上げによる健全化等を検討していく。

補助費等の分析欄

類似団体内平均を1.1ポイント下回り、昨年度と比較すると0.3ポイント増加した。主な要因としては、新規事業として市独自の子育て世帯応援給付金事業を実施したことによるものと分析する。今後も行財政改革の一環として行っている補助金交付事業評価を引き続き実施し、評価基準や視点の精査、事業効果の見極めについて、更なる整理を進めていく。

公債費の分析欄

類似団体内平均を5.2ポイント下回っているものの、昨年度と比較して、1.2ポイント増加した。主な要因としては、令和元年度同意デジタル無線の元金償還開始に伴うものと分析する。今後も平成29年度から借入れが始まった過疎対策事業債や予定されている大型事業について事業の精査、有利な財政措置の起債を活用し、公債費の増大を最小限に抑制するように努める。

公債費以外の分析欄

類似団体内平均を3.9ポイント下回り、昨年度と比較して1.8ポイント増加した。主な要因としては普通交付税や予算規模が大きく増えているため、公債費の占める割合が減少したことによる公債費以外の割合の増加であると分析する。今後、大型事業が予定されており、普通建設事業及び物件費の増加が見込まれる。そのため、歳出の取捨選択等のスリム化と一般財源の確保に努める必要がある。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2022年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2022年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2022年度)

分析欄

行財政改革の取組等により、実質収支は継続的に黒字を確保しており、令和2・3年度に引き続き実質単年度収支についても黒字となった。財政調整基金の残高及び標準財政規模に対する割合も対前年比増でありこれはコロナ禍の受診控え等に伴う民生費及び衛生費の未執行額が多かったことに起因している。庁舎建設及び広域ごみ処理等の大型事業に伴い、財政調整基金を含めた基金の大幅な取り崩しを検討しており、引き続き中長期的な視点での行財政改革を進める。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2022年度)

分析欄

令和2・3年度決算に引き続き、一般会計は過去5年の中で最も大きい黒字額となった。また、下水道事業会計においては、令和元年度に公営企業に移行し、4年目の運営をしていく中で、引き続き黒字額を確保している。介護保険特別会計については、令和3年度ほどではなかったが、令和2年度以前に比べコロナ等の影響によりサービスの利用が減少しており、それに伴い給付費が減少し、繰越金が増加し黒字額も令和2年度以前より増加した。今後市庁舎建設、広域ごみ処理施設整備事業が本格化していくため、引き続き同程度の水準を保ちつつ、老朽化施設の更新を進めていく。

実質公債費比率(分子)の構造(2022年度)

分析欄

平成19年度以降公的補償金免除繰上償還の実施や大型起債事業の抑制によって、一般会計における元利償還金と公営企業債の元利償還金に対する繰入金の計は、平成28年度まで毎年減少傾向にあった。しかし、令和2~3年度にデジタル無線整備事業及び統合中学校整備事業という大規模事業の財源に起債を充てており、さらに今後庁舎移転事業や広域ごみ処理施設整備事業が予定されており、元利償還金の増加は避けられず、平成29年度の過疎地域の指定に伴う過疎債の借入開始に伴い、元利償還金は増加すると考えられるため、交付税措置が有利な借入れの選択、徹底した事業精査を行い、その他の借入れを抑制することにより分子の増大抑制を図っていく。

将来負担比率(分子)の構造(2022年度)

分析欄

一般会計等に係る地方債の現在高は、新規借入額が起債償還額以内となるよう事業を整理、縮小したことにより減少してきたが、近年平成29年度に過疎団体に指定され過疎債の借入が増加していることにより地方債残高及び基準財政需要額が増加している。加えて庁舎建設事業、広域ごみ処理施設建設事業等の大型事業を予定しており、令和4年度は減少したが、今後は増加する見通しである。また、事業執行に当たっては基金の充当も考えており、充当可能財源等も減少することとなるため、将来負担比率の分子は大幅に増大する。今後は起債償還額に対する新規借入額の割合を抑制することにより早期の地方債残高の縮小に取組むよう努めていかなくてはならない。

基金残高に係る経年分析(2022年度)

基金全体

(増減理由)ここ数年増加しており、理由としては次の2点が挙げられる。1点目は、平成29年度より過疎地域に認定されたため、過疎対策事業債の発行が可能となった。過疎対策事業債の発行が増えることによる将来負担の増を抑制するため、過疎対策事業債発行額のうち、普通交付税の基準財政需要額に算入されない約3割相当額を減債基金に積み、償還原資とすることとしたため、減債基金が増額となっている。2点目は、ふるさと応援基金の積み立てが繰り入れの倍程度の額となっており、ふるさと応援基金が増額となっている。(今後の方針)今後庁舎建設や広域ごみ処理施設整備等の大規模事業その他の市有施設の維持修繕に費用が重なっていくことが想定されるため、財政調整基金の積み立てと取り崩しのバランスに注意しつつ、財政調整基金と減債基金の残高確保を目指していく。

財政調整基金

(増減理由)前年度に引き続き増加している。これはコロナ禍により民生費や衛生費で事業の執行残が多くなり繰越金が増加したため財政調整基金に積み上げる金額が増加している。また、災害等による臨時的な支出も少なかったため、結果的に大きく増加している。(今後の方針)引き続き緊張感をもって財政運営に努め、10億円を維持していくことを目指していく。

減債基金

(増減理由)平成29年度より発行可能となった、過疎対策事業債の発行額が増えることにより、将来負担が増加するため、それを抑制する目的で、発行額の3割を積み立てて償還原資としている。また、令和3年度は、追加交付となった普通交付税の一部を減債基金に全額積み立てたため例年より大幅に残高が増加したが、令和4年度は追加交付がなかったため、昨年よりも増加が少なかった。(今後の方針)今後も過疎対策事業債の借入れに合わせて積み増しし、過疎対策事業債の償還に合わせて取崩しを行っていく。

その他特定目的基金

(基金の使途)下田市庁舎建設基金・・・・・・市庁舎を建設するために必要な資金を積み立てるための基金下田市ふるさと応援基金・・・・下田市ふるさと応援基金条例に資することを目的とした事業に要する経費に充てるための基金下田市子育て支援基金・・・・・子育て支援活動の推進を図るための基金下田市ほのぼの福祉基金・・・・高齢者福祉活動の推進を図るための基金下田市景観まちづくり基金・・・・景観まちづくり活動の推進を図るための基金(増減理由)下田市庁舎建設基金・・・・・・大規模事業が行われなかったため増減なし。下田市ふるさと応援基金・・・・事業への充当金額が40百万円減少したことによる。下田市子育て支援基金・・・・・寄附額の増により、基金積立金が取崩額を16百万円上回ったことによる。下田市ほのぼの福祉基金・・・・寄附額の増により、基金積立金が取崩額を4百万円上回ったことによる。下田市景観まちづくり基金・・・・寄附額の増により、基金積立金が取崩額を7百万円上回ったことによる。(今後の方針)下田市庁舎建設基金については、予定されている庁舎建設事業の財源として、計画的な積み立て・取り崩しを行っていく。ふるさと応援基金等については、積立額の増額に努め、事業執行の財源として計画的に取り崩しを行っていく。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2022年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

有形固定資産減価償却率については、類似団体平均値を大きく上回っている。これは、平成半ばの頃に財政緊縮措置として固定資産の更新を先送りとしたことに起因するものである。令和3年度との比較では数値が1.6ポイント悪化しており、これは庁舎の耐震工事や市民会館の修繕を、その他の施設の減価償却が上回ったものと分析する。今後、新庁舎の建設や一般廃棄物処理施設の大規模な更新、令和3年度に統廃合を実施した中学校の解体等が控えているため、数値が大きく変動することが見込まれている。

債務償還比率の分析欄

債務償還費率については、類似団体平均とほぼ同じである。平成30年ごろに高止まりし、普通交付税の増加に伴う分母の増等の要因で低下傾向にあったが、令和3年度との比較では27.3ポイント悪化しており、これは緊防債の本償還開始等によるものと分析する。また今後も、過疎債の本償還開始や庁舎及び一般廃棄物処理施設の整備など大規模事業が控えているため、分子の増に伴い上昇していく見通しである。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

将来負担比率は48.9ポイントであり、前年比より△9.1ポイントとなっている。過疎債等起債の新規借入れによる増を下水道事業の公営企業債等繰入見込額の減や基金等の増による充当可能財源の増が上回ったことによるものであると分析する。大規模事業を過疎債をはじめとした起債に頼らざるを得ない当市において将来負担比率は類似団体より依然として高い傾向にあり、今後控える庁舎建設や広域ごみ処理施設といった事業等を勘案すると、さらに上昇することが見込まれている。また、有形固定資産減価償却率については、これら大規模事業を行うと低下する可能性があるが、図書館等その他の公共施設も老朽化が進んでおり、低下に転じるかどうかは不透明である。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

実質公債費比率については、平成30年度をピークに低下傾向にあったが、令和4年度は上昇に転じた。これは、緊防債や過疎債等起債の元利償還金の増による分子の増及び臨時財政対策債発行可能額の減による分母の減が要因であると分析する。一方で将来負担比率については、公営企業債等繰入見込額の減や基金等充当可能財源の増により前年比より△9.1ポイントとなっている。しかしながら、類似団体と比較しても依然として高い傾向にあり、今後も過疎債の借入等の影響で増加する見通しである。それに伴い、実質公債費比率も比例して上昇する見通しであると分析する。

施設類型別ストック情報分析表①(2022年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2022年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2022年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2022年度)

財務書類に関する情報②(2022年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

静岡県下田市の2022年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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