事業・施設概要
| 都道府県 | 神奈川県 | 経営主体 | 箱根町 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A9 | 行政区域内人口 | 10,860人 |
| 現在給水人口 | 4,576人 | 給水区域面積 | 5,279ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率は100%を上回り、単年度の収支は黒字となりました。②累積欠損金比率は引き続き0%、③流動比率は100%以上であり、類似団体平均値及び全国平均は下回っていますが、短期的な債務に対する支払い能力はある状態です。④企業債残高対給水収益比率は前年より減少しましたが、ここ数年はほぼ横ばいとなっており、類似団体平均値と比べ低い水準となっています。また、⑤料金回収率は給水収益の増加により、2年ぶりに100%以上となり、類似団体平均値及び全国平均に比べ高い水準となっています。⑥給水原価は経常費用の増加はあったものの、有収水量の増加もあったため、引き続き類似団体平均値に比べ低い水準となっています。⑦施設利用率は類似団体及び全国平均に比べ低くなっていますが、当町は観光地であるため、住民のほかに季節変動が大きい宿泊施設等の最大需要に対応する必要があり、通年での施設利用率は低くなっています。⑧有収率は例年横ばいであり、類似団体平均値と比べ高くなっていますが、引き続き効果的な漏水修理等を実施し、改善に努めていきます。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率は類似団体平均値より高く、老朽化が進み、更新が進んでいない状況です。②管路経年化率は、類似団体平均値及び全国平均に比べ低くなっていますが、増加傾向にあります。当町は老朽化している施設が多いため、随時施設を更新していく必要がありますので、令和3年度に策定した「アセットマネジメント計画」に基づき、水需要の動向を踏まえた施設規模の最適化(ダウンサイジング等)を図るとともに、施設の計画的な更新や長寿命化を推進してまいります。
全体総括
令和4年度は感染症に対する緩和措置が進み、観光客が増加したことで、給水収益は前年に引き続き増となりましたが、事業費用では、エネルギー価格高騰等の影響により動力費等が増となりました。近年の物価高騰の影響や、老朽化の進行に伴う維持管理対策、自然災害への対策を推進していく必要があり、今後とも厳しい経営状況が続くと予想しています。水道料金につきましては、消費税の転嫁を除いて、平成13年度以降、改定を行っていませんが、「箱根町新水道ビジョン」や「箱根町水道事業経営戦略」に基づき、健全な経営に努めつつ、今後の需要予測とともに設備の更新計画と合わせて慎重に検討してまいります。
経営状況
収支構造
総額3.9億円
総額3.7億円