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地方財政ダッシュボード

千葉県習志野市の財政状況(2014年度)

🏠習志野市

地方公営企業の一覧

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収録データの年度

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地方財政AI: RAGエンジン(試験中)※直近3年の文書で要約します。現在は質問文の変更はできません。

総括表

人口の推移

財政比較分析表(2014年度)

財政力指数の分析欄

本市の財政力指数は、類似団体平均よりも高い0.90となっていますが、平成7年度の1.02をピークに高齢者人口の増加等により低下し、普通交付税に依存した財政状況が続いています。今後は交付税に依存しない自主・自立した財政構造に転換することが望まれます。

経常収支比率の分析欄

本市の経常収支比率は、類似団体平均よりも高い94.4%となっています。平成8年度に過去最高の97.2%となり、その後人件費の削減等に取り組んできた結果、徐々に改善されてきたものの、物件費や扶助費の増加に伴い、依然高い比率で推移しています。今後も経営改革大綱に基づき、経常経費の削減に努めていきます。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

本市の人口1人当たり人件費・物件費決算額は、類似団体平均よりも高い125,554円となっています。これは、マンパワーによる行政サービスの充実に努めてきたため、職員数が類似団体よりも多いことが主な要因です。これまで職員数の削減に取り組んできましたが、今後も職員数の適正化に努めていきます。

ラスパイレス指数の分析欄

本市のラスパイレス指数は、類似団体平均より高い100.5となっています。国家公務員の時限的な給与改定特例法による平均7.8%の給与減額支給措置により、平成23年度、平成24年度に大幅に上昇していますが、平成25年度に給与減額支給措置がなくなり、措置前の水準に近い数値となっています。今後も適正な水準の確保に努めていきます。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

本市の人口千人当たり職員数は、類似団体50団体中41番目の7.59人となっています。これは、本市のまちづくりの基本理念である「文教住宅都市憲章」のもとに整備されてきた保育所、幼稚園、高等学校などの公共施設に職員を配置していることから、他市に比べて高い数値となっています。今後は第3次定員適正化計画に基づき、職員数の適正化に努めていきます。

実質公債費比率の分析欄

本市の実質公債費比率は、類似団体平均より高い7.1%となっています。過去からの起債や債務負担行為の償還が継続的に続くことから、ほぼ横ばいで推移する見込みですが、今後も債務の償還を積極的に進めていきます。

将来負担比率の分析欄

本市の将来負担比率は、類似団体平均よりも低い8.8%となっています。債務負担行為に基づく支出予定額を減少させてきたことから全体として比率は減少傾向ですが、今後も債務の減少を積極的に進めていきます。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2014年度)

人件費の分析欄

本市の人件費に係る経常収支比率は、類似団体平均よりも高い31.9%となっています。これは保育所、幼稚園、こども園、高等学校などを直営で運営しているために、職員数が類似団体平均と比較して多いことが主な要因です。今後は民間活力の導入などにより、人件費の抑制に努めていきます。

物件費の分析欄

本市の物件費に係る経常収支比率は、類似団体平均よりも高い23.5%となっています。これは類似団体と比較して多くの保育所、幼稚園、小学校、中学校、公民館、図書館などを所有しているため、その維持管理、運営経費が多くかかっていることが主な要因です。今後は施設のあり方を考え、物件費の抑制に努めていきますが、職員数の削減に伴い、委託化やパート化が進められていることから、物件費の増加が見込まれます。

扶助費の分析欄

本市の扶助費に係る経常収支比率は、類似団体中8位の9.1%となっています。これは児童福祉費及び生活保護費が類似団体平均より低いことが主な要因です。しかしながら、扶助費総額の大部分を占めている生活保護費は急激な上昇傾向にあることから、医療扶助の適正化など、財政を圧迫する上昇傾向に歯止めをかけるように努めていきます。

その他の分析欄

本市のその他に係る経常収支比率は、類似団体平均よりやや低い12.1%となっています。前年度比0.2ポイントの増加となっていますが、主な要因は、公共下水道事業特別会計繰出金で10.1%減となる一方、国民健康保険特別会計繰出金で12.1%、介護保険特別会計繰出金で7.3%増になったことによるものです。今後も、下水道使用料の見直しを定期的に行うなどにより、特別会計内での資金調達に努めてきます。

補助費等の分析欄

本市の補助費等に係る経常収支比率は、類似団体中5位の3.4%となっています。これは一部事務組合や国、県への負担金が類似団体よりも低いことが主な要因です。

公債費の分析欄

本市の公債費に係る経常収支比率は、類似団体平均よりやや低い14.4%となっています。臨時財政対策債の償還額が増加している一方、一般単独事業債の償還額が減少していることから、前年度比0.4ポイントの減少となっています。また公債費及び公債費に準ずる費用の人口1人当たりの決算額は、類似団体よりも低い5,768円となっています。これは債務負担行為に基づく債務の償還額が減少したためです。

公債費以外の分析欄

本市の公債費以外にかかる経常収支比率は、類似団体平均より高い80.0%となっています。これは、類似団体平均に比べ、扶助費や補助費等の経常収支比率が低くなっている一方、人件費や物件費の経常収支比率が高くなっているためです。

実質収支比率等に係る経年分析(2014年度)

分析欄

平成26年度決算における一般会計の実質収支額は26億8千4百万円で、実質収支比率(黒字額の程度を表す比率)は8.77%となっています。前年度に比べ、黒字額が1億6千7百万円増加したことにより、0.45ポイントの増となっています。財政調整基金については、剰余金処分として13億円を積み立てたことなどにより、平成26年度末の残高は、39億4千5百万円となりました。実質単年度収支については、マイナスとなっています。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2014年度)

分析欄

26年度決算における各会計の実質収支は、いずれも黒字であり、前年度に比べ連結黒字額は、24億7千2百万円減少しました。この減少の主な要因は、一般会計で実質収支額が1億6千7百万円、水道事業会計で4億3百万円増加した一方で、ガス事業会計で29億8千7百万円減少したことによるものです。連結実質赤字比率(黒字額の程度を表す比率)は40.63%で、前年度に比べ8.64ポイント減少しています。

実質公債費比率(分子)の構造(2014年度)

分析欄

26年度決算における実質公債費比率は7.1%で、前年度に比べ1.8ポイントの減少となっています。主な要因は、26年度単年度実質公債費比率が、23年度に比べ5.7ポイント減少したことによるもので、元利償還金等から算入公債費等を差し引いた実質公債費比率の分子が14億7千5百万円減少たためです。

将来負担比率(分子)の構造(2014年度)

分析欄

26年度決算における将来負担比率は、8.8%で、前年度に比べ6.0ポイント改善しています。主な要因は、将来負担額が18億2千7百万円減少する一方、充当可能財源等が2億5千1百万円増加したことによるものです。充当可能財源等の主な内訳としては、充当可能基金が2億4千2百万円減少、都市計画税等の充当可能特定歳入が4億3千1百万円増加、基準財政需要額算入見込額が4億4千万円減少しています。

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,