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地方財政ダッシュボード

栃木県日光市の財政状況(2018年度)

栃木県日光市の財政状況について、2018年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

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収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2018年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2018年度)

財政力指数の分析欄

当市の財政力指数は0.60で、類似団体の平均(0.74)や県内市町の平均(0.74)を下回り、県内14市中13番目と低い位置にある。特に、市税の徴収率は、93.3%と前年度より0.1ポイント上昇したものの、14市中12番目の状況にある。そのため、土地の評価額の漸減や、人口減少及び高齢化の進展に伴い課税額の増が見込めない中、更なる市税の徴収率向上に努めるとともに、「日光市まち・ひと・しごと創生総合戦略」により、企業誘致を推進し、工場などの進出による法人市民税や固定資産税、雇用の場の確保による個人市民税の増収を図ることにより、歳入の確保に努めていく。

経常収支比率の分析欄

当市の経常収支比率は99.8%となり、経常収支比率も類似団体と比較して高い状況にある。主な要因として、歳出においては、合併以降依然として経常経費に占める人件費の割合が高く、クリーンセンター維持管理における包括業務委託や指定管理委託料などを主とした物件費が増加した。一方歳入においては、市税収入額は横ばいで推移しているが、普通交付税は、平成28年度から合併算定替の縮減が開始されたことから減少傾向となる。平成29年度は徴収率向上による市税収入額の増加により、0.2ポイント減少する結果となったが、平成30年度は市税や普通交付税の減少により2.4ポイント増加した。人件費や物件費といった経常経費の圧縮により、経常収支比率の改善を図る必要がある。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

当市の人口1人当たり人件費・物件費等の決算額は176,337円で、類似団体の平均(109,426円)や県内市町の平均(115,695円)をともに大きく上回っている。特に、職員数が類似団体と比較して多いため、人口1人当たりの人件費が高くなっている。その理由は、広域圏の合併により一部事務組合の事業を引き継ぎ、単独自治体として消防事業を実施していることや、市域が広いため居住地や観光施設が点在し、分散型の消防防災体制を整える必要があり、類似団体と比較して消防関係職員が多いことなどが挙げられる。今後、職員定員適正化計画に沿って職員数の適正化を図るとともに、物件費等についても、財政健全化計画による削減を進め、毎年度予算編成時に抑制を図っていく。

ラスパイレス指数の分析欄

ラスパイレス指数は、平成20年度以降、概ね横ばい(国家公務員の時限的な給与改定特例法による措置がないとした場合)で推移している。これまで、55歳以上の原則昇給停止や昇格制度の見直し、現給保障の段階的廃止など国と同等の措置を行うことにより、全国市平均と同水準を維持している。今後も、より一層の給与の適正化を図るとともに人件費の縮減に努めていく。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

当市の人口千人当たりの職員数は10.96で、類似団体の平均(6.23)や、県内市町の平均(6.80)を上回っている。これは、広範囲な市域の行政サービスを維持していくため、地域の行政拠点施設を設置していることに加え、消防防災体制も分散型としていることから、類似団体に比べ職員数が多くなっている。当市の財政状況等に鑑み、職員数削減に取り組み、平成31年4月時点で、平成18年4月に比べ310人(普通会計)と職員定員適正化計画を超えて職員を削減しているものの、人口減少も進み思うような効果が表れていない。今後も、行政サービスの維持向上に努めながら、職員定員適正化計画に基づき、退職者補充率の抑制などにより、職員数の削減を行い、より適切な定員管理に努めていく。

実質公債費比率の分析欄

当市の実質公債費比率(過去3か年平均)は5.9%で、類似団体の平均(6.4%)を下回っている一方、県内市町の平均(5.8%)を上回っている。合併特例事業債や臨時財政対策債などの元利償還金の増加に加え、災害復旧費等に係る基準財政需要額も増加し、単年度の数値は悪化した。平成27年度に比べ、0.9ポイント悪化したため、過去3か年平均で0.3ポイント悪化した。今後、緊急度や住民ニーズを的確に捉えた事業の選択と集中を徹底し、地方債残高に注視しながら公債費と新規発行額の均衡を図りつつ、交付税措置のある市債を計画的に活用して適正な財政運営に努めていく。

将来負担比率の分析欄

当市の将来負担比率は62.8%で、類似団体の平均(24.2%)や県内市町の平均(0.4%)をともに上回っている。合併特例事業債や過疎事業対策債などの借り入れによる市債残高の増加に加え、平成30年度は市庁舎などの大型施設整備の財源として庁舎整備基金を取り崩したことにより充当可能基金残高が減少したため、前年度と比較して3.9ポイント増加した。地方債への過度な依存を避けなければならないことから、今後はより一層、緊急度や住民ニーズを的確に捉えた事業の集中と選択を徹底し、交付税措置のある市債の計画的な活用を図りながら、適正な財政運営に努めていく。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2018年度)

人件費の分析欄

広範囲な市域の行政サービスを維持していくため、地域の行政拠点施設を設置し、さらに消防防災体制も分散型としていることから、類似団体に比べ職員数が多くなっている。しかし、当市の著しい人口減少や厳しい財政状況に鑑みれば、効率的で効果的な行政経営に取り組まなければならない状況にあり、そのため、平成31年4月時点で、平成18年4月に比べ310人(普通会計)の職員を削減した。今後も、行政サービスの維持向上に努めながら、職員定員適正化計画に基づき、退職者補充率の抑制などにより、職員数の削減を行うとともに、効率的な行政組織体制や事務合理化による時間外勤務の抑制により、人件費の削減に努めていく。

物件費の分析欄

2市2町1村の広域合併により公共施設が点在し、類似施設も多い。また、世界的な観光地が存在することから、市営の観光施設を多く有し、その維持管理に要する費用が大きく、物件費に係る経常収支比率が高くなっている。さらに、類似団体と比較して職員数が多いため、職員定員適正化計画により職員数の削減を進める一方で、民間委託、指定管理者制度の導入を行っていることなどから、物件費は増加傾向にある。平成30年度においては、庁舎情報システム管理費等の減少により、0.1ポイント減少した。今後も抑制に努める必要がある。

扶助費の分析欄

扶助費に係る経常収支比率は、類似団体や県内市町と比較するとやや低い状況にあるものの、高齢化の進行や障がい者自立支援給付費の増、こども医療費の助成における県内医療機関を対象とした現物給付方式の高校3年生相当までの拡大など、市独自の社会保障施策の実施から増加傾向にある。そのため、今後、単独扶助費の見直しや資格審査などの適正化を図ることにより、上昇を抑制していく必要がある。

その他の分析欄

維持補修費、投資及び出資金、貸付金、繰出金などに係るその他の経常収支比率は、類似団体や県内市町と比較して低くなっている。これは、主に投資及び出資金や貸付金などに係る比率が低いことが理由として挙げられる。平成30年度は13.2%で、前年度から増減していないが、主な理由は分子である道路橋りょう等の維持管理費等が減少しているものの、分母の市税や地方交付税が減少したためである。今後は公共施設マネジメント計画により、施設保有量の適正化を推進し、維持補修費の平準化を図っていく。

補助費等の分析欄

補助費等に係る経常収支比率は、類似団体や県内市町と比較して大幅に低くなっている。これは、広域合併により一部事務組合の事務を引き継いだため、一部事務組合への負担金(補助費等に区分される)が大幅に減少したことによるものである。なお、補助金については、平成18年度に見直し基準を設け、整理合理化を行ったところであるが、近年増加傾向にあるため、財政健全化計画により、今後は住民サービスの低下を最小限に抑えながら、抜本的な補助基準の見直しを図っていく。

公債費の分析欄

公債費に係る経常収支比率は減少傾向にあったが、普通交付税等の経常一般財源が減少したため増加に転じた。公債費は、広域合併により一部事務組合の地方債を引き継いだことや、合併特例事業債などの積極的活用により、類似団体や県内市町と比較し高い状況にある。庁舎整備事業などの大型事業により合併特例事業債の発行が多額なことや、臨時財政対策債発行額の増加などから、公債費はしばらく高止まりが予想される。しかし、地方債への過度な依存を避けるため、緊急度や住民ニーズを的確に捉えた事業の集中と選択を徹底し、交付税措置のある市債の計画的な活用を図りながら、適正な財政運営に努め、各指標の改善を図っていく。

公債費以外の分析欄

人件費や物件費の経常収支比率が類似団体と比較して高いことから、公債費以外の経常収支比率も類似団体と比較して高い状況にある。平成30年度は職員定員適正化計画に基づく職員数の削減や時間外勤務の抑制により人件費が減少した一方、市税や地方交付税が減少したことにより、1.2ポイント増加する結果となった。今後も、社会需要の高まりにより障がい者自立支援給費や保育施設費などの扶助費の増加は避けられないものと見込まれるため、人件費、物件費及び補助費等といった経常経費の圧縮により、経常収支比率の改善を図る必要がある。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2018年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2018年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2018年度)

分析欄

財政調整基金の残高比率については、平成22年度に新規積立て(400百万円)を行って以降、ほぼ横ばいで推移していたが、平成28年度に400百万円、平成29年度に300百万円、平成30年度に450百万円、それぞれ取崩した。実質収支比率については、平成26年度に普通建設事業費(日光消防署建設の終了等)等の減により、平成27年度には普通交付税や地方消費税交付金の増により実質単年度収支は改善傾向にあったが、平成28年度は財政調整基金を取崩したことから2.2ポイント悪化した。平成29年度も普通交付税における合併算定替の縮減の影響等により財政調整基金を取崩したが、標準財政規模の減少により前年度と同水準になったものの、平成30年度は市税や普通交付税の減額等の影響により財政調整基金を取崩したことから、約2.9ポイント悪化した。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2018年度)

分析欄

平成19年度以降、いずれの年度においても、全ての会計において黒字であり、連結実質赤字額は生じていない。なお、黒字額の割合のほとんどを水道事業会計と一般会計で占めている。平成30年度における実質公債費比率や将来負担比率などの指標については、財政健全化法の基準で見ると、いずれの指標も早期健全化基準を下回っており、早期に健全化のための対応を必要とする状況ではないといえる。しかし、交付税への依存が高いことや地方債の残高が多いことなど、財政状況が厳しいことに変わりはないため、指標の動向などを注視しながら、今後も財政の健全化を図っていく。※平成30年度の「その他会計(黒字)」に含まれる会計温泉事業特別会計、公共用地先行取得事業特別会計

実質公債費比率(分子)の構造(2018年度)

分析欄

平成30年度における実質公債費比率の分子は1,264百万円となっている。元利償還金等(A)においては、地方道路等整備事業債や合併特例事業債などの償還終了があるものの、合併特例事業債や臨時財政対策債の増により、元利償還金が195百万円の増加となっているほか、分流式下水道に要する経費などで下水道事業に係る繰入金が微減にとどまったため、全体で増額となった。元利償還金等から控除する算入公債費等(B)においては、合併特例事業債や臨時財政対策債など交付税措置の割合が高い地方債を活用したため、算入公債費等が増となっている。これらの理由により、実質公債費比率の分子は前年度より59百万円の増となっている。今後、緊急度や住民ニーズを的確に捉えた事業の選択と集中を徹底し、地方債残高に注視しながら公債費と新規発行額の均衡を図りつつ、交付税措置のある市債を計画的に活用して適正な財政運営に努めていく。

将来負担比率(分子)の構造(2018年度)

分析欄

平成30年度における将来負担比率の分子は12,527百万円となっている。将来負担額(A)においては、合併特例事業債や学校教育施設等整備事業債の発行による地方債の現在高の増により2,501百万円の増となっている。一方、将来負担額から控除する充当可能財源等(B)においては、合併特例事業債や臨時財政対策債など交付税措置の割合が高い地方債を活用したため、基準財政需要額算入見込額は1,981百万円の増となっているが、庁舎整備基金等を取崩したことから、全体では1,875百万円の増に留まった。これらの理由により、将来負担比率の分子は前年度より624百万円の増となっている。地方債への過度な依存は避けなければならないことから、緊急度や住民ニーズを的確に捉えた事業の選択と集中を徹底し、交付税措置のある市債の計画的な活用を図りながら、適正な財政運営に努めていく。

基金残高に係る経年分析(2018年度)

基金全体

(増減理由)・基金への積立は高齢者福祉基金に5億円を積立てた一方、庁舎整備事業に伴い「庁舎整備基金」を2.1億円取崩したこと、「合併振興基金」から公共施設マネジメント計画に基づく公共施設の統廃合や長寿命化事業のため0.8億円取崩したこと、普通交付税における合併算定替の縮減の影響等により「財政調整基金」を4.5億円取崩したことにより、基金全体としては2.6億円の減となった。(今後の方針)・普通交付税の合併算定替による特例措置の適用期限終了や公共施設マネジメント計画に基づく公共施設の統廃合や長寿命化事業の推進のため、基金の活用を図っていく必要がある。

財政調整基金

(増減理由)・普通交付税における合併算定替の縮減の影響等により「財政調整基金」を4.5億円取崩した。(今後の方針)・財政健全化計画により、毎年の取崩額が10億円を超えないこととしているが、後年度の財源不足に備えるため、極力取崩しを抑制していく。

減債基金

(増減理由)・預金利子の積立てのみのため横ばい。(今後の方針)・大型施設整備の財源として合併特例事業債の発行が多額なことから、公債費はしばらく高止まりが想定されるため、これに備えて積立てを行ってきたが、令和5年度に庁舎整備事業を含む地方債償還のピークを迎えることから、減債基金の活用を図っていく必要がある。

その他特定目的基金

(基金の使途)・合併振興基金:市民の連帯の強化、地域振興並びに公共施設の適正配置及び長寿命化に関する事業の推進・庁舎整備基金:庁舎の整備に要する経費に関すること。・高齢者福祉基金:高齢者の福祉施策の推進に資する事業・地域医療整備基金:市内における産科又は小児科の医療施設又は医療設備の整備等、地域における医療体制の充実を図るために実施する事業・三日月福祉基金:福祉施策の推進に資する事業(増減理由)・合併振興基金:公共施設マネジメント計画に基づく公共施設の統廃合や長寿命化事業のため0.8億円取崩したことによる減少・庁舎整備基金:庁舎整備事業に伴い2.1億円取崩したことによる減少・高齢者福祉基金:高齢者の福祉施策に充てることを目的に基金を創設し、5億円を積立てたことによる増加(今後の方針)・合併振興基金:公共施設マネジメント計画に基づく公共施設の統廃合や長寿命化事業の推進を図るため減少が見込まれる。・庁舎整備基金:老朽化した庁舎の整備等を今後も実施していくことから減少が見込まれる。・高齢者福祉基金:高齢者福祉施設の整備・改修に伴い減少が見込まれる。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2018年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

平成30年度決算における有形固定資産減価償却率は69.2%であり、本庁舎を建て替えたことなどにより、前年度比-3.6ポイント改善した。一方で、類似団体平均と比べると9.4ポイント高く、日光市の所有する施設の老朽化が著しいことを示している。

債務償還比率の分析欄

資金収支計算書における業務活動収支の黒字分に対し、債務償還額が11.6倍であることを示し、前年度比+114.4ポイント増加した。類似団体平均と比較して約1.8倍(+516.2ポイント)ほど多い。これは、合併特例債や臨時財政対策債などの発行により地方債残高が増加した一方で、本庁舎整備事業の増などによる単年度収支の黒字額の減少や、財政調整基金の取り崩しによる地方債償還に充てられる基金残高が減少したことによるものである。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

平成30年度決算における将来負担比率は62.8%、有形固定資産減価償却率は69.2%であり、類似団体平均と比較して高い値で推移している。これは、合併特例債など有利な地方債を利用して施設等の更新を行っているが、既存建物の解体や統廃合が進んでいないため、減価償却費が累積していることが一因と考えられる。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

将来負担比率について、合併例事業債や緊急防災・減災事業債など交付税算入率の高い起債の活用により、充当可能財源等は増えている一方で、本庁舎をはじめとする日光庁舎、藤原庁舎などの建設事業の実施に伴い市債発行額が増加したため、前年度+2.9ポイントとなった。実質公債費比率については、一部の庁舎建設事業の償還が始まったことにより前年度+0.3ポイントとなったが、翌年度以降、元利償還金等の増により実質公債費比率は増加する見込みである。

施設類型別ストック情報分析表①(2018年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2018年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2018年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2018年度)

財務書類に関する情報②(2018年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

栃木県日光市の2018年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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