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北海道今金町:簡易水道事業の経営状況

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経営比較分析表(2023年度)

収益的収支比率

企業債残高対給水収益比率

料金回収率

給水原価

施設利用率

有収率

経営の健全性・効率性について

①収益的収支比率は95.01%と黒字指標である100%を下回っている状況であるが、類似団体や全国平均と比較すると高水準である。④企業債残高対給水収益比率に関して減少傾向であり、類似団体や全国平均と比較すると低水準である。⑤料金回収率は、類似団体と比較しても高水準で推移しているものの、近年の動向をみると減少傾向にある。⑥給水原価は、類似団体や全国平均と比較すると、給水原価は低水準で推移しておるものの、維持管理費にかかる経費の削減を目指し給水原価の減少に努める。⑦施設利用率は、類似団体や全国平均と比較すると低水準であり、減少傾向にある。そのため今後の施設の更新時にはダウンサイジングなど効率の良い運営を検討する必要がある。⑧有収率は90%以上と高く、類似団体や全国平均と比較しても高水準を維持し、また年々有収率も微増であることから今後も引き続き、有収率の上昇に努める。

管路更新率

老朽化の状況について

老朽化が著しい管路や設備が多く、大規模な更新を行っていないため、収支バランスと今後の人口推移を検証し、適切な更新について検討する必要がある。

全体総括

現状においては健全な経営状態と言えるが、基金を取り崩し運営している実態もあり、今後の老朽化した設備等の更新費用や、人口減少等による収益低下を考慮すると、今後の経営状況は悪化することが考えられるため、設備更新時にダウンサイジングなどで費用の抑制を検討しながら経営維持を行っていかなければならない。

出典: 経営比較分析表,

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