北谷町:公共下水道

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経営比較分析表(2018年度)

経営の健全性・効率性について

平成30年度決算は9,065千円の純損失を計上しております。これに関連して、「①経常収支比率」「⑤経費回収率」の指標値が100を割り込んでいる状況です。欠損金は処分せずに繰越欠損金としたことから、「②累積欠損金比率」にも値が計上されております。一方、「⑥汚水処理原価」については82.90円と、類似団体平均175.05円及び全国平均136.86円と比較して大幅に小さい値となっていること、また、水洗化率が97.05%と高い水準にあることから、効率的事業経営が図られているものと考えます。また、「④企業債残高対事業規模比率」については、類似団体平均及び全国平均と比べて低い状況となっていますが、今後、施設更新が控えており、経営の硬直化を防ぐため、投資の平準化と企業債発行の抑制を検討してまいります。なお、平成31年3月に経営戦略を策定し、令和元年7月から下水道使用料を改定しております。このため令和元年度決算からは黒字に転換する見込みです。今後も引き続き健全な事業経営に取り組んでまいります。

老朽化の状況について

北谷町においては法定耐用年数である50年を超過した管渠は無いものの、敷設後30年を経過した管渠を対象に下水道長寿命化計画を策定し、平成26年度から工事に着手しております。「③管渠改善率」0.69%は類似団体及び全国平均に比して高い値となっておりますが、管渠の耐用年数(50年)を考慮すると、決して十分な改善率ではないと認識しております。現在、ストックマネジメント計画を策定中であり、より計画的な施設の更新に努めてまいります。

全体総括

費用の効率性や老朽化対策については類似団体平均や全国平均に比して概ね良好な状況であると考えます。2年連続での赤字決算となりましたが、平成31年度末に経営戦略を策定し、その財政投資計画を踏まえて令和元年7月より使用料を改定いたしました。令和元年度決算においては黒字に転換し、経営指標も改善する見込みとなっております。策定した経営戦略や、現在策定中のストックマネジメント計画を踏まえ、より健全で効率的な経営の実現と計画的な施設の更新に取り組んでまいります。

類似団体【Cd1】

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