経営の健全性・効率性について
本村の下水道事業は、50%前後の収益的収支率及び経費回収率が類似団体と比較しても以前低い水準にある。経費回収率からもわかるとおり、経営に必要な経費の多くを使用料収入以外から賄っており、健全性な経営状況ではないといえる。今後は、更なる水洗化率の向上や経費回収率などの向上を図る対策を講じ、また、PDCAサイクルにより継続的な進捗管理を行い経営状況の改善を図る必要がある。
老朽化の状況について
施設の計画的な更新等に向けて経営の健全化を図るとともに、効率的な長寿命化対策を徐々に進める必要がある。
全体総括
使用料収入以外の収入に依存している比率が高いため、更なる水洗化率の向上や経費回収率の向上などの対策を進め、PDCAサイクルにより継続的な進捗管理を行い経営状況の改善を図る必要がある。また、今後の計画的な施設や管路の更新を中長期的な視点で図っていく必要がある。