🗾19:山梨県 >>> 🌆早川町
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財政力指数の分析欄人口の減少や全国平均を上回る高齢化率に加え、町内に雇用の場となる産業が少ないこと等により、財政基盤が弱く、類似団体平均をかなり下回っている。事業の必要性、緊急性、成果見込等を十分考慮し、優先順位の高い事業に重点化していくと共に、町税の徴収率向上に努める。 | |
経常収支比率の分析欄歳入では経常一般財源である普通交付税が前年度と比較して0.7%増し、歳出の公債費が4.1%減少したこと等により、経常収支比率は70.0%と類似団体平均値を下回っている。 | |
人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄人口規模が小さいことから、人口一人当たりの人件費、物件費は高くなっているが、平成27年度は役場庁舎新築に伴い防災行政無線機器の移設委託料や設計監理委託料、さらに事務用備品購入費等が増加したため、高い割合となっている。 | |
ラスパイレス指数の分析欄現行の職員給料は年功的な体系となっているが、職務能力や職責に応じた職給制度への取り組みを図りつつ縮減に努める。 | |
人口1,000人当たり職員数の分析欄町の人口規模は少ないが、面積は370平方キロメートルと広大であるため、人口千人当たりの職員数は類似団体平均を上回っている。今後も民間委託や指定管理者制度を活用し、少ない職員であっても住民サービスの向上が図れるよう組織改革を実施していく。 | |
実質公債費比率の分析欄臨時財政特例債の繰上げ償還や過去の大口の過疎対策事業債の償還終了により、実質公債費比率は類似団体平均を大きく下回っている。今後も地方債の繰上げ償還を実施するとともに事業内容をよく精査した上で、有利な地方債借り入れに努めていく。 | |
将来負担比率の分析欄将来負担額よりも充当可能の財源が上回るため、将来負担比率はない。 |
人件費の分析欄人件費は類似団体平均及び全国平均とほぼ同じ水準である。管理職手当や時間外手当等の抑制を図りつつ、定員管理や給与水準の適正化をさらに進め、引き続き健全な数値の維持に努める。 | |
物件費の分析欄平成25年度までの物件費は、需用費や委託料等の節減により類似団体平均よりも低い水準ではあったが、平成26、27年度の庁舎新築に伴い防災無線機移設委託や備品購入費によって大幅に増加した。 | |
扶助費の分析欄扶助費は社会福祉費(障害者自立支援給付費、老人保護措置費)の占める割合が大きく、類似団体平均を若干下回っているが、ほぼ平均的な水準である。少子高齢化に要する経費は今後も増加していくと予想されるが、サービスの範囲、水準を検討しつつ、財政の圧迫につながらないよう現状維持に努める。 | |
その他の分析欄その他は、簡易水道事業特別会計への繰出金が主なもので、類似団体平均及び全国平均を下回っている。今後、町内19箇所の簡易水道施設を順次改修することを予定しており、経常収支比率の上昇が見込まれる。水道料金の見直しや経費削減等の取り組み強化に努める。 | |
補助費等の分析欄補助費は、一部事務組合への負担金の占める割合が大きく、類似団体平均や全国平均とほぼ同じ水準である。補助金等の交付については、事業の必要性、妥当性、有益性を十分検証し、削減に努める。 | |
公債費の分析欄公債費は臨時財政対策債の繰上げ償還や過去の大口の過疎対策事業債の償還終了により、類似団体平均を大きく下回っている。今後、防災行政無線デジタル化事業等の大型事業を予定していることから起債残高、償還金の推移等しっかり分析、把握し、将来を見据えた管理に努める。 | |
公債費以外の分析欄公債費以外の各指標の大部分は、類似団体平均及び全国平均を下回っている。 |
議会費は、職員給の増によるもの。総務費は新庁舎建設事業の増と、防災行政無線デジタル化事業の財源とするための基金積立金の増による。民生費は臨時保育士の増による。衛生費は小規模水道施設の工事の減によるもの。農林水産業費は林道整備工事費の減によるもの。商工費は南アルプスエコパーク拠点施設整備の増によるもの。土木費は橋梁耐震補強工事の減によるもの。消防費は新庁舎建設に伴い防災行政無線機移設委託料等の増によるもの。教育費は学校給食センター新築工事の減によるもの。災害復旧費は災害による費用が発生しなかったことによるもの。公債費は過去の大口地方債の償還終了によるもの。
人件費は退職による職員数の減少や事業費支弁に係る人件費が増加したため、前年度よりも減少した。補助費等は指定管理料を平成26年度より補助金から委託料に変更したため前年に比べると減少したが平成27年度は一部事務組合への負担金が増えたため増加した。物件費は平成26年度から27年度にかけて庁舎を新築したことに伴って、防災無線機器の移設委託料や庁舎備品購入があったため増加した。普通建設事業費は、庁舎を新築したことにより増加した。公債費は過去の大口地方債の償還終了や臨時税政対策債の繰上げ償還を実施してきた結果減少している。積立金は、平成30年度から平成32年度にかけて実施予定の防災行政無線デジタル化事業の財源とするための財源に充てるため増加した。繰出金は簡易水道事業特別会計や介護保険特別会計への繰出金が増加したため。
分析欄実質収支及び実質単年度収支は黒字である。その主な要因としては、平成24年度から平成26年度の普通交付税が平成23年度以前と比較して増加したことにより、建設事業等が地方債発行や基金取り崩しを行わずにできたためである。今後は、平成30年度から32年度にかけて防災行政無線デジタル化事業等の大規模事業を予定しており、その財源として基金を取り崩すことになると思うが、有利な地方債の活用や、より一層の行政経費削減に努め、財政の健全化を図っていきたい。 |
分析欄一般会計や公営企業会計などを含むすべての会計の実質収支は黒字である。今後も事業の緊急性、有効性等の検証等握に努め、引き続き財政の健全化を図りたい。 |
分析欄臨時財政対策債の繰上げ償還や過去の大口過疎債の償還終了により、実質公債費比率は類似団体平均を大きく下回っている。今後も地方債残高、償還金の推移予測等しっかり分析し、将来を見据えた管理に努める。分析欄:減債基金 |
分析欄将来負担額よりも充当可能財源が上回るため、将来負担比率はない状況である。今後防災行政無線デジタル化事業の財源として、大規模に基金を取り崩すことを予定しているため、充当可能財源の減少が見込まれる。公債費の繰上償還や経常経費の抑制を図り、財政健全化に努めたい。 |
基金全体 | |
財政調整基金 | |
減債基金 | |
その他特定目的基金 |
有形固定資産減価償却率の分析欄 | |
債務償還比率の分析欄 | |
分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析 |
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分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析 |
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